中国へ戻り、またいつもの日常が始まりました。
離れている間、こっちの子たちも随分成長しててびっくり。
どこの国でも女の子はスゴいなぁ…
さて、今回からゆるりとキャラクター紹介。
今回は「明日を護る青き流星・時空刑事リタ」
『彷徨のエトランゼ』の主役であるエトランゼその人は麻宮亜里沙なんですが、リタは主人公。
劇中で出て来ませんが本名は神凪利他です。
他のヴェッカー メシエにフェレス、プレアにアルシオーネ、レピスにプロメと、それぞれ(ゲストがらみの)エピソードがあったのに主人公である彼女には何故ないのか?
それはこのお話しそのものがリタのエピソードだからです。
リタは要所要所には必ず出ていて、すべての人に何らかの形でかかわっていたハズです。
喋らない無口な主人公が舞台で成立するのか!?
挑戦でしたが、黙って立っているだけで存在感がある子、黙って立っている姿が誰よりも美しい子
伊藤梨沙子ちゃんをみつけたのいで「いける!」と思いました。
さらには稽古を重ねるうちに、リタは笑わないんじゃなくて笑い方を知らない子、喋らないんじゃなくて、うまく喋れない(からたまに喋るとお芝居口調?になる)子…になっていきました。
もちろん立ってるだけじゃなく、難しいアクションも流麗にこなしてました。
初めて剣(棒ですが)を握ったのに、美しい太刀捌きでした。
きっと誰よりも練習したんでしょうね。
アルシオーネのゲスト回はプレアのトラウマを回想するエピソードですが、唯一リタが激昂し、泣き叫びます。彼女はこの事件から、「プレアを守り、自分がしっかりしなきゃ」と思い始めたんですね。
このシーンだけは「おもいっきり芝居していいよ」と言いました。
ずっと抑えた芝居をするのって、舞台では本当に難しいんです。
素顔はとっても可愛い、素朴な女の子でした。控えめなのはリタそっくり、と思ったけど、梨沙子ちゃんに借りた『戦国男子』(時空刑事ウェズンの平野良くんと共演♪)を観てみたら、まるでメシエみたいな、というかメシエそのものな、世話焼きでやんちゃな女の子の役でした。そしてちゃんとそれを演じてました。
伊藤梨沙子。これからもっともっといい女優さんになっていくでしょう。
もう何故かウィキペディアにも書かれてますが(;^_^Aリタには一作目の主人公ユリーの姿を少し投影もしました。
ブラコンじゃないユリーですね。
そしてヴェックフォームのイメージカラー、カチューシャ(ていうかヘアバンド?)。彼女もまたもう一人の
アリサです。(設定的には違うけどね!)
最後のリタの台詞「歴史は変えられない。でも未来は変えられる」
この決め台詞で(そしてこれを伊藤梨沙子が言う事で)リタは充分、主人公たり得たと思います。
僕はリタが大好き(もうバレてますか?)。もっともっと泣かせたり、おもいっきり笑わせたかった。
次はきっと…。