回想のエトランゼ⑤ 情熱の赤い炎 | 監督ブログ  wecker

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「時空警察ヴェッカー」シリーズの原作・監督 畑澤和也の個人ブログです。
現在中国広東省で活動中

久々に連続更新。今日はまだまだいけるぞ(笑)

女の子が42人もいれば、ホントにいろんなタイプ(ほぼすべての美少女の類型が揃っている、とも言われた)がいるものです。

年齢も経験もさまざま、性格も違えば、役の追い込み方ももちろん違う。


できたらひとりひとりに合わせて一緒に役作りをしていきたかったんけど…今回は時間があまりにもなく…無念。


特に何もできなかった…できなかったのに勝手に役を掴んで、自分のものにして、唯一無二のキャラクターになったのが畠山智妃さんが演じた時空刑事メシエ

真っ赤に燃える情熱の炎!時空刑事メシエ。本名天野ギンガ(本名っぽくない)。

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畠山さん…ちゃきさんはお芝居に出てるのを何度か観た事もあり、これまでにも別の役でどうか、と推薦された事もあった。

今回もオーディション枠ではなく、推薦されたのだけど…最初に聞いたときはメシエは「絶対ない!」だった。

もともとメシエはショートヘアの男の子っぽいクールカッコいいキャラのつもりで作っていたからだ。

…でも、ちょっと考え直してみてちゃきさんのメシエ…これは面白いかも!と思った。


男っぽい性格の女の子が男っぽい外見である必要はないのだ。ちゃんと美人で女の子らしく、性格が男前なら、その方が深いキャラになる!と思い直した。


はたして、ちゃきさんのメシエは、やんちゃで小さい男の子のような…それでいて情に厚く誰よりも大人な…そんな想像以上、創造以上のキャラクターになった。


一生懸命「アカ」っぽくカッコよくなるように頑張る彼女に、「君はアカじゃない。キレンジャーだ!」と(女の子には)わからん話をして、メシエはチーム内のコメディリリーフだ、と言うと、それから活き活きとやりはじめた…と思う。


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バリバリアイドルのキレイなお姉さんにあんなカッコ(笑)させて、柄物ストッキング履かなきゃいけないほどアザだらけにして…ごめんなさい。


おかげで僕(ヴェッカー)の中にも新しいキャラバリエが出来ました。

こんなメシエに、次(機会があれば)おもいっきり恋させたりしてみたいな。


台本では「真っ赤に燃える正義の炎」でした。

やっぱり「真っ赤に燃える情熱の炎」だね!