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監督ブログ  wecker

「時空警察ヴェッカー」シリーズの原作・監督 畑澤和也の個人ブログです。
現在中国広東省で活動中

――2013年、未来の私へ、あなたはいまどこで、何をしていますか?


―― 1983年、学園祭間近の夏休み、私たちはタイムカプセルに閉じ込めるものを決めるため、学校へ集まった。 30年も先のことなんて、何もわからない、でも、きっと私たちはいつまでも一緒で、今みたいにおしゃべりしてるはず。 そんな私たちの前に、謎めいた少女たちが現れる。 「私たちは未来から来たの、歴史を変えさせないために」

次々と起こるおかしな出来事、そして想像を絶する戦い……!

夏休みの学校で、クラスメイトたちも、先生たちも知らない、ひみつの冒険が始まる!

2001年に誕生した『時空警察ヴェッカー』シリーズに、新たな歴史がまた1ページ加えられる。

ヴェッカーラインの全てをたどる、300年の旅、そして1983年を舞台に繰り広げられる青春群像。そして3つの時代からやって来る、未知のヴェッカーたち。 2013年に残された手紙の差出人は、いったい誰なのか? 華麗なアクションとエキサイティングなストーリー、いよいよ始まる『時空警察ヴェッカー1983』ニューシーズン到来 !


…という事で企画書冒頭文コピペしました(;^_^A


8月中旬公演決定!

という事で、気がついたらもう3か月前だったりします。


主催は初めてアリスイン・プロジェクトさん単独になりました。

そして、僕も大好きな劇団「カプセル兵団」さんとの初コラボになります!


男子中心アクション主体のカプセル兵団と(例によってオール女子の)アリスインのコラボに「ヴェッカー」は題材として相応しいという事になったようです。


あっちこっち分岐しまくっていた近年のヴェッカーとは異なり、歴史の流れはあくまで一つであり、揺り返しで元に戻る、という一元論に基付き、「DNS」から「ヴェッカー」「D‐02」「シグナ」と続くヴェッカーラインの(ハイぺリオンに分岐しない)世界を描きます。ただし、シグナから100年後、200年後のヴェッカーも出てきますが…。


企画当初のキーワードが「スーパーヴェッカー大戦」でした。


今一度問います。

1983年あなたはどこにいましたか?何をしていましたか?


30年後

あなたはそこにいますか?




公式HPで「ドラゴンフォース」の声優さんが発表されました。


http://dragon-force-movie.com


関係各位のご尽力により

主要キャストは

小野友樹

山口立花子

諏訪部順一

中村悠一

福山潤 


そして関智一


という豪華な顔ぶれになりました。

他にも渡洋史さんも重要な役で久しぶりの声の出演!をされています。

本ブログ読者さん的には「小雪」役の現役女子高生声優・貴島綾子さんにご注目!かも。


まだ公式HPにキャラクターの画がアップされてないんですが…

小雪(さゆき)は…

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こういうキャラクターで、変身しない長官の娘キャラです。
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密かに(コスチュームデザインが)すでに「ヴェッカー」のチームプレアードとコラボしていたのがおわかりでしょう。

彼女はいわゆるオペレータ的脇キャラと思われがちですが、シリーズ終盤はエクスターナルフォームそっくりの姿にも変身して大活躍!します。


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もうひとりの(こっちがメインの)ヒロイン、山口立花子さん演じるマギー。


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こちらは畑澤的クールビューティーなバトルヒロインの究極を目指したもの。

自分勝手でわがままな(笑)ところが可愛い。


今回掲載した画像はすべてテレビシリーズからのもので、劇場版はさらに可愛く、美しく、表情豊かになっています。


このブログらしくヒロイン紹介から始めましたが…


ああ、やっといろいろ書ける!!(笑)

先に書いておきたいのは今回日本で公開される完全新作日本語版製作にて「ヴェッカーシグナ」で苦楽を共にした近貞プロデューサーと、明瀬監督(今回は音響監督)とまたご一緒できた事ですね。



この作品は去年、初めて企画の最初から(原案作りから)参加した作品で、アメ限記事には書いていた「中国のガンダムにしよう!」としていた作品です。


これから9月に向けて、ほかのキャラクターや作品について、ほか、ようやく書ける制作裏話等書いていこうと思っています。


まず少しずつHPで公開される画像・映像に驚け!!と言いたい(笑)。

…というよりとにかく観て!!…と。



今日久しぶりに市内のジャスコ(ニュース映像で何度も流れた、昨年のデモで襲撃されたジャスコです)に行ってみたら、日本コーナーが見事に堂々復活!日本語のアナウンスも聞こえてきました。

