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「時空警察ヴェッカー」シリーズの原作・監督 畑澤和也の個人ブログです。
現在中国広東省で活動中



時空警察ヴェッカー
時空警察ヴェッカーD-02

時空警察ヴェッカーシグナ
時空警察ハイペリオン ペンデルヴェッカー
時空警察ヴェッカーSIGHT チームヴェッカー
時空警察ヴェッカー デッドリーナイトシェイド シオン&レン
時空警察ヴェッカーKAI ノエルサンドレ リン&アリサ
時空警察ヴェッカーKAI 彷徨のエトランゼ チームプレアード
時空警察ヴェッカー1983 ヴェッカーC-83
時空警察ヴェッカー1983 ヴェッカーリリーズ
時空警察ヴェッカー1983 クロノフォースヴェッカー
時空警察ヴェッカー改 ノエルサンドレ リン&アリサ×レピス&リタ


「キカイダーRE BOOT」公開されましたね!

早く観に行ける様に全力でスケジュール調整中!


周知の通り、伴大介さんも前野究治郎というそのまんまの役名でご出演!

「キカイダー」の再起動は僕らファンにとってもですが、伴さんもずーっと前から切望されていた事。

お会いする度にその実現への想いを聞かせて頂いてました。

池田駿介さんが…そして平山亨先生が…何より石ノ森先生がご存命のうちに実現出来ていたら…とも仰ってましたが、今更ながら、本当に実現してよかったと心から思います。


そして

「宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION」


これも周知の通り、渡洋史さんが31年ぶりに伊賀電としてご出演!

「ギャバン」に続き、「シャリバン」の単独作品としての復活(「シャイダー」と連動?ではありますが)は渡洋史さんにとっても悲願だった事です。

伴さん同様にお会いする度にその想いを聞いていました。


伴大介さんは世界で誰よりも「キカイダー」を愛している方で

渡洋史さんは宇宙で誰よりも「シャリバン」を愛している方だとも思います。



僕にとっては「人造人間キカイダー」のジローは最初に憧れた{「仮面ライダー」よりずっと)ヒーローであり(20代はずっとジローのコスプレで生活していた)

「宇宙刑事シャリバン」の伊賀電は最初に会いに行った(会いたかった)ヒーローです。


「キカイダー」は約40年


「シャリバン」は約30年


もう一度映像の中でジローと伊賀電に会えるこの日を、どんなに待っていた事か(ジローは旧ジローになっちゃったけど)。

同じ感慨をお持ちの(同年代付近の)方も多いことと思います。

ここで言うまでもなく伴大介さんは1970年代を、渡洋史さんは1980年代を代表するヒーロー俳優だと思うから。

これは私見ですが、お二人に共通する魅力はいつまでも輝き続ける少年のような瞳です。


この世に悪がある限り、この世に敵がある限り♪

あきらめない、投げ出さない、最後の最後の最後まで負けない♪


そんなお二人と、もう長い間親交を続けさせて頂けているのは今思うと本当に光栄な事ですね。

伴さん、渡さんと3人でお会いした事も1度や2度じゃないし

「ヴェッカーDNS」では一応「共演」されてますしね。(DNSでの伴さんは最初のヴェッカーの生みの親ですからね!役名が「伸一郎」なのも偶然ではない!)

お互いにシンパシーを感じていらっしゃるようでもありました。


僕が中国へ行ってからも帰国する度にほぼ毎回お会いしてました。

(渡さんはちゃんと?「改ノエルサンドレ」も観に来てくれてましたよ)


こうして両作品が「復活」した今も、お二人とも変わらず「元気か?」「また会おう」と言ってくださいます。




僕は今はもう何もない(苦笑)のにね。




そもそも「時空刑事」は「宇宙刑事」と「時空戦士」から生まれた(とウィキペディアに書いてある笑)んだし。事実20周年を迎える前に「宇宙刑事」復活!を目指して動いていた事から派生して誕生したのが「時空刑事」「時空警察」だという面も少なからずあります。

