昨日は半年以上続けてきたワークショップの生徒さんとも暫くのお別れ。

全員ではないです。『ヴェッカーχ』にも出演した蒼井ちあき、長島実咲、荘司里穂、渡部麗奈、永井裕子…
そして昨日も神戸から来てた津留慶子、『χ』には出演させてあげれなかったけどずっとワークショップに来てくれてる三木綾乃。
前々回から参加しているMIkI&清水香澄の中学生コンビ。
そして他事務所から参加、古川八重役だった田中萌亞名。
もっともっと色々教えたかった!…というか一緒にお芝居したかった!
…という未練がやはり残ります。
…が!
俺にはもう時間がない(笑)ので、時をまた2001年に戻す。
ユリー役だった天野めぐみさんとの出会いから、自らのトラウマに「決着」をつけるべく『17歳~君がいた夏』という完全自主製作映画を、故郷京都で撮った。
作品の内容は割愛するが、この作品を知らない間に友人が『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』に応募してくれていた。
応募してくれていたのは(佐木島でロケ中に)「入選しました」との連絡で知った。
完全自主製作であり、発表のアテもなかったが、この作品は同映画祭のオフシアター部門のクロージングとして上映され、たくさんの方々に泣いて頂き、大林宣彦監督にも激励して頂いた。
天野さんとこの舞台に立てなかったのは今も残念。
~この作品で彼女に全治3ヶ月の怪我を負わせてしまった(撮影後半、彼女は車椅子上でほぼすべての演技をこなしている。その上彼女は高校3年の最後の3ヶ月を松葉杖と過ごさなければならなかった)。
…それでずっと会わせてもらえなかった。…会う資格がない、と思っていた。
お互い連絡先知らなかったしね。
それが1年ぐらい経って、彼女は会社まで僕に会いに来てくれた……らしい。
でも、会えなかった。既にその頃、会社を退職していたから。
この作品の製作費の殆どは、会社を辞める時に「餞別だ」と社長に出して頂いた。
「ゆうばり」で「俺は監督になれるかも」と勘違いした畑澤35歳は会社を辞め、監督業を始める事になるのだが、それはもう少し後の話。
天野さんとの再会はもっと後に。
ひとまず『D-02』誕生!の2001年冬に時間を戻そう。
次回 2001 ディビジョン02(今度こそ)