特撮ブログに戻そう!と気になって録ってはいた「仮面ライダードラゴンナイト」(テレビ朝日木曜深夜放送中)を一気観しました。(正確には1、2話以外は作業しながら”聴いて”ました)
ご存知の通り、「仮面ライダー龍騎」をアメリカナイズしてリメイクしたテレビ
シリーズですね。
15年ほど前「RX」を下敷きに一度リメイクされましたが、「パワーレンジャー」ほど成功したとは言えず…
今回はそのリベンジとなった訳ですが…
ライダーファンでもあるというスティーブ・ワン(「プレデター」の…というか「ガイバー」の特殊造形の人ってイメージしかない)によって作られたそれは今以て理解不能の部分もある「龍騎」の世界観、ストーリーを単純明快な異世界からの侵略者対ライダー達、というストーリーに再構築されているようですが…
(これまでの日本キャラクターのアメリカリメイクがほぼ全てそうではないかと思える)あまりにキャラクター、スト―リーをアメリカナイズしすぎ(^▽^;)な気がします。
もとのキャラクターを”素材”としか考えていないとしても…その素材を活かしきれてないのではないかと…。
「仮面ライダー」としても「海外ドラマ」としても愉しめる…という振れ込みでしたが、正直に書くとそのどちらとしても愉しめないなぁ…というのがホンネ。
……みなさんはどうご覧になりましたか?
鈴木達央、杉田智和…そして梶裕貴くんらのボイスドラマとして、これからも”聴いて”いこうとは思います。
ちょっと前に某所でお会いした"原作”龍騎のヒロイン…を演じた杉山彩乃さん。
彼女の存在自体が「ドラゴンナイト」からは消されているようですね。”原作”では彼女の妄想がすべての世界を構築した…ハズでしたが。
「ドラゴンナイト」を観て「おかしい、こんなハズでは!(笑)」と「龍騎」を観直す人が増える!という効果はあるかも。そこまで考えた東映さんの深淵な戦略か!?