新書野郎 -194ページ目

「不利益分配」社会



高瀬 淳一
「不利益分配」社会―個人と政治の新しい関係
「格差論」の便乗本かと思ったら、小泉エール本だった。
★★

世界中のお菓子あります



田島 慎一
世界中のお菓子あります
SPAMとはそういう意味だったのか。

宗教としてのバブル



島田 裕巳
宗教としてのバブル
ソフトバンクもそうなのでは。

「街的」ということ



江 弘毅
「街的」ということ――お好み焼き屋は街の学校だ
ギョーカイ君は中身が空っぽ。

歴代総理の通信簿



八幡 和郎
歴代総理の通信簿 間違いだらけの首相選び
極私的通信簿の様な気もするのだが。
★★

同級生交歓



文藝春秋, 文芸春秋=
同級生交歓
知らなかったけど、既に単行本になってたんだね。新書化なんて朝メシ前だ。

インドビジネス 



島田 卓
インドビジネス―驚異の潜在力

インドビジネスの第一人者であると自負する著者は元東銀の駐在員だったらしい。個人的にインドの東銀には嫌な記憶があるので、ひょっとして、あの時のあいつかと思ってしまったのだが、たぶん違うだろう。今も昔も銀行の駐在から見れば、パッカーは所詮「ヒッピー」に過ぎないんだけど、東銀自体が消えてしまった今、東銀オリジナルTCなんて骨董品の話を持ち出すのも野暮なことなので、この辺でやめておく。さて、そんなインドビジネスの第一人者は似たような本を何冊か出していて、マクロで門倉、ミクロで島田といったところが、インド経済ものの定番である。それだけ中国なんかと比べて人材が不足しているということも言えるのだが、その担い手を排出する中国人留学生の数が1万4千人。インド人留学生は300人強とのこと。これでは勝負にならない。しかし、この本にはインドへ留学する学生の数も載っていて、中国人が8万人、アメリカ人が7万人、韓国人が1万5千人、日本人が400人強だという。この数字はホンマかいなという気がするのだが、額面通り受け止めると、中国人はインドへ留学する人が、日本へ留学する人より6倍近く多いということになる。どういう統計なのか不明だが、日本も「就学」「研究」「研修」や所謂「遊学」、「定住、永住」の子弟を加えればインドと肩を並べるかもしれない。ただそれでもインドの中国人留学生8万人というのは如何にも多い。考えられるのがIT研修と、英語研修、そして、最近悲劇が伝わり、世界中の知るところとなった仏教及びチベット文化を学ぶために越印するチベット人のこどもたちの存在ではないか。韓国人は流行ってるという割安英語留学っぽいが。米国人留学生7万人というのも謎だ。米国籍のNRIかもしてないが、それなら英国人の方が多そうだしと思ったら、在印米国人の数も23万人だという(日本人は2100人)。それなら7万人も留学生がいてもおかしくはないが、この数字はどうも腑に落ちない。ひょっとしたら、アメリカでは今、空前のインドブームが沸き起こっているのかな。
★★

カザフスタン 



カトリーヌ プジョル, Catherine Poujol, 宇山 智彦, 須田 将
カザフスタン

文庫クセジュということで原書は2000年。例によって、あとがきで訳者がそれ以降の事項をフォローしている。それによると、その後、カザフスタンは奇跡的な成長ベースに乗り、政治面もナザルバエフ長期政権が安泰なのだという。その辺りは前が酷かったり、周りが酷かったりということもあるのだろうが、アラファトがイスラーム世界初の核保有国を祝福したなんていう物騒な状態からは脱したことはたしかであろう。その意味ではこの国からイスラーム世界へ核が拡散したり、中央アジアに核ドミノ現象が起こる可能性があった訳で、とんでもない不良国家を隣国に抱える身にとっては、カザフスタンは南アフリカと並ぶ核優等生国家とも言える。ただし、著者が指摘している通り、単純な優等生的ふるまいとして核廃絶を宣言した訳ではなく、それがたまたま自国となった領土にあったというシロモノであった以上、それを維持、管理するという能力もコストも欠けていたというのが実情の様だ。南アの場合も、周囲に脅威の対象がなくなって、ドミノできる様な国も周辺にはないという現実が、核開発の意味を失わせてしまったのだが、そうなると、元々、成功したのかも失敗したのかも不明のあの国が狙ってるのは「核廃絶」というカードではないかという気もする。どうもリビアを参考にしているフシもあるが、将軍様も大佐殿の様に国際デビューする日が来るのだろうか。
★★

超バカの壁



養老 孟司
超バカの壁
とりあえず読んでみたけど、あっそって感じ。靖国の件だけは正解だと思う。

お坊さんだって悩んでる



玄侑 宗久
お坊さんだって悩んでる
坊さん向けの人生相談。つまらん。