回想のエトランゼ⑪ 1年カルテット① | 監督ブログ  wecker

監督ブログ  wecker

「時空警察ヴェッカー」シリーズの原作・監督 畑澤和也の個人ブログです。
現在中国広東省で活動中

中国へ戻り…のんびりした生活が戻ってきた…と思うのもつかの間、こちらでも眠れない毎日が再開されました!

どうでもいい話ですが、前に中国にはスカート履いてる女子がいない!と書き(嘆き)ましたが、今はあっちを見てもこっちを見てもミニスカ&ショーパンの女の子ばかり!

冬場にスカート履かないのは単に「寒いから」みたい。寒くてもおしゃれ優先の日本の女の子と違い、実用第1主義なのだ。

既に盛夏!の広州ではみんな南国スタイルです。やっぱり女子中高生の制服はジャージだけど(ショーパンですらない)。


制服の力は偉大!というか制服を着せるとみんな女子中高生に見える!…って訳じゃない(決して!)けど、over20で高1生を演じた下垣真香さん&遠藤瑠香さん&志田光さん。これに14歳の安藤玲奈ちゃんを加えた4人を「1年生カルテット」と呼んでました(現役高校生は誰もいなかった訳ね)。


今回は平野広海

監督ブログ  hyper-orion

&古川八重
監督ブログ  hyper-orion

二人とも前回はあまり活躍させられなかったので、今回は最初からいっぱい活躍してもらおうと思ってました。

あまりはっきりしてなかったキャラ分けも

広海→元気少女

八重→メガネ女子

とかわかり易く設定。二人ともクラスにいてほしい子たちにしたかったです。

前回ダブルキャストだったけど、今回は舞台経験もある巧い子を、とお願いしたら、舞台経験ありすぎで巧すぎるマドマドとるかぴょんが来てくれました。

お二人とも大好きな「アニー」出身。

まとめて紹介してますが、全然違うお二人です。


下垣さん…マドマドはずっと大人しくしてたんだけど、僕が稽古合流後、「キミはバカな子だ」と言ったら俄然、愉しそうに演り始めました。広海はただバカなだけでなく、感受性は強く、亜里沙を見送る時、最初に泣き出したのは彼女のハズ。マドマドさんはもっと真面目に!とか怖く!とか言えば、即座に対応できる。

演出家にとってはとっても使いやすい役者さんです。


遠藤さん…るかぴょんは初めて会ったときに「キミはメガネっこだ!」と言って、それからずっと稽古中も(視力はいいらしい)メガネかけっ放しでした。ホントにメガネ似合いますよね!

最初、年齢を気にしてか、若く!可愛く!やろうとしてたので、もっとオドオド!申し訳なく!直してもらいました。密かにメガネを外すシーンがあるのですが、気づきましたか?


八重の方のキャラブックのコメントに書いたけど、広海は同学年でクラスに居たら友達になりたい子、八重はこっそり告白したい子です。


日々、そんな妄想をしながら演出してました(怖っ!)

高校時代なんて、もう30年ぐらい前(;^_^Aそもそも高校通ってない(アニメスタジオに通ってた)し、高校時代の思い出なんて無い。

エトランゼは僕の理想の高校時代でもあるのです。


最後に

奇跡(!)の2ショット!!
監督ブログ  hyper-orion
前回の古川八重役、田中萌亜名ちゃんが観劇に(ついでに物販手伝いに)来てくれました。

似てると思ったけど全然違うなぁ…。


二人とも大好き❤ですが。