気がつけばあっという間にカウントダウンが過ぎ、いよいよ…本当にいよいよ、あと2日になりました!!!
お陰様で初日の席は完売したようです。(ですから僕らは立ち見です)
当日は僕の師匠の平山亨先生も来てくださるそうです。(ますます緊張度UP!!)
あと、(ハイペリオンのスタッフではない)漫画家さんやアニメーターさんから「ハイペリオン応援イラスト」も描いて頂いています。劇場に展示する予定なので、興味のある人は探してみてください。
応援イラストも描いてくださっている村枝賢一先生に、ひと足先に「ハイペリオン」(DVDですが)を観てもらいました。「『泣けた』こういう『泣き』は必要だよね。魂を揺さぶる部分はあった」と最高のお言葉を頂けました。
(「宇宙船」誌でも話題になっていた村枝先生の「『ジエンド』実写映像化企画」も目一杯応援してます!)
さてやっと今回の本題。
満を持してしほの涼登場!!
「ヴェッカーシリーズ」の象徴であるヴェックフォームを身に纏う冬木玲菜。「シグナ(候補生)」のものから正規の時空刑事のものに変わっていますが、変身アイテムなど小物は「シグナ」と同様のものが正規採用されているという設定です。
「シグナ」時代の玲菜はいわゆる「ツンデレキャラブーム」の申し子で、当時中学生だった涼ちゃんが「そのまま」演ってくれてました。「実は心が一番熱く、友達想い」というのも涼ちゃんそのままでした。
「ハイペリオン」の主人公である折尾光四郎と最後にちょっとだけ「イイ感じ」になって「シグナ」の物語は終わりました。
あれから二年後、玲菜は再び(というか正規の刑事としては初めて)2000年代担当”ディビジョン”に着任していて、表向きは「折尾探偵事務所」の探偵助手&経理担当のバイトをしてます。
それに加えて経営難の事務所の財政を助ける為に「メイド喫茶」でも働いている…という勤労少女です。
ちょっと大人になり、光四郎の「姉さん女房」的な存在になっている彼女ですが、そんな彼女には悩みがあります。
それを物語を通じて少しずつ解決していく…というのが「ハイペリオン」の物語の縦軸でもあります。
玲菜の魅力であるエラそーな態度、憎まれ口…は今回も健在です。
そして………「親友」たちを失った彼女は………
物語にとって「一度大切な(と皆が思っている)ものを失くさないと、新しいものは得られないし、発展もしない」というのが竹田裕一郎氏と…何度か助言をもらっていた旧友(であり偉大な脚本家…になられた)榎戸洋司氏の言葉でした。
…でも、大丈夫。玲菜ちゃん、最後にはこんなステキな笑顔をくれますよ。
これは劇場版のみで見られるシーンから。
くれぐれもエンドロールが流れ始めたら帰らないでね!
玲菜を足掛け3年に亘って演じてくれたしほの涼ちゃん。最初に「ハイペリオン」のオファーした時の「大丈夫です。玲菜とは今でもずっと…いつでも一緒ですから」という言葉が嬉しかったです。
願わくば、これからも、もっともっと大人になっても、いつまでも玲菜と一緒に成長して行ってください。
冬木玲菜の心情に関しては「小説版ハイペリオン」に結構克明に書いているつもりです。興味のある方は読んでみてください。
思えば長い特撮ヒーロー史を紐解いても、放送終了二年後に同じキャラクターで映画が作られる、なんて事はなかったんじゃないでしょうか?(毎年やってる「電王」の映画は別として)
涼ちゃんとには個人的な(もちろん仕事上のですが)愚痴を聞いてもらったり、励ましてもらったりしてます。(いつもすんません)それって逆やん?娘ぐらいの年のコに!と、自分でも思いますが、もしかしたら高校生ぐらいの娘がいるお父さんって、そんな経験してるんじゃないかな?と思ったりして。
個人的トラウマにより「年の差カップル」「遠距離カップル」に非常に思い入れ深い畑澤としては、光四郎&玲菜の年の差カップルにもがんばってもらいたい!
いつかちゃんと『時の差』カップルも描いてみたいんですが…。
「年の差カップル」の人って居ます?「ハイペリオン」ではそんな二人の普遍的な悩みも描いているつもりです。
その辺も気にしながら見てもらうのもいいかも。
撮影中盤の記念写真。「女の子チーム」が揃っている珍しい写真でもある。
涼ちゃんと貴央ちゃんはもとより、ひかりちゃんとあいちゃんも仲良いですね。
後は記事に直接関係ない写真シリーズ(笑)
畑澤と、スタッフの番犬だった(いつもロケバスに乗ってました)忠犬パール。「ハイペリオン」の立派な出演者であります。もう一方は意外にこのブログの出現率が高い(アレスのスーツアクター)岩田栄慶氏です。
最後は「涼ちゃんにそっくり」と畑澤が現場で主張していた(似てません?)バトルドロイド”シュライク”。
これが隊長機、赤くも早くもないですが…。量産型(涼さん型?)との違いを探そう!
ついに!あと1日!!
待て!その日を!!!