職人の作り方
![]() | 職人の作り方 ~ものづくり日本を支える大田区の「ひとづくり」~ [マイコミ新書] (マイコミ新書) 奥山 睦 毎日コミュニケーションズ 2008-03-01 売り上げランキング : 225873 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
女性というのは珍しいが。
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世界の中国人ジョーク集
![]() | 世界の中国人ジョーク集 (中公新書ラクレ (284)) 鈴木 譲仁 中央公論新社 2008-07 売り上げランキング : 229047 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
いい加減にしろジョーク集!と言いたくなる新書の安直商法なのだが、それが「中国」となると読まずにいられない悲しい性。この著者は最近、「猛毒大国中国」を出した人か。ラクレもドル箱の早川隆が「ベスト新書」の方で出してしまったから、中国は別の「本職」の人にまかすことにしたんだろうが。これは「世界の中国人ジョーク集」なるものではないね。アメリカとか日本を同じ俎にのせている古典的手法のが多いから、「世界の」なのかもしれんが、これは、ほとんど著者の創作でしょうが。種がニセモノで絶望した農民が自殺を図ったが、農薬がニセモノだから自殺できなかったというのもよく聞くヤツだけど、気を取り直して酒を飲んだら酒がニセモノで死んだとか、勝手にその後まで作るなよ。綿綿の「上海キャンディー」の翻訳を仲介したのはこの著者らしいが、綿綿と衛慧の凄まじい上海女のケンカのことなども書いてある。遠華事件の主犯の本は翻訳が出ているはずだけど、出版社に最初に紹介したのは私だとしか書いていないとこみると、別口で翻訳がでたのかな。そんな感じで、「中国」には古くから関わっている人らしいが、「中国通」の例に漏れず、巷に氾濫する「中国批判書」を批判している。で、その批判通りに、自分が書いているものも中国を一面的にしか見ていない。まあそれが、己の中国観が他人とは違っていると自負する「中国通」のパターンではあるのだが。
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中南米が日本を追い抜く日
![]() | 中南米が日本を追い抜く日 三菱商事駐在員の目 (朝日新書 117) 石田 博士 朝日新聞出版 2008-06-13 売り上げランキング : 61707 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「三菱商事駐在員の目」という副題。文字通り、三菱商事の「ラテン族」が社内に配信していたメール・レポートをまとめたもので、「構成」の人は「博士」ではなく、朝日のサンパウロ支局長だという。つまり本当の著者は三菱商事の社員ということになるのだが、キト、ラパス、サンサルなんて所にも駐在事務所を置いていたのか。とはいえ、朝日同様、南米の拠点はサンパウロの様で、分量も伯国が一番多い。ラパスの所長はパラグアイの日系人だそうだが、これは三菱商事では異例のものらしい。そういえば、ペルー公邸事件で、人質になっていたの社員も在日朝鮮人だった。コロンビア現法の社長も現採上がりらしい。物産の方にその様なパターンがあるかどうか分からんが、「M物産」とかにすることはなかろうに。なんちゃって仮名にしたのは、M商事の方針か、朝日の方針か。ということで、コロンビアはかなり甘めで、ボリビアはかなり辛口という分かりやすい評価。チリの社長はアジェンデ追放の9.11の時に駐在員をしていた人だそうで、20年ぶりにチリに戻ってきたとのことだが、三菱商事はクーデターに一役買ってたんじゃないの。チャべスに冷たくされているのは、そのせいかどうか分からんが、ウリベとはいい感じらしい。
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3年で辞めた若者はどこへ行ったのか?
![]() | 3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書 (708)) 城 繁幸 筑摩書房 2008-03 売り上げランキング : 9593 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
著者自身は苦労知らずの戯言の気も。
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パラダイス鎖国
![]() | パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54) 海部 美知 アスキー 2008-03-10 売り上げランキング : 2547 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
これって、何か新しいこと言ってんの?
タイトルの造語のことかな。
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へんな言葉の通になる
![]() | へんな言葉の通になる―豊かな日本語、オノマトペの世界 (祥伝社新書 83) 得猪 外明 祥伝社 2007-08 売り上げランキング : 78909 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
神田雑学大学って、おちょんちょん。
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YouTube民主主義
![]() | YouTube民主主義 ~メディア革命が変えるアメリカの近未来~ [マイコミ新書] (マイコミ新書) 河内 孝 毎日コミュニケーションズ 2008-03-25 売り上げランキング : 49879 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
この人は元毎日常務で、全然告発本になっていなかった「新聞社」という新書を出した人か。今回、マイコミから出したことで、今も毎日との関係は良好であることが窺えるが、元々、マイコミのウェマガに連載されているらしい。最近は毎日と、「変態繋がり」の大学でも講師を務めているらしいが、これはそれに備えて、コロンビア大学の聴講生になってきたという滞在記。YouTubeの話なんぞはちらっとあるだけで、副題の「メディア革命が変えるアメリカの近未来」なんていうのも怪しいものなのだが、元毎日のワシントン特派員ということで、アーミテージとかエズラ・ヴォーゲルのインタビューなどもある。それ以外はアメリカの底辺高とか、老人ホーム視察とかで、これは「全国老人福祉施設協議会理事」という役職があるかららしい。コロンビアの授業では中国人学生ともやりあったそうだが、極東スタディーズは中国人とか韓国人とかばっかだから、ジャパン・バッシングの波が収まることがないのは無理もないことか。台湾人が反撃するのも、そうした状況を苦々しく思っているからだろうが、日本人が反撃すると「ネオナチ」呼ばわりされるのはたまったもんじゃないな。結局、オバマが順当勝ちしたけど、兄貴がシンセン在住で兄嫁は中国人ってマジ?
