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監督ブログ  wecker

「時空警察ヴェッカー」シリーズの原作・監督 畑澤和也の個人ブログです。
現在中国広東省で活動中

今日も(また昨日か)たくさんご来場頂き、ありがとうございました!

「ヴェッカー1983」空組初日も無事開幕、終了しました。


これで時・空両方見届けられたので、一安心。


幕が開いてしまえば僕にはもちろん、演出・吉久さんにも、もう何もできません。

舞台は板の上の役者のものです。


いつもは脚本・演出だけでなく主演もこなす吉久さん、今回は板の上には立たないのでちょっと寂しそう…だったかも。


映像の世界でも特撮ヒーローものはアクション監督出身(あるいはアクションマン出身)の監督が現在一番活躍されている(ように僕には見える。金田治監督、坂本浩一監督、横山誠監督…)様に、一流のアクションマンである吉久直志さんだからこそ出来た「新生ヴェッカー」になったと思います。


今日は「ヴェッカーのパパ」であるわれらが渡洋史さんが、忙しいスケジュールの最中、来てくれました。

荘司里穂ちゃんに「モトシャリアーン!」を直伝してました(観劇された方は笑ってください)。


劇中シャリバン&渡洋史リスペクトがありますが、1983年にはホントにあんな女子が居たんですよ。


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そんな渡洋史さんと吉久直志さんと。


さて、明日からが正念場!!


頑張れ!ヴェッカー!!

本日(もう昨日か)「時空警察ヴェッカー1983」の初日が無事開幕しました。

猛暑でお盆の最中、ご来場頂いた皆さん、ありがとうございました!

また、吉久直志さんはじめスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。


今日初めて通して観たんですが、脚本からほぼ一字一句変えていないにも関わらず、初めて観る物語のように楽しませてもらいました。


これが舞台演出というものか!?と改めて思い知らされた感じです。


そして加藤里保菜さん、玉川来夢さんはじめキャストの皆さん。

僕の想像以上に創造していたキャラクターをステキに演じてくれていました。


主人公ヴェッカーである玉川さんとラスボス(ネタばれ)である山本千尋さんがともに「演技初体験」でともにまだ16歳だという事…に驚き、(2代目)工藤かをるのりほにゃんさんがホントに可愛い♡。エクストリーム姿の彼女を持って帰って飾っておきたくなりました。


…と、お客さんの感想のような事を書きましたが、僕、はじめて「ヴェッカー」を、皆さんと同じようにお客さんとして楽しめたんです。「ヴェッカー」てこんなに面白い作品だったんだなぁ!!!


もちろん演出家としては気になる点、脚本を2割近く削られた事…等など不満が無い訳ではないですが、それが「原作」を預ける醍醐味でもあるのですよ。

今日は初日という事もあり、みんな焦ったり、噛んだり、ぐだぐだしたとこもありましたが、それも全部含めて楽しませてもらいました。


まだまだ、これから千秋楽に向けてみんなの演技も磨きがかかってくるし、面白くなりますよ!



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女の子たちがいつもよりたくさん舞台中を駆け回り、飛んだり、跳ねたり、投げられたりしてます。

全力で戦ってます!


ここまで僕が書いちゃうと感想(批評)コメントとか書けないですね。

でも、観に行かれた方はぜひ感想お聞かせください!



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最後に、今日たくさん来てくださったお客さんの中から

前回の舞台ヴェッカー「彷徨のエトランゼ」の時空刑事レピスだった斎藤亜美ちゃんと。

だった、じゃないですね。亜美ちゃんは今でもいつでもレピス。


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こんなイラストを描いて来てくれました。

平行世界のレピスとミコト、だそうです。

彼女の中では「彷徨のエトランゼ」の物語は、まだまだ続いているようです。

亜美ちゃん、許可(笑)するから漫画にしてよ!



久し振りに「ヴェッカー愛」という言葉を思い出しました。


今回一気に10人増えたヴェッカー。

みんな、ちゃんとヴェッカーでした(よね?)。

ありがとうございました!

