新書野郎 -65ページ目

名誉毀損

名誉毀損―表現の自由をめぐる攻防 (岩波新書)名誉毀損―表現の自由をめぐる攻防 (岩波新書)
山田 隆司

岩波書店 2009-05
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色々と気になるけど、下手に感想書けないな。
★★

落下傘学長奮闘記

落下傘学長奮闘記―大学法人化の現場から (中公新書ラクレ)落下傘学長奮闘記―大学法人化の現場から (中公新書ラクレ)
黒木 登志夫

中央公論新社 2009-03
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学長は学者じゃなくて、実務家の方がいいんじゃないか。
★★

父子相伝

父子相伝-陳家の訓え (祥伝社新書158)父子相伝-陳家の訓え (祥伝社新書158)
陳 建一

祥伝社 2009-04-21
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陳建一の親子自伝は前に岩波ジュニア新書のを読んだが、政治的には無臭の人なので、右派の祥伝社新書に移っても大して変わりはない。というか、たかが数年で新展開や新事実の告白などある訳もなく、高校時代に通ったといううどん屋の話など、既読感は否めなかった。親父さんは昭和27年に来日というから、戦後7年めか。今のイラクにアメリカ人が移民してコックになる様なもので、日本の平和さにあらためて感じ入るのだが、実際に今のバグダッドやカブールでも国連景気を狙った中華レストランを中国から移民した人たちが何軒も開いているらしい。その中から、将来、イラクの陳建民が出てくる可能性はゼロだが、イスラーム化した中華料理が将来、人々に受け入れられる可能性はゼロではないだろう。マーボ豆腐、エビチリ、ホイコーロ、坦々麺、どれも陳建民が日本化した料理だそうだが、既に上海辺りでは逆輸入が始まっているのは周知の通り。中国人や韓国人経営のなんちゃって日本料理にはスシポリスが必要かもれんが、カリフォルニア・ロールは日本人が現地で開発したものだ。当のマーボ豆腐だって、残った材料で、陳婆さんが苦し紛れに作った料理がルーツだそうから、本来、料理は生き物であって、環境によって変化していくものなのだろう。

アフガニスタンの未来をささえる

アフガニスタンの未来をささえる―国際機関職員の仕事 (岩波ジュニア新書)アフガニスタンの未来をささえる―国際機関職員の仕事 (岩波ジュニア新書)
石原 陽一郎

岩波書店 2009-04
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岩波ジュニア。著者が4人連名になっているのは、この4人が平等に書いているからであって、4人はアフガニスタン在住国際機関勤務日本人のお仲間たち。世銀、国際移住機関、国連人口基金、ユネスコだそうで、NGO系はなし。それぞれ別の職場なんだけど、やっぱ日本人グループが出来てんだな。まあ彼の地では安全上の問題もあるから大使館が結束を促してるだろうし、大使館としても、ヒッピー上がりのボランティアとかと違って、この種の人たちにには「一等国民」として遇しているのだろう。狭い日本人社会にあって、このグループはやはり上流階級の意識はあるのだろう。ということで、アフガニスタンの話というより、ジュニア諸君が興味がある国際機職員の話であって、その生活、なるには指南。4人が一様に強調するのは今の地位を獲得するのが如何に困難であったかということ。英米大の修士以上は最低条件であって、更にインターンの段階で競争率が何十倍、正規採用にあたっては、それこそ何百倍の難関をくぐり抜けてきたという自負がある。帰国子女は1人もいなくて、最初は英語ができなくて苦労したという話から始まり、夢を持たせる様に仕向けているのだが、これでは、イマドキの高校生とかにとっては逆効果にならんかな。一時、日本の拠出金と比較して日本人職員の数が少ないということが国連でも言われていて、若者よ国連職員を目指そうなんて宣伝されていたことがあったが、この時代にあっては、優秀な人材は皆、民間企業に流れるなんてことはないだろう。国連トップも韓国人が就いたから、今後は日本人職員は減らされることになるんではないか。留学してその道の学位を獲っても、ほんの一握りしか希望する職に就けないとなると、「ボランティア」で修行を積んで、地道にチャンスを窺うか、高遠さんみたいに勝手にNGOを立ち上げたりするしか法はなかろう。その意味ではこの4人は明らかな勝ち組で、「国際」流行の今、帰国してもどこかの大学に職を見つけるのは難しくなかろう。いずれにしても、この人たちはアフガニスタンの現在をささえても、未来までをささえることにはならないのではなかろうか。
★★