それも嬉しかったですが、もっと嬉しかったのは玩具売り場で、現在放送中の(「ドラゴンフォースではないけど)僕の総監督作品のオモチャを子供が親にねだっている光景を見られた事。主役キャラが品切れだったので、パワーアップ形態のデラックスセットをおすすめしました(笑)。親御さん、ごめんなさい。


オモチャを手にとった子供の笑顔が忘れらません。






 大きな事を成し遂げるために力が欲しいと求めたのに

 謙遜を学ぶように弱さを与えられた

 より偉大な事ができるように健康を求めたのに

 より良き事が出来るようにと病弱を与えられた

 幸せになろうとして富を求めたのに

 賢明であるようにと貧困を授かった

 世の人々の賞賛を浴びようと成功を求めたのに

 得意にならないようにと失敗を授かった

 人生を京楽しようとあらゆるものを求めたのに

 あらゆる事を喜べるようにと命を授かった

 求めたものは一つとして叶えられなかったが

 願いはすべて聞き届けられた

 神の意に沿わぬものであるにかかわらず

 心の中の言い表せないものはすべて叶えられた

 私はあらゆる人の中で最も豊かに祝福されたのだ


ニューヨークの病院に書き残されたもの。作者不詳


 ときどき、この物語は、この言葉は、この音楽は僕の(私の)ために作られたんだ、と感じる事がありますよね。

 この言葉も僕にとってのそのひとつ。


 何もかも得られたようで

 何もかも失った今。


 これでもう終わりかな、と思える今だから

 もう一度噛み締めたいと思う言葉。


 僕は幸せなのだ。


 …これで終わりなのか

 これから始まるのか…


 

結局第1話しかリアル視聴できず、久々の「時空警察ヴェッカーD-02」の再放送が終わってしまいました。

反響?らしい事も聞くことができませんでしたが、少しは「ヴェッカー」を思い出してくださる(あるいは初めて知ってくださる)方も増えたのではないでしょうか?


そろそろ8月の舞台の準備も始めねば…!


その前にフランスレポートを終わらせてしまおう!


今回は今回の渡仏の目的である「カートゥニスト(カルト二スト」と訳す場合が多い)。


20年前、フランスではじめて行われたファン主催のジャパンアニメ、マンガコンテンツイベント。

来場者16万にまで膨れ上がり、モーターショー等に並ぶヨーロッパでの一大イベントとなった「ジャパンエキスポ」のルーツとなったイベントです。


僕は2001年のゲストとして大葉健二さん、渡洋史さん、そして成川哲夫さんらと初めて渡仏しました。

その「カルトニスト」が10年間の休止を経て、復活!

…するというので主催者オリビェ氏にお願いしてついて行った訳ですね。


もともと「ヴェッカーシグナ」を紹介しようと思っていたんですが、急きょ、中国で制作しているアニメの日本語吹き替え版を日本で上映する事になり、そのプロモーションの一助になれば、とこれを上映してもらう事になりました。


「ヴェッカー」のファンの方はフランスにもいらっしゃるんですが、「ヴェッカー」でも、実写特撮でさえない、誰も知らない(;^_^A完全新作作品をフランスのファンの方々は暖かく迎え入れてくれました。


本当にありがとう!


Merci pour s'intéressé au film que j'ai fait!
Merci pour aider beaucoup.
J'aime France et peuple qui vivent là.
J'aimerais collaborer quelque jour en France et Japon et faire "wecker."
J'ai besoin bien à partir de maintenant de votre aide!


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会場の様子。

会場はこういう巨大な劇場型ホールと、コミケやワンフェスをやるような会場に分かれています。

この劇場のスクリーンで「ドラゴンフォース」も上映されました!


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ゲストとの質疑応答によるカンファレンス。これは荒木伸吾さんを偲んで…。

僕は大葉健二さん&串田アキラさんと「宇宙刑事&特撮トーク」というのをやらせて頂きました。
監督ブログ  hyper-orion 荒木伸吾さんの原画展も開催されていました。

日本で開催中に観れなかったので感激!


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会場の様子。闊歩するコスプレイヤーさんたち。もとキャラがわからないけど似合ってます。


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いちばんびっくりしたグレンダイザーのコスプレ!

グレンダイザーはフランスでは神様的存在です。


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コスプレショウの様子。個人的には右端の10等身美少女が気になる!


