今日(昨日)は、渡洋史さんのお誘いで新宿某店へ。
なぜかいきなり訪れた腰痛に耐えながら店へ行くと、11年前、はじめて「ヴェッカー」をフランスに紹介してくれて、ずっと日本とヨーロッパの架け橋になってくれていたジネル・ピエール氏、そして、同じく11年前、一緒にフランスへ行った天野めぐみさんが!
図らずも、フランス旅行同窓会的なムードに。
そのへんとは無関係で同席された某監督(大監督です!)すみませんでした!!
天野さんに会うのも『ヴェッカーSIGHT』(を観に来てくれてた)ぶりなのでほぼ1年ぶり。
中国に行くまでにもう一度会いたいなぁとも思ってたのを渡さんが察してか、ただの偶然か(笑)。
どちらにしろ渡さんありがとう!
1年前…というか11年前とまったく変わってない!
そんな彼女ももう2〇歳。
この11年の間に、ほぼ毎年ほどフランス旅行へ行ってるとか。
そして京都旅行にも(前にも書きましたが、うちのオカンと知らない間に会ってたり)。
フランスも、京都も、「ヴェッカー」と、同じく畑澤自主製作主演映画「17歳~君がいた夏」がきっかけで好きになったのだとか。
11年前の「ヴェッカー」と「17歳」は僕の人生を変えた作品でもあった訳ですが(「監督になる」というね)、彼女も「あの時」その後の10年以上の人生が決まったのかも…と言ってました。
フランスと京都は彼女にとってもう欠かせなくなっている存在のようです。
彼女の17歳の後半は車椅子と松葉杖と共に暮らす事を強いられる生活だった。(そうさせたのは僕の「17歳」だった)。撮影(事故)場所だった京都は悪い思い出(トラウマ)になっても仕方ない街なのに。
フランスは…特に11年前行った南フランスはホントに天国に一番近い場所…だった気がする。
何度も行ってみたい気持ちもわかるし(僕はその後パリにしか行ってないけど)、晩年はここで暮らしたい…と思える場所でした。
今年も中国から行ってみたいと思っています。
僕らをフランスに誘い、自分の人生のほぼ半分である20年近くを日本とフランス(ヨーロッパ)の文化交流に捧げたピエール氏も、もうすぐフランスへ帰るんだとか。
見た目は西洋人そのものだけど、心は日本人より日本人になりきっていた彼は「フランスへ戻っても半年ぐらいでノイローゼになる!」…と泣いていました。
僕も20年後、中国でそう思える日が来るんだろうか…。
11年も前の旅行の事なのに、話しているといろんな事を思い出します。
天野めぐみがいて、渡さんがいて、大葉健二さんがいて、あの成川哲夫さんがいて…そして”たまたま”パリでバッタリ会った(!!)倉田保昭さんがいて…
とても愉しいフランス旅行でした(一応仕事で行ったんだけど)。愉しかった事しか思い出せません。
後年、山口ひかりちゃん達とまたパリに行った時は忙しすぎて、楽しんでいる暇や余裕が皆無だった(T_T)しね。
ずっと中国旅行に行ったまま(笑)に関わらず、また旅行に行きたいと思う今日この頃です。