~目指せスタイリスト平均年収500万円の店 編~ | 美容室業界のタイガーマスク(革新者)網野三之助

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美容師・美容室経営の【お金】にまつわるお話。
~目指せスタイリスト平均年収500万円の店 編~


美容師の平均年収をご存知でしょうか?

平均年収273万円、平均月収22万円です。

これはすべての美容師の平均ですのでオーナー・店長・スタイリスト・アシスタントを含んだ平均です。

総数に対しての大半はスタイリストとアシスタントですのでそこをピックアップすると全体の数値より若干落ちると思いますので年収250万円、月収20万円といったところでしょうか。


そこから更にスタイリストとアシスタントに分けた場合、

アシスタント平均年収210万円、月収17万円。

スタイリスト平均年収280万円、月収23万円。

といったところだと思います。


一般企業の平均年収が400万円と言われていますから両方低いですね。


昔に比べアシスタントの平均年収は上がったと思います。


それは【求人問題】【美容師減少問題】にあり給与を上げる対策を取っているからだと思います。

しかし1番根本的な対策をしなくてはいけないのはスタイリストの平均年収です


美容師を仮に30年やったとしてアシスタントの期間は3~4年。


年齢も21~25歳くらいですよね。

それ以降の期間はスタイリストです。

年齢は26~50歳。

アシスタントの期間21~25歳と言えば大卒で考えると大学3年生から社会人3年以内。

そう考えると平均収入が少ないといってもこの期間に稼ぐお金は変わらないか美容師の方が上です。

もうお解かりですよね。


問題は、いや大問題はここからです。

ここからどんどん一般企業と差がついていくのです。

そして気がつくと一般企業平均年収と比べて150万円もの差が生まれていくのです。

そうスタイリストになってからです。26歳以降になってからです。

しかし今の美容室業界のシステムではこれが画期的に変わることはありません。

これは断言できます。



サロン単体で何か変わろうとしてもほとんど変わりません。

業界全体で根本から変わらない限り美容室全体、美容師全体が変わることはありません。

でも残念なことに業界全体で変わることもありません。

ではどうするか?

変わろう変えようとしている人やメーカーや企業と繋がり自分のサロンだけでも抜け駆けして変われば良いのです。


この際、全国サロン平均は考えないようにしましょう。

目指すはスタイリスト平均年収500万円。


これを現実にすればその頃そのサロンはいろいろな問題が解決しているはずです。


その現実があればアシスタントの年収はそのままか現状以下でも入ってきますし辞めません。


夢がありますから。


現在のスタイリスト年収280万。。。

夢や希望がない数値です。


逆に夢や希望があれば頑張れるし続くのです。


『離職率、求人問題、美容師減少』

この問題はお金の問題じゃない!!

美容師を志すのはお金じゃない!!

とおっしゃる方もいるとは思いますが。

もちろんその意見を否定するつもりはありません。

しかし美容師も人間であり社会人ですのでお金は大きいです。

特に26歳以上になれば。

30歳以上になればもっと大きい。40歳以上になればもっともっと。


この結果は美容師の年代別人口にも現れていますし、平均年齢にも現れていると思います。

だからスタイリスト平均年収500万円を目指さなければいけないのです。


実現すれば様々な問題が解決すると言ったのも。

離職問題、スタッフ独立問題にも解決の糸口となります。

ではどうやって実現させるのか?

本当に実現できるのか?



出来ます!


固定観念を振り払い根本から見直して行動すれば。

正直、スタイリスト自身の力だけでは難しいです。

売り上げを月平均150万円いけばその人は大丈夫かもしれませんがスタイリスト全員の平均ですからね。

スタイリスト全員が月150万円!


無理だとは言いませんが現実難しいのは確かで実現させているサロンは1%以下なのは間違いないです。

そう経営者が経営を根本から見直しシステムから物流まで考えてサロンの利益を上げていかなければいけません。


皆さん本気で考えてみませんか?

続きはまた。

網野参吉