G‐SAVIOUR | 監督ブログ  wecker

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「時空警察ヴェッカー」シリーズの原作・監督 畑澤和也の個人ブログです。
現在中国広東省で活動中


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さて、何ガンダムでしょう?


ガンダムじゃないんですね、実は。

どー見てもガンダムですが(笑)。今、もっとガンダムじゃないガンダムもいるんですが、彼はガンダムじゃないんです。

知る人ぞ知る彼は「G‐SAVIOR(セイヴァー)」。

約10年ほど前に「実写版ガンダム」として、オールハリウッドスタッフ(劇場版スタートレックのスタッフ)・キャストで作られた同名の映画の主役メカです。


日本ではたった一度、ビミョーなキャスティングの吹き替え版がテレビスペシャルとして放映されただけの作品で、今では黒歴史の中の黒歴史扱いされてる作品ですね。


でも、レッキとしたサンライズ作品だし、さらに忘れ去られつつある「ガンヘッド」に続くサンライズの実写作品だった訳です。


格闘技ガンダムや異世界ガンダムもみんな包括してしまう懐の広い世界観を誇るガンダムワールドの中に、(主に大人の事情で)たぶんこれからも永久にカウントされる事のない「G‐SEVIOR」。


当時も周囲がまったく期待してない(というかまったく情報が入って来ない)中、ひとり異常なテンションで愉しみにしてました。

果たして、観てみると、期待値が高すぎたのか「何かが違う」感があったのは否めません。



でも、今観直してみると近年のガンダムよりよっぽどガンダムしてます。

ファーストガンダムのスピリッツというかエッセンスをちゃんと汲んでいる、という意味でも。


ガンダムファンが夢見ていた映像のいくつかは具現化されてそこにあります。


あまり、こういう比較はしたくないんですが「ドラゴンナイト」よりハリウッドナイズされた感はないですよ。


風評だけで毛嫌いしてる方も、未見の方は、観てみてもいいと思います。


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「彼」自身も、実写としての実在感を強調するディティール、あと装甲の表現などもアニメでは出来ない表現がされていて、(お台場で)1/1ガンダムを観た後ではさらに納得できるデザインです。カッコいいです!

キットはこれ(1/144)しか出てなくて、さみしい限りです。



「ガンヘッド」「G‐SAVIOR」、そして近年の「МS‐IGLOO」とアニメにおける「リアル⇒現実⇒実写」を追求してきたサンライズ。










最近このブログにもサンライズの話題がチラホラ(というかけっこう頻繁に)出てきてるんですが…なんと!


サンライズで畑澤企画作品を創らせて頂ける事になりました!



内容(アニメ?実写?CG?)等はまだ書けませんが、長い長い(;^_^A企画段階を経て、やっと制作への第1段階のGОが出ました!



「無敵超人ザンボット3」「機動戦士ガンダム」「伝説巨神イデオン」「聖戦士ダンバイン」「装甲騎兵ボトムズ」「蒼き流星レイズナー」「鎧伝サムライトルーパー」「勇者エクスカイザー」「絶対無敵ライジンオー」…………………サンライズ作品は東映ヒーロー作品と双璧をなす、わが青春の還る場所であり、永遠に憧れの対象でした。



サンライズ作品を自分で手掛ける事になるとは…東映ヒーロー作品をやるよりも、思ってもみませんでした。



間違いなく自分の代表作になるハズです。

文字通り命かけてやりますっ!!



発表出来るまでかなり時間がかかると思いますが、可能な限りココでも進捗を書いていきますので、ときどき見に来てください。