続けて観たり、ながら観するのは邦画に限るわ。
今、私は3つの事象を同時進行している。
1つ終わりそうだな。長かったねぇ~。最悪の終わり方だと思うけど呆れと怒りで嫌になってるからケジメをつけよう![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/023.png)
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さて順番に
①私をくいとめて(2020)
脳内にいるもう一人の自分「A」(声だけ出演の中村倫也)と会話しながら『お一人様チャレンジ』を続けている31歳のみつ子(のん)だった。
ある日、会社に訪れた年下の営業マン多田(林遣都)のことがなぜか気になっていた。アパートも近く惣菜を渡す間がらになったが恋愛には発展せず、微妙な関係が続いていた。そこから徐々に距離を縮め、恋愛関係へと発展していくラブコメではあった。不器用なみつ子は多田くんのことが好きなのになかなか自分を認めようとしなかった。
イタリアに嫁いだ親友さつき(橋本愛)の元へ飛んだくだりは何だか白々しいというか、これいる?と思った。無理やり見所にしたように感じてしまい、不快だった。さつきは美しさの中に冷たさが見え隠れしているように映ったので手のひら返されるかもと不安がよぎったが、大丈夫だった。
②死霊の罠(1988)
日本製スプラッターホラー映画(まだまだ生ぬるい)
キャスターをしている名美(小野みゆき)の元にビデオテープが届いた。中は自作のホラーらしき内容のものだったが、ドキュメンタリー番組が作れるかもと上司(島田紳助)に掛け合い、許可をとった。その映像から場所を特定し廃基地へ車を走らせた。(その車は我が家で以前乗っていた白のパジェロだった←懐かしい)
彼女の他にアシスタントデレクターの女性(桂木文)、デスクの女性、男性の同僚とその恋人のスタイリスト計5人で向かった。入り口の門にはカギがかかっていたが名美はいとも簡単に開けてしまい、中に入ることに┅
三方に分かれて探索していると単独行動の名美の前に謎のサングラス男大輔(本間優二)が現れた。この男の正体は?
次々と仕掛けられた罠に仲間が犠牲になり惨殺されてしまった。最後まで残ったのは名美ただ一人。
兄大輔の体に寄生している新生児の弟ヒデキがモンスター化して憑依、兄を操り名美以外全員を手にかけていたのだ。
兄は自殺して悪を断ち切ったつもりだったが、ヒデキは名美の体に寄生していた。→1992年の続編へと続く(観てない)
③ロストクライム-閃光-(2010)
三億円事件を新たな視点から描いた作品。
関係者は学生運動に関わっていた大学生グループであった。
⒈当時医学部学生(宅麻伸)→現在医師→刺殺
⒉現在日雇い労働者→刺殺
⒊現在ラーメン屋店主→溺死
⒋事件当日白バイ役(父親が当時警察官)→母親に同意の上毒殺された。父親(夏八木勲)は現在浮浪者
⒌現在ピアニスト(かたせ梨乃)→当時⒈の恋人→銃殺
今になって新たに
⒍当時警察庁No.2→⒌の父親が浮上
この事件当時、最後まで現金輸送車に残っていた警備会社の社員が誤認逮捕され、自殺していた。その息子の記者(武田真治)の復讐劇を見抜き、止めようとする刑事の滝口(奥田瑛二)と片桐(渡辺大)。
⒋の父親(夏八木勲)を庇い、共に川へ転落した滝口を助けようともしない、警察組織。それを見ていた片桐に圧力(暴力)をかけ無かったことにしようとする所轄の刑事たち。
No.2への忖度のための隠蔽工作だった。そういうことだよ、まったく![むかつき](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/620.png)
④CURE(1997)
犯人間宮役(荻原聖人)が、若い❗痩せてる❗すっかり麻雀士のイメージがついてしまった彼ですが┅
催眠状態に陥れ、他人を使って無差別に殺人を犯すことができるのか?