明日以降もよろしくお願いします!!



さて、今日も1日場当たりに参加させていただきました。

僕は今回オブザーバーなのに、ついいろいろ口出ししてしまいました。

こんな土壇場での変更、追加は(僕が演出側なら)ありえないんですが、全部快く聞いて頂けました。

吉久直志、懐でかいなぁ、やっぱり。


キャストの子たちにも気がつく限りアドバイスさせてもらいました。


みんな素直で頭良くて、いい子たちです!


でも僕もまだ「通し」では全部観てないので、皆さんと明日観る事になります!!


明日(以降も)来られそうな方はロビーにおりますのでいつでも声かけてください!

16日か17日あたりにまたオフ会っぽいものも出来たらいいなとおっております。


「時空警察ヴェッカー1983」


本当にすべてが新しい、でもどこか懐かしい「ヴェッカー」の誕生です!!

一緒に見届けてくださいっ!!

ようやく帰国、小屋入りに合流できました!

楽屋へ入ったら

出演者全員が「SIG」敬礼で迎えてくれたのが嬉しかったです。


まるで仮想現実の世界のできごとのようだった「ヴェッカー1983」が

今、やっと現実に行われている事だと実感でき、皆がそれぞれのキャラクターになりきっててくれて感動しました。


いや、これ、マジで面白い芝居かも、とも思いました。


そして以前からなんとなく書いていた「ヴェッカー」の新ポータルサイトがプレオープンしました。


http://wecker-project.sakura.ne.jp/


一応本番初日から告知開始!という事ですが、今回のキャラクターについてもより深く書いていますので、「予習」したい方はこっそり観てください。


今回は稽古時からずっと現場にカメラが入っているらしい…

ので、舞台終わってからの今後の展開も見逃せないぞ!

…という事で。


でもやっぱり、日本はいいなぁ。空気も飯も上手い。女の子も可愛い(笑)!

思うところがあり、「ライブドアブログ」時代からの自分のブログを読み返していました(気がついたらこんな時間)

ついたコメントも拾い読みしながら。


もうブログを初めて6年にもなるんですねぇ

始めた頃からコメントをくださってる方々は今でもときどきコメントを頂いたりもしてる。読んでもらってるんですね。


近くに居れず、今回は演出も出来ないのでせめてブログで応援しなきゃ、と張り切って更新(だけ)してるんですが、カラまわりしてる感強し、です。


「ヴェッカーシグナ」の放送が始まった頃、おっかなびっくり更新してたんですが、今よりなんだか迫真というか切羽つまった感が我ながら(読んでて)楽しいです。

むしろあの頃より読者数も増えてるハズなんですが…なんとも盛り上がらないのは僕自身のせいでしょうね。


あの頃は今よりもっと焦ってもいて、何度もヴェッカーの新作を報じてはブログ休止したり、入院したり…

とにかく必死でした。本当に死にそうだったし、必死でした。


思えば、「ヴェッカーシグナ」以降、何やかやで毎年「ヴェッカー」の新作を作れている…観れている事が奇跡のようです。

あの頃の僕に教えてやりたい。


でも、今度こそ「終わり」かもしれない、という恐怖はいつも感じています。

初めて他人の手に創作の殆どを委ねる事に関しても不安ではないといえば嘘でしょう。

ここで引き合いに出すのもなんですが「牙狼」も今は雨宮監督は直接メガホンは取っていないとか。


「ヴェッカー」がキャラクターとしてこれからも生き存えるかどうかは、本当に今作しだいかもしれません。

舞台公演当日のみに留まらないいろいろな展開も今回は考えているようです(ようです、と書くもの何ですが)


「歴史を繋ぐのかピリオド打つのか」と歌われた「超人機メタルダー」は実質昭和最後、ゴールデンタイムの最後の特撮番組になりました。


タイムリミットは近い!