渡さんと二人で東映本社に挨拶に(今にして思うと何で?)行ったのが昨日の事のようです。

お気づきかと思いますが、初代ヴェックフォームはミミーとダイアナ&ヘレンの衣装の自分的解釈です。


そして「ヴェッカー」のテーマの側面として必ず描かれる「人造人間の悲哀」はジローの存在なくしてはなかったでしょう。

ギルの笛に負けて光明寺博士の首を絞め、「じたばたするな光明寺!抵抗すると命を落とすぞ!」と言いながら目には涙を浮かべていたジローを今でも思い出します。




2014年はそうして記念すべき「復活」の年になった。

そんな2014年に「ヴェッカー」の、というか自分の「新作」を発表できないのは悔しいやら哀しいやらですが…


この世に時空犯罪者がいる限り、あきらめないで投げ出さないで、最後の最後の最後まで負けなければ(何に?)、きっと「ヴェッカー」も、いつか真の意味で「復活」出来ると思います。



明日からも、お二人の背中を追いかけて

いつかまた一緒に同じ道を歩きたいと



心から思います。




…という訳で既に予約してくださった方もいらっしゃるようですが(^∇^) 舞台「時空警察ヴェッカー1983」のDVD発売が決定しました。

以下リリース情報コピペ。

品番:AIPJ4 発売日:2014/7/2 価格:\4,800 (税別)

販売:ハピネット

DVD仕様:DVD×1枚/収録分数「時組公演」本編約110分


作品紹介:1983年。平凡な高校生・工藤かをると親友の田中純子たちは、学園祭の迫った夏休みのある日、タイムカプセルに入れる物を捜しているうちに、1枚のレコードを見つける。そのレコードを狙い、23世紀の未来から時空刑事サナたちヴェッカーC-83、その百年後の時空刑事のヴェッカーリリーズ、さらにその百年後の時空刑事のヴェッカーFDLが、それぞれ異なる3つの未来の世界から別々の目的を携えて出現。レコードと、かをるが秘めていた重大な秘密を巡り、三つ巴の戦いが繰り広げられる。


キャスト:加藤里保菜/玉川来夢/金澤有希/船岡咲/山本千尋/なあ坊豆腐@那奈/宮原華音/綾乃彩/田井中茉莉亜/春原優子/遠藤瑠香/金田瀬奈/門田紗季/長沢美樹(特別出演)【時組】 横山利奈/池田裕子/渡辺ありさ/五十嵐夏実/勝田麗美/鍵谷まみ/新平真里亜/小林千莉/花音


【同時発売タイトル】

『デジタルホムンクルス』(月組・星組公演・2枚組) 品番:AIPJ1 価格:\6,800 (税別)

『ALICE IN PROJECT -THE MOVIE-』(2枚組)品番:AIPJ2 価格:\6,800 (税別)

『RIN-RIN-RIN ヒーローはいつも君のそばにいる』(月組公演)品番:AIPJ3 価格:\4,800 (税別)

『名探偵はじめました』(月組公演)品番:AIPJ5 価格:\4,800 (税別)



…という事で「ヴェッカー1983」の舞台DVD発売というよりは、アリスインプロジェクトの舞台がぞくぞくDVD化!…のうちの1タイトルという訳です。

…という訳で(なのか何なのか)、前に予定していたcsドキュメント番組の特典収録はなくなり、そしてさらに何故か時組だけの収録なのですが… 大人の世界には僕らがわからない(わからなくていい)事がたくさんあるんでしょう(笑)


しかし、一時期は発売自体が危ぶまれていたので、素直に喜びましょう。


「時空警察ヴェッカー改ノエルサンドレ」で、初めてヴェッカーなるものに興味を持っていただいたを方にも、ぜひご覧になって頂きたいです。


この機会にアリスインプロジェクトのほかの作品を観てみるのもいいかもしれません。


「ヴェッカー1983」は舞台ヴェッカーの中でも特に思い入れが深いプロットで、いつかはどんな形であれ映像化したいと思っている大切な作品です。



主人公、工藤かをるには特別な思い入れがあり、好演してくれた加藤里保菜さんにどうしても面影を重ねてしまうのですが、「改ノエルサンドレ」で懸命に麻宮アリサを演じているのを観て、女優や声優になりたかった彼女(実在した工藤かをる)が別の役に挑戦している~生き続けている…ようにも見えて感慨深かったです。


「ノエルサンドレ」に込めたテーマのひとつでもありましたが、志半ばで亡くなったすべての少女(いや、少女だけじゃないです)のぶんまで…



ずっとずっと舞台の上で、映像の中で 歌い続けて

生き続けて欲しいと思います。


ダンデライオンガール♪あなたがいた日々

ただ♪楽しかった…それだけ。


1年前の夏を

30年前の夏を


僕もずっと忘れない。





2102年「宇宙刑事ギャバン」復活!単独映画初公開!

