ある理由から、当時出てるのを知ってて観なかったんですが…はじめて観て「なんか、キャラが違う!(同じキャラデザ&作監なのに!?)」と思い(ゴッドマーズ自体も全く違う!…のは「スパロボ」等の知識で知ってたんですが。でも「マーグ専用」じゃなかったのね)、なんか記憶の中の映像と全然違う~!とたまらなくなり、遂に「封印」を解除し、テレビ版DVD~実は買ってました。今では珍しいジュエルケース(CDのケースの大きさ)の~

を…ついに観ました!
いきなり観たのは19話!

洗脳され、敵になっていた最愛の(笑)兄マーグと遂に再会を果たしたのも束の間、マーグは弟を庇って死す!…という回。
当時何回観た事か!「兄さんはオレのものだ!」とか(笑)セリフも鮮明に覚えていました。
「コレだよコレッ!これぞ『ゴッドマーズ』」と、興奮して何本か観ました。
世界観は勧善懲悪の宇宙侵略ロボットもの?で、特に複雑なストーリーや入り組んだ人間関係が描かれた作品ではないのですが、それ故にマーズやマーグのストレートで真摯な叫びは心を打ちます。
アニメ史の中ではいわゆる「やおい」文化の先駈けのひとつと位置付けられている本作ですが、今観ると『ロゼッタ』の源泉なのだと感じられる「ロゼ」(中央)

とか、好きな女性キャラの宝庫でした。(ロゼのパン○ラがある回がある!という都市伝説(笑)があり、血眼で捜した憶えがあります(^_^;)
あの時、隣にいた人…とかの「記憶」はどんどん風化して行っても、作品はいつまでも、こんなにも鮮明に残るものなんですね。
当時的には抜群に、今の目で観ても全く遜色なく、『ゴッドマーズ』はホントに美しいアニメです。
「昔のアニメは全部素晴らしい!」なんて、とても言えませんが、『ゴッドマーズ』は今の(やっぱり女子向きかな?)アニメファンにもオススメ出来る作品だと思います。

我が家の「宇宙の王者」コーナー(笑)。
もうひとつの「宇宙の王者」に関しても、機会があればまた(^_^)v