バレエダンサーはしゃがめない | パパはバレエダンサー

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パパはロシア人バレエダンサー。中央アジアはキルギスタン
ビシュケクというところで暮らしています。
娘が2人、猫2匹。夢だったバレリーナ・・・
気が付けばバレエダンサーの嫁になってました。
いろいろ突っ込みどころ満載の
日々の暮らしを漫画でアップします。

みなさまこんにちは!

 

今日も17LIVEさんで配信しながら記事を書いています。

 

配信に来た方にはブログをすすめ

ブログの読者様には配信をすすめるという

商法をしておりますが

みなさま大丈夫でしょうか?

 

Twitterからブログへ来てくださる方が多いので

配信にも遊びにきてくれて嬉しい限りです。

 

いろいろリンクさせていくことで

全部が盛り上がっていったらいいなと

思う次第です。

 

さて、またトイレの話で申し訳ないです。

 

ダーチャのトイレは屋外にあり

しかも穴。

 

電気は付きますが私が恐れているのは

子どもが穴に落ちることです(ひぃーーーー)。

 

笑いごとではなく本当に落ちて亡くなる方もいるので

体の小さい子どもは特に注意が必要ではありませんか!?

 

それはロシア人も感じていたそうなので

ダーチャでは簡易トイレを屋内に設置して子どもたちはそこを使ってます。

 

ロシア人も長年のダンサー生活で膝が痛い。

 

しゃがめない。

 

床に座るのがツライ。

 

とおじいさんのようなことを言っています。

 

和式(アジアスタイル?トルコスタイル?イースタンスタイル?)は無理なんだそう。

 

日本人の私もロシア人とは違いますが足首の痛みで

しゃがむのが苦手です。

 

何を隠そう、かかとを床につけてしゃがむことができないのです。

 

大抵この場合はアキレス腱が伸びないからといわれていますが

私は足首の前側が痛くて、かかとをつけようとすると後ろにひっくり返ってしまいます。

 

トイレでそれは勘弁です。

 

そんなわけで、穴だけトイレはロシア人の手によって

洋式便座が取り付けられました。

 

売ってるのね。

 

そして、もちろん水洗トイレではないため

においの問題はどうしてもあります。

 

そこでロシア人は排気口を作って設置していました。

 

その出来栄えがかなりプロっぽく

DIYもここまで来ると業者だな、と思って見ていたら

そのロシア人が着ているTシャツの背中側に「TOTO」とでっかく

書いてありました。

 

「そうか、そういうことか」

 

と妙に納得してしまいましたが…

 

着るべくして着ているのですね。

 

たとえその意味が分からなくても

あなたはそのシャツをお選びになった…

 

って冗談ですけれども。

 

このシャツはかつての新体操の主任コーチが北九州の大会に帯同したときに

ロシア人にお土産として渡してくれたものです。

 

多分スポンサーロゴとかが入ってて

何かのオフィシャルTシャツみたいな??

(バカ高い値札が付いていましたが、誰かにもらったんだろうか…)

 

そのスポンサーロゴの中でもひときわ目を引くのがTOTOだったわけです。

 

そのシャツ着てる人がトイレ作ってた。

ってスゴイ!って思いません??

 

思わないか(笑)

 

 

 

ちなみに、なぜグランプリエはできるのにしゃがめないのか。

 

それはしゃがむのはグランプリエではないからです。

 

当たり前ですがそういうことです。

 

結構大事なことだと思いますよ。

 

とりあえず、下でゆっくりしてしまう「しゃがむ」ポーズは

立ち上がりが苦しいですよね。

 

何かにつかまらないと私は起きてこられません。そもそもしゃがめないのですけど…

グランプリエも一番下で止まってしまうと立つのが大変ではないですか?

 

私が思うにはプリエでは左右に膝が張り合うこと(アンディオール)と

上体が落ちないこと(引き上げっていう?)で

上下運動を楽にしていると思うのです。

 

下にかかる力を軽減?している感じがします。

 

プリエは下に沈みこむのではなく

頭を上にあげながら膝を左右に引っ張る。

 

膝を形状開いたとしても引っ張り合いがなく

上半身も休んでいると下に到達してからは重くて上がるの大変。

 

かかと同士が離れて比較的やりやすいと言われている2番プリエでも

しゃがんだ姿勢はグランプリエには見えないですよね。

 

そりゃ違うでしょ。

 

って思うけど、そう見える人がたまーーーにいました。

 

たまーーーにですよ。今日からバレエはじめました!って方です。

 

さすがに下に沈み切っている人はいなかったですが

しゃがむのとグランプリエ、頭ではわかってても形が一緒になってしまっているのか?

 

 

昔はよくグランプリエで「落とし物拾わないで!」なんて言う注意がありました。

 

これはアームを動かして手が床に近くなるのが原因です。

 

なぜ床に近くなってしまうかといったら

上半身が前に倒れてしまっているからです。

 

背中が丸くなっている場合もありますしお尻が出ちゃっている場合もあります。

 

タックでもダックでもあり得るということですよね。

 

真っすぐの骨盤のままプリエをすれば

手先は立ってアンバにした以下にはならないハズ。

 

プリエができなければグランプリエもできませんが

グランプリエってすごく難しいと思いません?

 

私の少ないバレエ体験レッスンでも

始めたばっかりの方でグランプリエができる人に出会ったことがありません。

 

大抵はしゃがむよね。そして立ち上がってこれない。

 

なのでいつもドゥミプリエまでしかレッスンしませんでした。

子どもも大人もです。

 

下手すると膝への負担が大きい気がしますから。

 

バレエのイロハが少しわかってから

グランプリエをしないといけないのかな~と

 

トイレの話からとんでもない方向にいきました。

 

2番グランプリエなら和式でもいけるとか

そういう話ではありません。

(想像してくだらなさに震える)

 

ではみなさまごきげんよう。

 

 

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