パリ13区 | 何もかも忘れないブログ 

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もうそこまでだ〰 
失った信用を取り戻すには、まだまだ時間がかかるんだな~

ほぼ、2か月ぶりに映画館での鑑賞をしました。
ダメだ、訳あって今は邦画はとても観る気になれないわ。
洋画も同じようなものかも知れないけど私には背景が見えないってだけでずいぶんと気が楽だ。
そうこうしているうちに 私の楽しみがまた一つなくなってしまった。
2年おきに一つずつ区切りをつけていく(これは必然だから)

でも良いこともあった(無理矢理感)
なんと15年ぶりくらい?
鮮やかな赤いアマリリスが咲いた。
ずっと観葉植物の🌱葉っぱだと思っていたんです。
でもなぜか捨てずに放置していた。
水はたまにやるくらいで毎年黄色く枯れては切るを10数年繰り返し 何の植物なのかわからないでいた。






さて本題へ

全編モノクロの映画でした。

フランス映画特有?緩やかな展開に眠気が一度だけ来た。ガクッとなってハッとし我に返った。


モノクロにもかかわらず、主役三人は白人女性ノラ、黒人男性カミーユ、黄色人女性エミリー。

この三人の恋愛模様を描いていたけど三角関係というほどドロドロしてなかった。

家主エミリーは祖母の家をカミーユとルームシェアしていた。

もちろん体の関係も込み。

教師を辞め、不動産業を始めたカミーユの元にノラが面接に来た。

彼女は32歳で大学に復学したもののセックスワーカーのアンバーに似ていたため、本人だと噂が学内で広まってしまった。SNSで誹謗中傷され、下品な画像を送りつけられたりした。(ジャミールみたいなこと)

大学は辞め心機一転就職先を探していたのだった。

採用されたもののまたしてもカミーユは体の関係を持ってしまった。

わりと頻繁にセックスシーンは出てくる(18禁です)けどモノクロだからマイルドになってたような気がした。

二人の仲を察したエミリーは一様嫉妬のテイだが、そこまで深くないのかな?

ノラはそんなことは別に気にもとめてない様子。カミーユのことも束縛しない。いつしかアンバーとスカイプで悩み事を相談する間柄になっていき、お互いに想い合うようになっていった。

結果、エミリーとカミーユ、ノラとアンバーはそれぞれ恋愛関係に発展した。最後は、多種多様な恋愛観に否定的ではない社会ですとまとめた?


日本のラブロマンスのような可愛らしいドラマでも何でもなかった。

体の関係から始まる恋愛があるのが普通とでもいうのか、ゴールがそこではないのがフランス映画なのかも?都会的なセンスの作りを観てるといかに日本のラブロマンスが幼稚なのがよくわかったわ。これを観てしまったら○○恋シリーズなんて代物はラブコメ以下にしか感じられなくなってしまうわ。

当たり前だけどキュンキュンするところなんて皆無。

比べるのもおかしな話だけど┅


唯一スカッとしたところは、学内で噂を流していたグループの一人の女子に街でバッタリ会って何気ない会話をした後、ノラが彼女をぶん殴った場面だった。

表ではいい人のふりして探りを入れ、裏ではバカにして拡散するという誰かさんみたいなことしてたからね。ふざけんな👊😠ってね。