超お久しぶりです | 監督ブログ  wecker

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「時空警察ヴェッカー」シリーズの原作・監督 畑澤和也の個人ブログです。
現在中国広東省で活動中

本当にお久しぶりです。
畑澤はなんとか生きてます。…というか、中国で元気に生きてますよ。

最近やっと、日本人としての気負いがなくなってきた、というかこの大陸の空気の中で、自然に呼吸できるようになってきた、というか。
これまで、折にふれ「日本人だから云々」と考えすぎていたかも。
正直なところ、一般の中国人の日本人に対する印象は、やはり決していいものではありません。むしろ、露骨に「反日感情」を露にする方も少なくありません。テレビでは「抗日戦争もの」のドラマや映画が毎日のように放送され、「日本人許すまじ」という特集番組も。この地にて、日本人と会う事は(日本からの来訪者以外)ほぼない(この会社に日本人は僕ひとりです)ので、なんだか、ひとりで反日感情を引き受けている気になってくるんです。

時々、「ここは中国なんだ」と広すぎる空を見上げながら思い知る事にも。

…ですが、先日某所(例によって仕事内容に関してあまり詳しく書けません)にて300人ぐらいのお客さん(もちろん全員中国人)の前で、ロングスピーチをしました。
ロングスピーチと行っても15分ばかりでしたが。
直後、万雷の拍手を頂きました。

そのあとはそれまで遠巻きに指さされたりしていたのが、よくわからない日本語や英語でたくさんの方々が話しかけてくれました。
「日本は嫌いだが日本人は好きだ」と言われたりも。

そして、今お世話になっている会社社長から「日本人だから君を雇っている訳ではない。君だから一緒に仕事をしたいのだ」と、たくさんの人達の前で言われ…とても嬉しかったです。

僕はこれからも、この地でこの仕事を続けていきます。

「続けていくつもり」が「続けていきたい」に明確に変わりました。


日本ではしばらく経験してなかった…休日に女の子と2人で買い物に行く、食事をする…なんて事も久しぶりに経験しました。これからはそれも当り前になっていくでしょう。

艱難辛苦の末、今日やっとZビザを取得しました。これでもう1年は中国に居られる訳です。

ブログからも離れていて…殆ど日本からのメールも来なくなり…なんだかすごく日本が遠ざかったような気がしていましたが、中国に来て、かえって読書量は多くなりました。日本から持ってきた小説20冊近くもほぼ読破しそう。
これから…そうだな、このブログで読書感想文でも書いていこうかな。


もちろん、6月の2本の舞台の脚本も着々と進めてますよ!