そして2013年「宇宙刑事シャリバン」30周年、マドー復活!にも関わらず伊賀電は地球に帰って来なかった。

待っていたのだ!この日を!

「宇宙刑事シャリバンNEXT GENERATIO」ついに製作決定!


本当に待っていました。

2013年が事も無げに過ぎ、半分諦めていたんですが…

絶対諦めない男がいました。

ついに渡洋史が、伊賀電として帰ってくる!!


全国のファンのうちの一人として、また渡洋史の友人の一人として


本当に嬉しいです。感無量です。


しかも監督は坂本浩一!


あくまでNEXT GENERATIONなので主役は2代目だと思いますが、彼にとっても始めての主役!


二人のシャリバンを心から応援したいと思います。





そして、続けて「宇宙刑事シャイダーNEXT GENERATION」も連続リリース!

こちらにはあの森永奈緒美さんが奇跡(すぎる)の復活!

「ヴェッカー」のルーツとも言える戦う女宇宙刑事!

新女宇宙刑事にも注目ですね!


病床にあって最後まで「あの青いコンバットスーツを次ぐ若者が現れてくれるだろう」と願っておられた円谷浩さんも喜んでおられるでしょう。


シャリバン、シャイダーが本当に復活してこそ真の「宇宙刑事復活」です!!



新たな銀河連邦警察の歴史の幕開けを!


そして宇宙に恒久の平和を!


頼んだぞ!伊賀電!


赤射せよ!宇宙刑事シャリバン!

焼結せよ!宇宙刑事シャイダー!



今晩21時よりアメスタで舞台「ヴェッカー改ノエルサンドレ」の空組版が配信されます。

前回時組版を見逃した方、舞台に来られなかった方、ぜひご覧ください!


例によって確認用の映像を前もって見せてもらいましたが、映像で観ても時組とまた違って見える。

収録は25日で、丁度僕がまるっと居なかった日。


時・空ともに特に完成度が高かったんじゃないでしょうか?


前回も書きましたが、とにかく舞台の狭さに驚く。

あそこに30人からが動き回ってたんだからなぁ…初演の時も狭くて、舞台を前後に使うしかなかったけど、今回はほぼ死角なしで舞台を使いきっている事が映像からもわかります。


ただ、映像になったのを見ると、舞台であんなにテンポよく感じた台詞の応酬や場面転換のスピードが…走りすぎているように見える。

視聴者は台詞の意味をかみ締める前に物語がどんどん先に進んでしまい、結局分からずじまいになってしまう…のに気づいてしまった。


僕は舞台演出が何なのかわからないままやってたので、いつもの演技の付け方のペース(よりは少し早め)でやってた。全体のストーリーの流れや勢いより一人ひとりの個性を出すようにしていた。


それが初演125分 再演105分の差なんでしょうね。基本同じシナリオなのに。


でも、演劇としては、あれぐらいのペースで観客に疑問を感じさせる間も与えず勢いに勢いを重ねて熱量で押していく!という方がいいんでしょうね?



演劇の世界はやはり不可侵領域であり聖域であり(演劇の世界の畑澤といえば畑澤聖悟さんという方がいらっしゃる。いつかは観劇してみたいものです)


ですが、僕もまた死ぬまでには1回ぐらい、小さな劇場、少ない出演者でいいので僕なりの演劇をやってみたいな、と思っています。


僕の感傷はさておき、今晩21時!


万難を排して(笑)ゼヒPCの前へ!










「ヴェッカー1983」のDVDは正式に発売告知がされてから告知してください!というご指導を頂き、前回記事は削除しました。関係各位にはご迷惑をおかけしました!