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人物で読むイスラム世界
![]() | 人物で読むイスラム世界 (日経プレミアシリーズ 12) 宮田 律 日本経済新聞出版社 2008-08 売り上げランキング : 182651 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
新書のクセに「日経文庫」を名乗っていたツケが廻って来たのか、日経も遅ればせながら「新書」参入。それでも「新書」は名乗らず、「プレミアシリーズ」という、よく分からんカタカナ語。「新書リーグ」より、一つ上のステージなのよとでも言いたいのだろうか。 小泉がトップバッターというのは口説き落としたのだろうが、政治を書かせようとして、失敗したんだろうな。それとも中国方面から指導が来たのか。そして順番が廻ってきたイスラム関係は、やはり中東新書の帝王、宮田律先生。これで何社めだろう。保阪、香山、門倉辺りと匹敵するんではないか。ささっと仕上げる為に評伝オムニバスにしたのかどうか分からんが、シャイフ・ハマドからオマルまで、イスラム世界の重要人物をズラッと並べるスタイルは分かりやすい。この文脈だとスハルトとかマハティール、アミン、マルコムXなんかも入れてよさそうだが、当然ながら中東世界に限っている。ムシャラフとかオマルはオマケみたいなもんだけど、サダム・フセインやオサマ・ビン・ラディンは却下。そのくせ、アブー・ニダルや、ハッサン・ナスラッラーが入っているのは著者の趣味かな。ちょっと意外だったのはベン・ベラがまだ生きていたということ。もうすぐ100歳か。革命家が長生きしてはいけないという法はないのだが、アラブ人男性としても異様な長命ではなかろうか。同級生ではシュミットとか田川誠一がまだ生きているそうだが、さすがにマグレブでは長老に鞭打つ様なことはしないか。一方、エジプトのファルークが死んだのが45歳。アラブ・イスラム世界からみれば二人とも異端なのだろうが、この二人の人生の業というものは考えさせるものがある。
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好戦の共和国アメリカ
![]() | 好戦の共和国アメリカ―戦争の記憶をたどる (岩波新書 新赤版 1148) 油井 大三郎 岩波書店 2008-09 売り上げランキング : 17238 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
岩波で、このタイトルだから、また徹底的なアメリカ批判本かと思ったら、そうではなく、かなりの良書とみた。もっとも、著者の油井さんはアメリカ現代史の権威でもあるから、川田夫人みたいな単純なものではないことは分かっていたのだけど、著者曰く、この様な実験的試みを「新書」というスペースで行うのは無謀なこととのこと。アメリカの好戦性を政治文化的側面から論じることが、未開拓で実験的試みだとは知らなかったが、権威がそう言うのだから、そうなのだろう。そこで、著者自ら企画を持ちこんだという意欲的な作品である。当然ながら、植民地戦争からイラク戦争まで、「アメリカの戦争」を網羅しているのだが、あらためて、この国の戦争の歴史を振り返ってみると、著者のこのいささか挑発的なタイトルの意味も分かってくるというもの。つまり、現代の知のステージにおいても、半ば「定説」として論じられる「帝国と戦争」という見方がアメリカには当てはまらないのではないかという疑問である。戦争する主体は「帝国」であるというのもいささか時代錯誤的で、左翼的なものではあるのだが、アメリカの戦争の主体が「共和国」にあることは疑いようもないだろう。独立戦争や南北戦争に関してはそうした見方が妥当かもしれないが、先住民を駆逐した開拓戦争も、メキシコ領土を奪った戦争も、植民地まで持つこととなったスペインとの戦争も、奴隷解放や、テキサス共和国の独立などを名目にしたものであった。先住民に関しては「高貴な野蛮人」のイメージが現在まで残存していることからも分かる通り、奴隷制度が廃止されていなかった当時の時代背景を考えれば、むしろ融和的であったとも考えられるらしい。もちろん、そうした歴史が現代の人権思想や当該国の国史において、否定されていることは言うまでもないのだが、「帝国」というレッテルを貼って、それまでの支配国家と同列視し、その後継国と仮定するのも単純過ぎるだろう。「好戦性」は決して「帝国」の専売特許ではない。現代社会においては戦争の主体は「共和国」である場合がほとんどであろう。アメリカがその頂点にあることも言うまでもないのだが、その「好戦の共和国」は「反戦の共和国」も内包している。両者が求めるものは違っていても目指すところは同じである様だ。その目指すものは「共和国」であって、決して「帝国」などではない。
★★★
怖い腹痛
![]() | 怖い腹痛 内視鏡でみる日本人の胃と腸 (朝日新書 128) 神保 勝一 朝日新聞出版 2008-08-08 売り上げランキング : 127188 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
こういうの読むと、腹が痛くなる。
★★
![職人の作り方 ~ものづくり日本を支える大田区の「ひとづくり」~ [マイコミ新書] (マイコミ新書)](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F31VarJPg4BL._SL160_.jpg)





![YouTube民主主義 ~メディア革命が変えるアメリカの近未来~ [マイコミ新書] (マイコミ新書)](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41JYkmmAyXL._SL160_.jpg)


