今(頃)「聖戦士ダンバイン」がマイブームです(;^_^A
特撮ブログ…とはいえ、同世代人には説明不要だと思うのですが、「聖戦士ダンバイン」は1980年代前半のサンライズの傑作アニメで、主人公ショウはファンタジー風異世界バイストンウェルに召喚され、聖戦士となる、というお話。
テレビアニメに「剣と魔法」の世界を持ち込んだ作品としても(ドラクエより5年ほど早い)有名です。
この年代のサンライズ作品を、何話かずつ「ちょっと見」してたんですが、「ダンバイン」は結局4日ほどで全話観てしまいましたσ(^_^;)
…で、ホビーショーへ行った勢いで「ダンバイン」のキットを……これがけっこう無かった!
探してる過程(?)で別に要らないもの(「HGAW「ガンダムX」)買っちゃったし。
「映像を観る」⇒「作品にハマる」⇒「オモチャ、グッズを買う」
…いちばん正しい(?)キャラクターの消費方法ですね。
で、HGダンバイン。スマートで女性っぽいフォルム(後半は実際ヒロインメカになった)
プラモデルは作ってる最中も作品世界に入り込める(気がする)ので愉しいですよ!
このデザインで、何で?と思われるかもですがダンバインは究極のリアルロボットだと思います。
大ウソの舞台(バイストンウェル)を用意する事で、すべてのウソがリアルに見える。「ガンダム」のミノフスキー粒子と同じく富野監督の”魔法”です。
バイストンウェルに生息する甲獣を利用して現実世界(地上)の技術で作られたというオーラバトラー。(後年にさらに怪獣っぽくアレンジされたものは好きじゃないんですが)秀逸なデザイン&設定です。
そんな「設定」をそのままドラマに反映した中盤~後半。
次々にバイストンウェルから現実の地上各都市に「浮上」させられるオーラバトラー&オーラマシン。
もし、剣と魔法の世界の住人が、巨大ロボットが、現代の都市に出現したら…?というシュミレーションでもある巧みなドラマ展開。もう、観(続け)るのをやめられない!
主人公ショウは自宅庭(吉祥寺!)にダンバインごと落ちてくる。
両親に宇宙人扱いされ、警官や自衛隊においかけられ、結果として新宿を壊滅させてしまう。
サンライズアニメにも珍しいリアルな地名、描写がとてつもないリアリティを感じさせます。
戦線は全世界に拡大!
揺さぶりをかけられる米国大統領…壊滅するパリ…エリザベス女王と謁見する剣と魔法の世界の女王…
拡大した戦線、物語はどんな結末を迎えるのか?
未見で興味を持った方は好評レンタル中なのでぜひご覧ください。
当時観てた方々も大人(?)の目で観直すと全然違う物語が見えてきますよ!(実際自分がそうだった)
わが家の「サンライズコーナー」(笑)。好きなもの(作品)の傾向がよくわかりますね。
後ろの色紙は「ザブングル」時代の(!)冨野監督色紙だよ!
ついで(?)に「ライディーンコーナー」。作品もですが、ロボットのデザイン、オモチャ自体はサンライズロボ(厳密にはライディーンはサンライズ作品ではないです)の中で一番好きです。