新書野郎 -84ページ目

アジア人との正しい付き合い方

アジア人との正しい付き合い方―異文化へのまなざし (生活人新書)アジア人との正しい付き合い方―異文化へのまなざし (生活人新書)
小竹 裕一

日本放送出版協会 2008-12
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シンガポールでは良い本を出したのに、帰国した途端にツマランものになったか。

悩めるアメリカ 

悩めるアメリカ (日経プレミアシリーズ)悩めるアメリカ (日経プレミアシリーズ)
実 哲也

日本経済新聞出版社 2008-10
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日経も「日経文庫」という新書なのか文庫なのか、入門書なのか研究書なのかよく分からん新書サイズのシリーズを長年自給自足でやってきたが、時代に乗り遅れんと始めた「日経プレミアシリーズ」では実績のある外部の執筆陣を起用。そんな中、「中の人」が書いた新書が出たが、元ワシントン局長の論説委員らしい。先に出た冷泉のが党派性を出しすぎだったから、バランスをとったのかもしれんが、こちらは政治イヤーにも関わらずひたすら社会ネタ。意識したのは「ルポ貧困大国アメリカ」の方か。不法移民、戦争帰還兵、失業などお馴染みテーマが続き、今は亡きハンチントンにも会って来た様だ。ブッシュの戦略を練ったというジョン・ユーという韓国系はあまり知られてないな。アメリカにいる留学生が就職をあきらめ続々帰国しているという話は興味深い。留学とか移民で知識人材を確保し、技術革新を繰り返してきたアメリカのサイクルもいよいよくずれるという訳か。9.11以降、ビザ発給の関係で留学生の就職は難しくなっているとのこと。アメリカにおける教育は云わば投資だったのだが、これから産業という位置づけになると、外国人への奨学金も厳しくなるのだろう。それはアメリカ人学生にとっても同じ事で、大学を卒業するメリットというのが急速に失われている様だ。ハーバードとかの名門も景気後退で寄付金や資産が減少すると、国外から優秀な学生を集めるという戦略も見直し「バイ・アメリカン」に転じるかもしれない。著者はそれでもアメリカの未来を信じているということだが、こどもに米国籍でも取らせたのかな。
★★

B級グルメが地方を救う

B級グルメが地方を救う (集英社新書 462B) (集英社新書)B級グルメが地方を救う (集英社新書 462B) (集英社新書)
田村 秀

集英社 2008-09-17
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写真はナシかよ。

寿司屋のカラクリ

寿司屋のカラクリ (ちくま新書)寿司屋のカラクリ (ちくま新書)
大久保 一彦

筑摩書房 2008-11
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カラクリってほどのものでもない。

学校崩壊と理不尽クレーム

学校崩壊と理不尽クレーム (集英社新書 455E) (集英社新書)学校崩壊と理不尽クレーム (集英社新書 455E) (集英社新書)
嶋崎 政男

集英社 2008-08-19
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これも特殊事例を一般化か。

ビジネスの「コトバ学」

ビジネスの「コトバ学」 (日経プレミアシリーズ)ビジネスの「コトバ学」 (日経プレミアシリーズ)
則定 隆男

日本経済新聞出版社 2008-08
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一般論のオンパレード。

浮世絵

カラー版 浮世絵 (岩波新書)カラー版 浮世絵 (岩波新書)
大久保 純一

岩波書店 2008-11
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さすが岩波のカラー版は紙がいいな。
★★

英語は勉強するほどダメになる

英語は勉強するほどダメになる~”英語コンプレックス”を生み出すもの (扶桑社新書 34) (扶桑社新書)英語は勉強するほどダメになる~”英語コンプレックス”を生み出すもの (扶桑社新書 34) (扶桑社新書)
栄 陽子

扶桑社 2008-08-29
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やってることと矛盾があるんじゃないの。

手ごわい頭脳

手ごわい頭脳―アメリカン弁護士の思考法 (新潮新書)手ごわい頭脳―アメリカン弁護士の思考法 (新潮新書)
Colin P.A. Jones

新潮社 2008-10
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裁判員制度批判の第二弾の方を先に読んだのだが、新書界はこの人を井上薫に並ぶ書き手(というか語り手)に育て様としているのだろうか。井上は理系からの転向だが、旧司法試験組の多くは人生の労力をそれ一本に絞ってきた訳だから、司法制度そのものを否定するのは、自分を否定する様なものであろう。橋下だって、自分を成り上げたの司法制度に牙を向くことはできない。その点、日本の法曹界の片隅にいる「アメリカン弁護士」は、都合の良い司法論客になれるのだが、編集もあらかじめ井上本を雛形として読ませた様だ。ただ、日本に長い著者としては、日本の司法試験に合格した弁護士でないという弱みがあるらしく、アメリカ人弁護士がご忠告といった目論見とは裏腹に、限られたエリートだけに牛耳られる日本の法曹界が、奇妙な判決やコンビ二弁護士が蔓延る米国法曹界を見下す視線をかなり意識している様に思える。この辺は欧州が米国を見下す視線と同じものを感じているのかもしれない。そこで、アメリカの弁護士が日本の弁護士の様に鉄壁の法律知識を持ち合わせず、その資格試験も日本と比べてアバウトであることを認めた上で、司法の本質が知識や明文された法律そのものにあるのではないことを主張している。それが法律より、弁護士の「手ごわい頭脳」ということになるのだろうが、やはりその司法のあり方は異文化であるという印象は拭えない。
★★

開発調査というしかけ

開発調査というしかけ (創成社新書 27)開発調査というしかけ (創成社新書 27)
橋本 強司

創成社 2008-10-10
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当事者に書かせれば無批判になるだろうが。