アメリカもアジアも欧州には敵わない
- 八幡 和郎
- アメリカもアジアも欧州に敵わない―「脱米入欧」のススメ
著者は東大法卒、ENA留学の元通産官僚という人らしいが、現在は「評論家」で、なんだかB級うんちく本みたいな新書。「脱米入欧」のススメということら
しいが、パリに行くことを夢見て、アメリカに渡った永井荷風の時代じゃあるまいし、これほど欧州崇拝の人も珍しい。まあ近代思想の源が欧州にあるというの
はある意味正しいかとは思うが、それも「古いヨーロッパ」の価値観に過ぎないとも思える。実際に日米同盟やめて、日欧同盟にしましょうなんてことが出来る
訳ないし、アメリカかヨーロッパかなんて時代でもなかろう。歴史からグルメ、著者のお勧め観光スポットに、ヨーロッパ美人国まで、著者は主観全開で次々と
挙げていくのだが、ギリシャの現地読みはエラードだとか、ジャパンの語源はスペイン語のハポンだとか、私でも首を傾げる様な事を書いているので、そのうん
ちく大会が正しいのかどうか分からない。エラスではなくエラードならアイスクリームだと思うし、ジャパンは福建語語源が定説じゃなかろうか。イギリスのポ
ルトガル語源は国名ではなく、英語/英人でしょう。また、サルコジがハンガリー事件で亡命したハンガリー人とか言うと、何歳だよということになってしま
う。シャラポワが美人だというのは私と好みが違うが、グルジアが欧州一の美人国というのは異論がない。
いまどきの「常識」
- 香山 リカ
- いまどきの「常識」
中国で「反日デモ」やった連中が戦争の被害者って...
だったら我々も永代に渡って米国を憎まなくてはならないのだが、著者の反米はそういうことなのか。国連さえ匙を投げた北への援助が餓えている国民に等しく届くと思ってるとしたら、それは「想像力が欠如した」人間じゃないのか。平和が好きで戦争反対なのは結構だけど、じゃあなぜ「先軍政治」とか、「人民解放軍」が国是になってる国を批判しないの?日本の常任理事国入りは私も反対だけど、政治も外交も二流だからって何よ。どっかの国の言い種とそっくりだね。本当の平和主義者だったら、核保有国のプレゼンスなど認めないと思うけど。
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日露戦争に投資した男
- 田畑 則重
- 日露戦争に投資した男―ユダヤ人銀行家の日記
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英語を学べばバカになる
- 薬師院 仁志
- 英語を学べばバカになる グローバル思考という妄想
まあ著者の様にフランス語を学んでもバカになるということはよく分かった。
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