キリストの身体

キリストの身体―血と肉と愛の傷 (中公新書)キリストの身体―血と肉と愛の傷 (中公新書)
岡田 温司

中央公論新社 2009-05
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「マグダラのマリア」、「処女懐胎」に次ぐ、著者の中公新書、キリスト三部作なのだという。前2冊に関しては、1冊(前者)読んだ記憶があるのだが、例によって内容は覚えていない。今回のテーマはキリストの表彰化かであるので、宗教的解釈より、芸術的解釈の方に重きが置かれる。一般的知識でキリストの顔かたちといったものは確立されているのだが、これも後の歴史で大量散布されたもので、実際にキリストがあのような姿形をしていかどうか科学的根拠なはいらしい。あまりイケメンではなかったり、デブだったり、キリストを磔にするのが女性だったり、あちらでは多種多様なキリストの表彰が存在している様だ。人々がキリスト像に惹きつけられるのは、そのイケメンぶりではなく、オーラがあるかどうかということである。その最期の表情は信者でない者もうならせるものがあるのだが、あの辺の濃い顔の民族は、歳を取ると、誰しも哲学者みたいな顔になるということもある。となると、若き日のキリストはヘラヘラした若者である可能性も高い。それが厳しい風土を生き抜く民族の「顔」なのだろうが、一方で偶像を拒否する世界宗教が起こった土地でもあることは興味深い。
★★

オバマ・ショック

オバマ・ショック (集英社新書 477A)オバマ・ショック (集英社新書 477A)
越智 道雄

集英社 2009-01-16
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集英社新書のオバマ本はこれか。文春新書の渡辺・村田対談を学術スター対談とすれば、こちらは、さしずめサブカルのスター対談。町山が越智を指名したそうだが、政治話は町山の手に負えなかったかな。越智は既にオバマ本を出しているのだが、例によってこの本で喋ってることも、オバマの話というより、アメリカ民族論。町山は映画の話をする訳ではなく、身辺雑事について。その出自からオバマに共感してるのかと思いきや、影響を受けたのは父親が好きだったアメリカ文化とのこと。帰属するアイデンティティが自明ではないオバマの様な人は結構いるというのは自分を念頭に置いてのことだと思うが、白人家庭に養子にいった黒人のこどもがかなりいるというのはその通りだと思う。供給数の関係もあるし、白人の贖罪意識といったものもあるのだろうが、黒人のこどもはカワイイから人気があるのも事実。そうするとまるで白人みたいな話し方をする黒人というものが量産されることになるのだが、この場合、大きくなってエスニック・リバイバルがおきても、特定の伝統をもったエスニシティに回帰できる訳ではない。そのままオバマの様に、人種横断的に生きていかなければならない訳で、タイガー・ウッズたオバマはそうした人たちのアイデンティティをも体現しているのではなかろうか。その意味でも、越智が細分化してみせたアメリカの階層社会を町山が別の目で見ていたというのは興味深い。
★★

「郷愁と哀愁」の鉄道博物館

「郷愁と哀愁」の鉄道博物館 (講談社プラスアルファ新書)「郷愁と哀愁」の鉄道博物館 (講談社プラスアルファ新書)
南 正時

講談社 2009-02-20
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結構あるもんなんだな。

大失業時代

大失業時代 (祥伝社新書150)大失業時代 (祥伝社新書150)
門倉 貴史

祥伝社 2009-03-27
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門倉、今度は祥伝社か。

イタリア・ロマネスクへの旅

カラー版 イタリア・ロマネスクへの旅 (中公新書)カラー版 イタリア・ロマネスクへの旅 (中公新書)
池田 健二

中央公論新社 2009-04
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中公新書のカラー版。カラー版の定価は各社横並びの千円ポッキリだけど、中公の紙質は上等の方。著者は「フランス・ロマネスクへの旅」に続く仕事だそうだが、20年以上もヨーロッパ・ロマネスク教会を調査しているだけあって、引き出しには幾らでもありそう。当然、写真も著者自身の手に拠るものだが、労力少なく、定価が高いとその分、印税も美味しいか。著者は教会趣味ということで、基本的には教会ばっかなんだけど、ピザの斜塔とかメジャーなのも入っている。しかし、ほとんど遺跡みたいな教会が多いけど、これらはみんな現役なのかな。次作はスペインかドイツだろうが、ロマネスクに限定してしまうと、教会も限られてくるかな。
★★

回復力

回復力~失敗からの復活 (講談社現代新書)回復力~失敗からの復活 (講談社現代新書)
畑村 洋太郎

講談社 2009-01-16
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自己啓発かよ。