「みんな元気かなぁ」by亜里沙
と、ときどき呟きながら詩の朗読…はしてないけど、異国(エトランゼ)で一人の休日を過ごしています。
このシーンの最後、「おかえりなさい」の後、亜里沙の後ろの光の中に1年カルテットの影が…というのは本番後半足した演出。気づきましたか?(事故じゃないです)解釈はいろいろ。僕なりの答えはありますが。
さて今回はドイツっ娘カルテット(とは言ってなかった)のみなさん。
いわゆる「アクション班」「からみ」と呼ばれるアクション選任として来てもらった「チームAZURA」の方々。
オール女子限定、という事で、アクション班もアクション演出も女子の方に。
女が教える女の殺陣…これって男が教えるより容赦ない。
アザだらけにあろうが、スカート全開(・・;)になろうが気にしない
…事はないよ。
女性らしい、より美しく見せるアクションを付けてもらえました。
僕も楽しくなって、次へ!次へ!を要求した。
にこにこ笑って応えてくれたアクション演出押田美和さんに感謝。
そして彼女たち…とまとめて紹介するのも失礼なぐらい個性豊かな方々でした。
写真右から
高橋里菜さん、川口莉奈さん、佐藤加奈さん、金田瀬奈さん
(パンフの名前、佐藤さんと金田さんが入れ替わってました。失礼)
高橋さんにはアルシオーネ編のゲスト女子高生も演ってもらいました。
役名は「奈菜」といいます(みんな奈と菜がつくから)。
みんな他の出演者と同じぐらいの年頃のお嬢さんなのに、超激しい立ち回り、がんばってました。
ヴェッカー達がカッコよく見えていたなら、それは彼女たちがカッコいいからです。
彼女たちもスタントウーマンでありながら、役者でもあるので、「現地のドイツ人」という役にしました。
役名もフランス人の友人マチュウくんに考えてもらいました。アドリブで話しているドイツ語もちゃんと正しいドイツ語です。
ただでも多いキャスト、これ以上本編に絡む役や台詞は増やせない、でも何か際立たせたい、という事でドイツ語を喋ってもらう事にしました。
それぞれの役についても決めてみたら、もの凄く深く役を追及してくれました(ファンブック参照)。
台本の台詞は「ヤーヴォール!」しかないのに。
この姿勢はほかの役者にも見習ってほしかった。
稽古もほぼ皆勤。
彼女たちとは稽古場や劇場でもいちばん話したかもしれない。他の現場でもそうですが、アクション班はスタッフに近いので話しやすい、という事もあるんですが。
押田さん、みなさん、これからも日本のアクション界をお願いします!