おもちさんといく!西本願寺伝道院と和紙はがきの型染めで芸術魂が爆発の話 中編 | Bis morgen

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関西在住、夫と二人暮らしの40代主婦の徒然…のはずが、2021.5月乳がんが思いがけず見つかり生活が一変。ルミナルHER2ステージⅡb。術前ケモ、手術、放射線、カドサイラ終えてホルモン療法中

一通りの説明を受けてからいざ染めてみましょう!となったわけですが


インスピレーションがおりてこない…←どんな芸術家気取りやねんなキミ

向かいの席でおもちさんは順調そう。


くっ。


前作を越えるモノを…前作を越えるモノを作り出さねば……なんの使命感なんやろ


終了のお声がかかったのと、用意された2枚の和紙はがきに型染めし終わったのとほぼ同時でした。


それではさっそく渾身の力作をご覧いただきましょう!





順番にタイトルと作品コンセプトをご紹介していきます

まずは向かって右側

タイトル

「ワタシのバラが枯れそう」

作品コンセプト 

元々和紙にあった模様を茎に見立てて花を一輪作ろうと試みました。

その花に繁忙期ですり減っていく己をリンクさせ、外部からのダメージからなんとか自分を守ろうと儚いバリアを張りながら懸命に戦う、そんなイメージを元に作り出しました。

バリア(ATフィールド)の外にはエヴァでお馴染み使徒が殲滅される時に出る「光の十字架」を配置し「逃げちゃダメだ」と己に言い聞かせているという深い意味合いも込めています




帰って夫に見せたら

「かさぶた?これ?」

と言われました。

壮大な想像力を形にしたってのに一言で終わり


続いて向かって左

タイトル

「ずれてる女」

作品コンセプト 

喜怒哀楽さまざまな感情が入り交じる心の内をカラフルな色彩で表現。その変化をグラデーション化して「人の心は一言で言い表せない」という深みを伝えたかった


ものの


最後の外枠夢中になって塗ってたら

下の敷き紙に大作の一部がはみでとるやないかいポーン

型紙とってみてみたら

中心点がずれて左寄りになったため模様の一部が欠けてしまっていた

なんか、ワタクシのやることって大概こんな感じだということを痛感した

尚渾身の作品よりも



型紙についた色具合の方がきれいだったという皮肉


「で、キミはどうよ?なんかえらい順調そうだったけど」




「今回は私が悩まされている腰痛による心身の経過をあらわしてみました凝視

そうだね、キミ年末からずっと腰痛に悩まされているもんな…驚きブログで経過見るたび心配しておったよ

「この赤い方が腰の痛み。青い方が心の痛み。激痛だった頃(中心部)から徐々に緩和されていく様(外側に向けて)となっております」←キュレーターみたいに解説するやん


スムーズに製作進んでたからこの人裏面にも同じ「腰の痛みと私」を作成しとるポーンなんとしても人々の心にこの思いを伝えたい!という並々ならぬパッションが溢れ出てます。

なんて、メッセージ性のある作品なんだ…無気力負けた

本人達にとっては大満足の出来具合で今回の体験教室は終了しました。

銀河の歴史がまた1ページ…