エコ・テロリズム
![]() | エコ・テロリズム―過激化する環境運動とアメリカの内なるテロ (新書y) 浜野 喬士 洋泉社 2009-03-06 売り上げランキング : 113602 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
シーシェパードのおかげという訳ではないが、このテーマも新たなイシューとして浮上した。エコとテロというのは相反する概念の様にも思えるが、シーシェパードがひとり異端なのではなく、「本場」アメリカには他にも名の知れた既知害団体がゴロゴロある。動物解放戦線は実験動物の「動物権」の為なら殺人も辞さずという人間の叡智を超越した連中だが、地球解放戦線とか、アース・ファーストとか、それならまず地球の為にあんたらが死んでくれという本末転倒組が、それなりに活動を継続させている。シーシェパードがそうである様にグリーンピースがエコ・テロリズムの源流にあるのは知られたことだが、そうした歴史を含め入門書としては、他の類書も少ないだろうし最適かと思える。シーシェパードは遭難者救出を妨害したことから分かる様に、「人間の命は地球より重い」なんて思想は連中には通用しない。クジラがダメで牛は食ってもよいという西洋人の欺瞞が理解し難いというのが大方の日本人が持っている疑問だろうが、エコ・テロリズムの根底には思想があり、その思想を読み解く鍵を著者は提供している。もっともエコに限らず、あらゆるテロリズムは思想により、正当化され、テロリストを突き動かすのだろう。過激派が平和を訴えたり、9条信者が中国や北朝鮮の核、軍事力を擁護するのも別に不思議ではないのである。
★★★
オバマ現象のカラクリ
![]() | オバマ現象のカラクリ 共感の戦略コミュニケーション(アスキー新書) 田中 愼一 アスキー・メディアワークス 2009-02-11 売り上げランキング : 36380 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
アスキーもオバマ新書に参戦か。しかし、これはオバマとか政治の話というより、自己啓発本みたい。共著の二人は米国企業の日本法人のPR会社社長とのことだが、マーケティングの現場とかにいる人はこんなのを読んで参考にしているのだろうか。オバマのとった戦略コミュニケーションを応用できるのは、それ相応の資金と影響力を持つ人間に限られるのではないかという気がしないでもない。ビジネスパーソンは、こういう眼でオバマを捉えなければならないとしたら、ご苦労なことである。ビジネス本なので、通勤電車内で読み終わる様に出来ているのは良いが、それでも、ページが余ってしまったのか、オバマの演説原稿を日英表記で50ページも載せている。なるほど、英語の勉強でもせえと。
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0系新幹線から始まる昭和の鉄道風景
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実業之日本社だからじっぴなんだって。
テーマ的には凡庸なものだったけど。
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イワシはどこへ消えたのか
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軽いと思ったら、記者ものだったか。
★★
「病気の値段」の怖い話
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偏差値はやっぱ関係あんのか。
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満足できない女たち
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こんなにポジシンばかりでないだろ。
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韓流「女と男・愛のルール」
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この著者はもう+@新書三冊目か。ディランれい子もまだ2冊というのに、そんなに売れたのかな。中身はほとんど前2冊と一緒。さすがに表紙から地図は消したみたいだけど、こういうの韓国好きの連中はあるあるとかいって読んでしまうのだろうか。書かれている話のほとんどがフィクションであることはネタが尽きないことをみても分かるのだが、「韓流」は様式美の世界だからこれで良いのかな。著者も立場上、どっちが正しく、どっちが悪いといった結論は避けたい様だが、まあ韓国人を理解して、韓国人に合わせて付き合ってくれというもの。日本人が韓国に行ったところで、韓国人が日本式の付き合いすることはまずないので、優柔不断で、「八方美人」たる日本人が韓国人に合わせなくてはならない様だ。日本人にとっては文化は相対的なものだが、韓国人は絶対主義だから、「正しいこと」を相手に求めるには当然なのだろう。宗教とかに弱い人がツボに嵌ってしまうのはそういうことなのかな。
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