終わりの5番は始まりよりも美しい… | パパはバレエダンサー

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パパはロシア人バレエダンサー。中央アジアはキルギスタン
ビシュケクというところで暮らしています。
娘が2人、猫2匹。夢だったバレリーナ・・・
気が付けばバレエダンサーの嫁になってました。
いろいろ突っ込みどころ満載の
日々の暮らしを漫画でアップします。

みなさま

おはこんばんちは!

 

最初に謝っておきますが

これは

自分の足に引っかかって

転ぶほど内まただった大人の話です。

 

バレエをやってても内足がデフォルトだった

女性の話です!

 

それがですよ~

 

「内足になるのが気持ち悪い♡」

なーーーーんてざまになったんざます。

 

だいぶ前からそうじゃないかとは思ってたんですが

もしかして私、ちょっとアンディオールできてきたんじゃない?

 

比較対象自分なのですいませんね。

 

そりゃ意識が無だった昔に比べれば

ガンバってガンバって開く命令をしてきたので

ちょっとは改善してくれないと困るんですが

 

まさか~無意識下でも開く時が来た~

(限定的です)

 

例えば…

 

バーで1曲の間に右と左をやってしまうことあるでしょう?

 

右が終わったら次の音から左が始まるのです。

 

だからスッス~スズニュ~

からの~

5番や1番に着地。

 

すぐさま動足を出す!

 

みたいなときね。

 

昔の自分だったら

とんでもない向きにルルべから軸足が下りるわけですよ。

 

だから動けば動くほどポジションが緩くなってしまう。

 

スタート時の5番と終わった時の5番では

終わった時の方がダメダメになるってことです。

 

でも!

 

ここ最近では

終わりに向かって5番が深くなる!

 

感覚なのです。

 

昔ならルルべからかかとが着地するたびに

あさーーーくなっていってしまってたのに

 

今は逆に下りるたびに深くしようと意識できるのです。

 

私の大嫌いなフラッペってのがあるんですけどね。

バーの後半に出てくるやつ。

 

あれの、いちいちルルべするヤツあるでしょう?

あれが入っているとイラっとします(笑)

 

早いくせにフラッペするたびに

片足ドゥミにするとですね

 

あらまあ

 

アンクロワ終わったころには

軸足パラレルになっちゃうんですよ~

 

「ってのがなくなりました」

 

すげーーーーー

 

 

 

と自分で感動しているんですが

これがどれだけすばらしいことか!

 

内またの人にはわかっていただけるはず。

 

無意識でどんどん股関節アンデダーーーーンの民なのです。

 

これをまっすぐどころか真逆にするのです。

 

無意識でどんどんアンディオール!

 

ひゃっほおおぉーーーー

 

浮かれすぎ。

 

 

今と昔と何が違うのかというと

脚の働きよね。

 

こう動くときはこう!って

バレエの場合は全部アンディオールありきなので

普通の脚の動かし方で使う筋肉と違う部分?

同じ筋肉でも使い方が違う?

 

ってのがあるみたいに感じます。

 

まさに「アンディオール筋」ってのがあるんじゃないかと思います。

 

そういう筋肉ができるって話ではなく

アンディオールをするための筋肉の使い方とその成長。

 

それが育ってきたので

無意識でもつま先外になってくれるんじゃなかろうか。

 

アンディオールってポイント、ポイントで命令するものではなくて

いつもあるものですよね。

 

だからプレパレーションや着地や歩くことや

なんとなく出したその一歩さえ!!

 

アンディオールしなくっちゃ!って

思ってたら遅いのです。

 

アンディオールしないで出したら

その時点で失敗なんです。

 

足を出してしまってから

足をついてしまってから

 

「あらこれじゃダメだわ」と

足の向きを直すこと

よくありますが

 

私はこれは良くないと思います。

 

もっと前に戻って

足を出すところから

やり直してください。

 

足をつく前からやり直してください。

 

満足のいく足の向きで

出す訓練、着地する訓練をしないと

アンディオール筋が育たないのだと思います。

 

終わってから、かかとを直すテクニックだけ育てないように

しましょう~

 

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