レジでの死闘を分析 | 探偵の休憩時間 ameba

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探偵bit-Hです。



先日の闘いを記した記事の続きです。

(過去記事参照:レジでの死闘





(※前回の記事を読んだ後でないと意味不明だと思うので読んでください。30秒あれば読めます。)





闘いを終えた私は分析を開始しました。




・・・なぜシルバーパンチを無効化されたのだろうか。


・・・彼女は勘違いでその技を偶然にも発現させたのだろうか。


・・・もちろんそれもある。


・・・しかし、真実はもっと奥深くにあるのではないだろうか。






そうして私が辿り着いた説は、


・偶然ではなく必然ではないか

・彼女は「都合の悪い事実」を視界から消したのではないか


ということだ。



彼女が予想したのは665円に対して~65円が出されること。

そう推測してしまった彼女の脳にとって、~65円に当てはまらないシルバーパンチは

「都合の悪い事実」となり、無効化されてしまった。


偶然といわれるかもしれないが、彼女が推測してしまった時点で、

「都合の悪い事実」は捉えられる確率が大幅に下がってしまった。

つまり無効化の可能性が上がったということなので、もはや必然といえるだろう。



・・・


・・・


と、どうでもいいことを2日にわたって書きましたが、

この「都合の悪い事実を消してしまう」という技は誰しも使ってしまうことに気づきました。


例えば我々探偵もよく使ってしまいます。


調査の時に、欲しい情報が同時に一斉に取得できるとは限りません。

バラバラの情報が徐々に集まってくるのです。

それを組み合わせてひとつの仮説をたてることはもちろん必要です。

しかし、「都合の悪い事実を消してしまう」ことを無意識にしてしまい、

仮説にあわせた事実のみを意識してしまうこともあるのではないでしょうか。



仮説をもとに動くことは重要です。

しかし、仮説のせいで事実を正確に収集できなくなると問題です。


そんなことを思ったリバウンド探偵bit-Hでした。




今日は以上です。