いずれの遺体も首筋を十文字に切り開き、殺害されていた。犯人は直ぐに捕まっていたが、どの犯人も犯行時の記憶がまったくない。しかも動機が不明だ。
共通しているのは直前に間宮に会っていることだった。
この猟奇的事件を担当している高部警部(役所広司)は、妻(中川安奈)が精神科に通院していて彼女の異常行動に日々ストレスを感じていた。
高部は間宮の自宅を突き止めたが、行方不明になって半年が経っているということだった。
知り合いの精神科医佐久間(うじきつよし)から情報を得ようとするが、彼も間宮の餌食となり自殺と見せかけ殺されてしまった。高部は佐久間が死ぬ前日に廃病院で間宮に会っていたことを知りそこへ向かった。やはりそこには間宮がいた。高部は間宮に操られそうになったが最終的には銃殺してしまい、この事件は謎が解かれることなくうやむやになってしまったのだった。
⑤劇場版ポルノグラファー~プレイバック~(2021)
こういうBOYS LOVE的な映画は初めて観たわ✨
差別的要素はまったくなく、周りは理解している前提であった。
官能小説家の木島理生(竹財輝之介)はある日、自転車との接触事故で右手を骨折してしまった。加害者は大学生の久住春彦(猪塚健太)。
木島は口述筆記者として代筆を久住にやってもらうことにした。月日の経過とともにお互い惹かれあい恋愛関係となり体の関係も持つようになっていた。
しかし久住の就職活動を期にだんだんと距離が出来はじめた。初めのうちは文通をしていたが、それも途絶え気味だ。
入院中の恩師(大石吾朗)に見舞いに行った折り作家談義に花が咲いた。
「幸せな人間に文学はいらない。満ち足りた人間、寂しさを知らない人間には文学や芸術は必要ない」
木島は実家に帰り妹家族(小林涼子と前野朋哉)と生活していた。幸せな家族を目の当たりにしていると吐き気がした。姪っ子の夏休みに付き合いたくなくて失踪してしまった。
失踪初日はラブホに一人で泊まっていた。そこでいざこざに巻き込まれ今度は左手を負傷(捻挫と脱臼)。実は左利きだったため今度こそある意味本当に執筆できなくなってしまった。加害者はスナックのママ明実春子(松本若菜)だった。彼女の息子静雄(奥野壮)と『スナックあけみ』をやっている。この親子との出会いによって木島は自分に向き合うことになっていく。2階を間借りし静雄に代筆をしてもらっていた。常連たちは木島のことを場末のバーにたどり着いたヒモ男という認識でいたのだった。
ある時、春子は腸閉塞で入院してしまった。
久住は木島に逢いに就職先の出版社を休んでやってきたが、代筆を静雄にさせていることに邪推し激怒した。雨の中、東京に帰ってしまったのだが、木島は追いかけることはしなかった。
春子の見舞いに訪れた木島は彼女に気持ちをぶつけた。
「自分は生活力もなく、無駄に繊細だ。大切なものがあるのが怖いんだ。僕はあなたほどタフじゃない❗」
春子に「大切な人がいるからタフになるのよ💢😠💢後悔して欲しくない」と久住のもとに行くよう諭され静雄に駅まで送ってもらった。
携帯に出てもらえず連絡が取れない木島は出版社の友人を間に挟み、話をつけ、久住のアパートへ向かった。
「君と向き合うのが怖かった」と謝罪しお互いの思いを受け入れ合うことができた。
そして二人は久住の要望で木島の実家に向かった。
1つの布団で寝ている二人を見てびっくりした妹だったが、短気だけど理解力は抜群に早かった。
わずかに微笑み、静かにドアを閉めたのだった。
6か月後、スナックあけみは閉店していた。
静雄はかけ落ちし、春子は宝くじが当たりインドに行っているという。
幸せは月の満ち欠けで変動ありなんだよ。
本質が幸せな人なんていない。寂しさのない人なんていない。
幸せは満ちたり欠けたりしている。
竹財輝之介さんはツンデレだけど爽やかな色気だったよ。
猪塚健太さんはまっすぐで野性的な若い色気。
私的に奥野壮さんはキリッとして整ったお顔だと思いました。前髪は下ろさない方がいいね。