新書野郎 -101ページ目

ニッポンの評判

ニッポンの評判―世界17カ国最新レポート (新潮新書 276)ニッポンの評判―世界17カ国最新レポート (新潮新書 276)
今井 佐緒里

新潮社 2008-08
売り上げランキング : 3165

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


ま、こんなもんかと思うけど、オランダは意外。これって皮肉じゃないの?
トリを務めた編者の分が、一番凡庸だった気も。
★★

自民党政治の終わり

自民党政治の終わり (ちくま新書 741)自民党政治の終わり (ちくま新書 741)
野中 尚人

筑摩書房 2008-09
売り上げランキング : 9150

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


正確には55年体制の終わりか。
★★

反米主義

反米主義 (講談社現代新書 1956)反米主義 (講談社現代新書 1956)
近藤 健

講談社 2008-08-19
売り上げランキング : 273880

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


「反日感情」とか「反中意識」とかはあるけど、なんで「反米」は「反米主義」と呼ばれるかということをマジメに考察した新書。別に「反米感情」とも言うんじゃないかなとも思うが、英語でも「アンチ」じゃなくて、「イズム」が付くのはアメリカだけらしい。この著者は毎日の元ワシントン支局長で、今読んでる平敷安常の本にも、英語が堪能な毎日のサイゴン特派員として登場しているから、この辺は間違いなかろう。ICU出らしいが、年齢からいって一期か二期か。正に「親米主義」の申し子として教育を授けられた訳だが、その辺の影響もあるのか、淡々と世界各地の「反米主義」を論じる。このテーマは前に集英社新書でも伊藤千尋が出しているのだが、「反米」丸出しの「主義者」伊藤とは全く趣きが違っていて、読みやすい。講談社と集英社、毎日と朝日、ICUと東大。北米と南米、戦中と団塊と、まあなるほどと思う違いがあるのだが、記者引退後が、大学教授と市民活動家に分かれたことが一番大きかろう。「アジアの脱亜」というのは面白い観点だが、ホンカツにも批判的だし、ベトナム帰りでも根元にある「親米感情」は揺らがなかった様だ。
★★

現代アートバブル

現代アートバブル (光文社新書 369)現代アートバブル (光文社新書 369)
吉井仁実

光文社 2008-09-17
売り上げランキング : 9566

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


忙しいそうで、如何にも語り下ろしだけど、「現代」のアートバブルでなくて、「現代アート」のバブルね。
★★

地獄の日本兵

地獄の日本兵―ニューギニア戦線の真相 (新潮新書 273)地獄の日本兵―ニューギニア戦線の真相 (新潮新書 273)
飯田 進

新潮社 2008-07
売り上げランキング : 30208

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


「ニューギニア戦線の真相」という副題。著者は大正十二年生まれのニューギニア戦線生き残りで、復員ではなく、BC級としてスガモ送還になった人。夏の「終戦商戦」ものということで、靖國系のものではなく、「あの戦争は酷かったんですね」という感想に終わることを懸念して出来たものらしい、つまり反戦の立場に立ったものなのだが、「悲惨な歴史」を語ることによって、それ以上の感想が得られるとも限らない気がした。人肉食や捕虜殺害を自らの体験談として残していることには敬意を表すが、広く知られている事実であるだけに、衝撃を受けるまでもないし、「あの戦争は酷かった」だが、「今の戦争ではこうした極限の地上戦は少ないだろう、ましてやそれに日本が巻き込まれる可能性は、ほぼゼロではなかろうか。たとえ憲法9条を改正しても」というのが正直な感想。てなことを言うと、九条信者が怒りそうだが、日本人の戦争観に六十年以上もの空白があるのだから、戦争というもののイメージを「あの戦争」に求めるのは仕方がないことか。
★★

不許可写真 

不許可写真 (文春新書 652)不許可写真 (文春新書 652)
草森 紳一

文藝春秋 2008-08
売り上げランキング : 158446

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


遺作かと思ったら、10年前に毎日新聞の「20世紀の記憶」で出したヤツらしい。「随筆 本が崩れる」はよく分からん新書だったが、未刊、未完の著作が待機中というくらいだから、文春もそれまでの繋ぎでどうぞということなのだろうか。で、これは毎日から出たくらいだから、毎日の写真素材なのだけど、この題材だと必然的に日中戦争ということになる。その前の戦争は写真もそう多くないだろうし、太平洋でのドンパチは「ハワイ・マレー沖海戦」みたいので十分覆い隠せたろう。人間の極限の死が露になったのはやはり大陸ということになるが、その辺が今日まで続く遺恨の原点ということなのかもしれない。著者は中国文学科出だが、そこに焙り出された「現実」に対し、安易なヒューマニズムで対処する訳でもなく、あくまでも「写真」として批評している。船を女性器に例えるのは俯瞰した比喩感覚というのはなるほどと思った。サイゴン街頭銃殺とか英軍無条件降伏の山下中将などの有名な歴史的写真もあるが、ラングーンで街路樹に縛られるインド人とか、天津駅の柱い縛られた便衣兵といった珍しい写真は興味深い。ちょうど10年前に甲子園であったというPL学園のスパイ事件(相手は松阪か?)は知らなかったが、昭和13年生まれいう著者はこうした検閲制度は皮膚感覚では知らない世代である様だ。その辺の事情を最後の「非国民」の話で代弁させているのだろう。
★★

自衛隊が愛される条件

自衛隊が愛される条件 (朝日新書 129)自衛隊が愛される条件 (朝日新書 129)
小池 政行

朝日新聞出版 2008-08-08
売り上げランキング : 418744

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


佐藤優よりも、天木より早いヤメ外だけど、自衛隊は関係ないだろ。

学歴・階級・軍隊

学歴・階級・軍隊―高学歴兵士たちの憂鬱な日常 (中公新書 1955)学歴・階級・軍隊―高学歴兵士たちの憂鬱な日常 (中公新書 1955)
高田 里惠子

中央公論新社 2008-07
売り上げランキング : 36181

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


読み物としてオモロかった。
赤木批判は最後か。
★★★

隠された皇室人脈

隠された皇室人脈―憲法九条はクリスチャンがつくったのか!? (講談社+α新書 (396-1C))隠された皇室人脈―憲法九条はクリスチャンがつくったのか!? (講談社+α新書 (396-1C))
園田 義明

講談社 2008-05
売り上げランキング : 127294

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


話があっちゃこっちゃ。

総理の辞め方

総理の辞め方 (PHP新書 535)総理の辞め方 (PHP新書 535)
本田 雅俊

PHP研究所 2008-07-16
売り上げランキング : 50334

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


早速かと思ったが、たまたまだったみたい。
辞め方の話というより、普通の評伝集だが。
★★