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そしてドクターマン!ドクターマンですよ!「超電子バイオマン」の敵ボス!

日本でもコスプレしてるの人見たことない!


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会場で見かけた気になる美少女たち。もっとたくさん撮ったんですが…


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「ペガサス幻想」を熱唱するnobさん。

影山さんの「ソルジャードリーム」など「星矢」関係の名曲が続きます。

隣の席で古谷徹さんも熱唱されてました!

カラオケでも歌わないけど、ちゃんと歌詞覚えてて、僕も一緒に歌いました。


…と会場を埋め尽くす人々。


クロージングは影山ヒロノブ、串田アキラ、そしてnobによるアニメ・特撮ライブ!

「チャラ・へッチャラ」はもう万国共通後でどこの国でも大盛り上がりなんですが、「チェイス!ギャバン」(ギャバン挿入歌)で始まり、「宇宙刑事ギャバン」で終わったのがフランスらしいところ。

影山さんの「マスクマン」や「ジェットマン」、串田さんの「ジライヤ」「ジバン」もなかなか聞けないし、nobさんの「ボウケンジャー」も生歌初めて聴きました。


もちろん会場みんな総立ちで、日本語で歌を合唱してました。


僕は日本でもこういうライブには殆ど行かないので、中国やフランスで日本のアニメ・特撮ソングの力を思い知らされる感じです。



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最後に、フランスではじめてゆっくりお話できた関智一さんと。

「コスモX」の時以来(なつかしい!)ずっとニアミスにてお会いできなかったんですが、お会いしたら想像していた通り、いや想像以上に特撮愛ヒーロー熱に満ち満ちた方でした。

「ドラゴンフォース」にも重要な役で出演してもらっています。

関さんが演じる役としては珍しいタイプの役かも知れません。

御自分の主演作(実写!)のプロモーションに来られていたのに、「ドラゴンフォース」の宣伝もして頂き、ありがとうございました!


これからもいろいろご一緒出来そうで楽しみです。



他にも、これまた久しぶりにお会いできた「セーラームーン」の只野和子さん&松下浩美さん夫妻、12年前にもご一緒した(フランスで合流した)羽原信義さんご一家…


そして「聖闘士星矢ロストキャンバス」の作者手代木史織先生♡や少女漫画家の皆さん(と一緒くたにしてすみません)

他、フランスで勝手気ままに歩き回り、しょっちゅう行方不明になる僕らの面倒を見てくれたジェレミー、ピエール他、ボランティア通訳スタッフの皆さん


本当にありがとうございました!



あまり反響?もないようなので、フランス紀行記はこのへんで。

次回から通常記事に戻ります。

やっと中国での通常の生活サイクルに戻りました。


フランスでの日々がもはや夢のようです。


12年前に訪れ、もう一度来たい!そして晩年はここに住みたい!とさえ思わせた南フランス。

再び訪れたそこはまさに地上の楽園でした。

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ニース・コートダジュール。世界のセレブが集まる避暑地として名高い場所ですね。

僕自身は無銭旅行に近かった(実際お土産代含めて10000円も使ってない)んですが(笑)

色彩が統一された美しい街並み。街ごと芸術品のようです。


そして青い海!

生憎曇り空だったのに、それでも海は青い!


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青い海の前に佇む、海が似合う蒼月昇さん。

いや、
古谷徹さん。

僕なんかにも話しかけてくださって嬉しかったです。

子供時代から慣れ親しんできた声が身近にいつも聞こえてくるのは不思議な感覚でした。

僕はアムロや星矢もですが、司馬宙が好きだったので、ニースのとある場所で銅鐸を見つけ。古谷さんをそこへ連れてったりしました(笑)


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海岸沿いの市場。


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色彩が鮮やかで美味しそう!実際うまかった!

トマト大好きな自分としては大満足!

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どこを撮っても画になる。もう悔しいぐらい。

ここに住んでる人には当たり前の日常の光景なんでしょうが…。


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ヨーロッパの街並みがとても似合う(と思う)

大葉健二さん、串田アキラさん、影山ヒロノブさん。

特に影山さんはいつも笑顔で明るく、現地の人や誰とでも仲良くなれるような方でした。

「牙狼」キャスト一新だけど、ザルバはそのまま。

なぜか感謝されてしまった…。


最後に…

町じゅうに貼ってあった広告。

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この子が気になって仕方なかったんですが(笑)、結局わからずじまい。



紀行記、まだまだ続きます。

イベントのレポートまだ全然してないし(笑)。