みなさまこんにちは！
この前の配信時間で「アレグロになるとつま先（足首）伸びない」とご意見をいただきまして
それについて考えていたら2日は余裕で過ぎました。
答えはわかる！
でもどうやって説明しよう。
頭をフル回転させて考えましたよ！！
私見です。
私の場合はアレグロになったら特に足首、つま先はより強く伸ばさないと
早く動くことができません。
床を擦ったり押したり蹴ったりすることで
素早く脚を動かしているからです。
その仕事を担うのが足の裏。
細かいグリッサードも高速シャンジュマンも
足の裏がしっかり床をとらえて
足指が床を離れる瞬間が最もパワフルに動けるからです。
足指が床から離れる瞬間、つま先は伸ばすとバーの間何度も何度も繰り返していますよね。
それがバットマンタンジュとデガジェ（ジュッテ）ではないでしょうか。
床を擦って爪の先だけが床についたとき
足首もつま先も最大に伸びている。
その形を保ったままデガジェ、空中に出す。
これをバーでは何度も何度も繰り返すわけです。
そして体と脳に「床から足が離れるときはつま先伸ばすんですよ」と教え込んでいるわけです。
ただ教えているわけではなく足裏の訓練でもあります。
タンジュ、ジュッテ1回1回で足裏を意識して
マックスつま先を伸ばしてます。
床をえぐり取るわけでもないし
摩擦がないわけでもないけど
床の上を滑らかに動いて足首がしっかり伸びた状態
つま先が最大伸びた状態でタンジュになりますよね。
床を感じて床を擦る。
足裏が床から離れたときには足裏はぎゅっと収縮？？していて
強いつま先になっている。
↑
コレが最大の肝ではないかと思っています。
そして私は足指が強いのか？？足指を使って何かをするという意識が強くあります。
例えばパッセ（ルティレ）になるとき
パッセに上がった足先がフレックスということには
なりえません。
なぜなら、床から離れる瞬間に足指のスナップを効かせて
足を上げているからです。
スナップ分かります？床を蹴っているのです。
足指で。
そのためスナップ後はつま先伸びているということに勝手になるのです。
アレグロでつま先が伸びないとおっしゃっていた方が
早くなるとももから先に動いてしまうと言ってくださいました。
確かにももから動かそうとすると足先なんてどうでもよくなってしまいます。
でも
動きが早ければ早いほどももから動いたらバッタバタになる気がします。
足裏を使わないということは
スタンプを押すように足の裏全部が一気について一気に離れるということになり
全部において力の抜けたフレックス状態にもなりえてしまいます！
ポワント履いたらなりがちなことではないですか？
予想でしかないですが
プロのダンサーさんの足先は尋常じゃないくらい強いと思います。
土踏まずが筋肉でなくなる人もいるんですってよ。
※
さて、もう一つイメージの話。
足の裏に超強力粘着テープがついていて
それをはがしながら踊ると思って見てください。
普通に考えてつま先からはがそうとする人はいないハズ。
そして真上に引っ張ってはがす人も少ないはず。
かかとから順番にはがしてください。
するとどうでしょう～
最後、つま先だけついた状態になったら
足首伸びてる！つま先伸びてる！足裏使えてる！！
ってイメージです。
それを毎回毎回、大事にすると
早くなってもそうしないと動けなくなり
そうすることで速く動けるようになります。
デガジェはどんなにゆっくりな曲でもロケットのように発射します(笑)
その強さがアレグロにつながります。
私見です(笑)
だから
アレグロと一見関係なさそうなタンジュ、デガジェですが
足先、足裏、足首～鍛えるのには最適ではないでしょうか。
まぁ全部につながるでしょうけど…
足が床から離れる瞬間！
一番力が出せるとき！
ジュッテもパッセもグリッサードもアッサンブレも！
素早やく足が動かないという人。
タンジュ。デガジェ。の見直ししてみるといいかもしれませんね。
今日も偉そう！！
スミマセン！