いよいよ日本にいられるのも(;^_^Aあと2日になりました!
唐突に「フラッシュマン」の終盤を思い出しました。
異星人にさらわれ、やっと20年ぶりに地球へ戻れたのに、地球に住めない体になってしまっていたフラッシュマンたち。
「タイムストップ!」という技を持つ敵幹部に対し、「俺たちもできるなら時間を止めたい!地球にいられるのもあと○時間…最後の最後の瞬間まで地球を守り抜くぞ!」…と。
俺にも時間がない。あと2日でまだ9年分も書かなきゃならん!
そもそも………読んでくれてますか~~~?
「時空警察ヴェッカーD‐02」はこれまでの円谷映像を離れ、局制作として作らた純然たるテレビドラマだ。
時代劇編が何本かあり、「関東班」「関西班」に分けて制作され、伊勢戦国時代村や瀬戸内海の離島佐木島でも撮影した。
(意外かもだが)メイを演じた小野愛(まなみ)さんと仲が良かった(?)ように思う。役と違い、けっこうヲタで明るい子だった。
現場ではみんな「カナ」「メイ」と役名で呼び合っていた。今でも会えば役名で呼び合うらしい。
最終回に向けて、特にカナとメイはかなり役に入り込んでいて、2度の(大阪と東京の)クランクアップの時、何かが外れたように、びっくりする位大泣きしていたのを思い出す。
メイ…まなみは今、消息がしれない(俺がしらないだけか)ので、ご存じの方は教えてほしい。
「花」は「ヴェッカーD‐02」の主題歌で、後年主演ドラマを撮らせてもらう事になる國府田マリ子さんが歌っていた。この作品のために作られた曲ではないが、ドラマにとても合っていたと思う。
また恥ずかしい事を書くが、10代の少女たちはそれぞれの色や形に咲く「花」だ。誰も美しく、可愛い。
見ているだけで幸せになるし、風に揺られ、雨に降られ、もがれそうになっても凛として咲き続ける姿にいつも勇気付けられてきた。
日本の美少女たちは、日本が世界に誇れる数少ない天然資源だ!とさえ思うぞ!
後年、市川由衣さんが「ヴェッカーは忘れられない青春の1ページでした」と言ってくれたが、「D‐02」の6人も短い時間を精一杯咲き誇った。
前の舞台にも40もの花が咲き乱れてた(笑)がどれも同じ花はなかった。
しばらく見る(会う)事はないけど、遠くから見守っています。遠く離れるほど、その大切さがきっとわかるだろうね。
この作品を終えた後、前回書いたように会社をやめ、自分の会社を作った。
男は人生に一度や二度は一国一城の主になりたい!願うものである(よね?)
K氏は俺を立派なテレビマンにすべく(笑)、何かと使ってくださった。「テレ朝エンジェルアイ」なんてのも立ち上げた。ほかにも、前回書いた『R♯』をはじめ通販番組やらいろいろ…。
同じ頃がんばっていた若手ディレクターたちは、今やテレビ朝日のゴールデンドラマを支える存在になっている。
俺はというと…「会社」を作ったからには「事業」をやらねば、と、テレ朝ディレクター業の傍ら、ある「事業」を始める。
それについてと…次3年分ぐらい行きます!
次回 2003~2006 アクロスインターナショナル