ペット・セメタリー(2019) | 何もかも忘れないブログ 

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もうそこまでだ〰 
失った信用を取り戻すには、まだまだ時間がかかるんだな~

ボストンからラドローに引っ越ししてきた4人家族。

父ルイス(医師) 母レイチェル 娘エリー 息子ゲイジ

そして猫のチャーチ


この話で度々現れる暴走トラック、要所要所で家族をドン底に陥れる。

まずは、着いたばかりで車から降りるとそのトラックが、急接近してスレ違う。

この時はまだちょっと危ないじゃないの💢って感じだった。

購入した屋敷の周りは森に囲まれていた。レイチェルが荷物の整理をしているとエリーの姿が見えなくなっていた。

エリーは敷地内に入ってきたアニマルマスクを被った子どもたちの集団を追いかけていた。奥にはペットの墓地があり子どもたちは悲しい葬儀パレードを行っていたのだ。そのペットの埋葬儀式を見ていると足を蜂に刺されてしまった。

すると墓地の管理人のジャドという老人が現われビックリした。しかしトゲを抜いて消毒してくれた。そのうちレイチェルはエリーを発見しジャドに「迷子になるから彷徨くのはやめなさい」と諭されるのだった。


その頃、ルイスは勤務中で救急の患者が運ばれてきていた。

スケボー中に車に轢かれたビクターという学生だった。頭部の損傷が酷く、とても助からない状態だった。救命処置中に彼は急に腕を掴んで起き上がり「ルイス、障壁は絶対に越えるな❗」とわけのわからない言葉を発して亡くなってしまった。

ルイスは、ビクターが自分の名前を知っていたことが解せなかった。その日の帰り道、運転中信号待ちをしていると例の暴走トラックが変わりばなに通り過ぎて行った。(もしかして、ビクターはこの車に轢かれたのでは?)


エリーはあの一件以降ジャドと仲良くなっていて彼の自宅に遊びに行くようになっていた。部屋にある写真に写っている奥さん(ノーマ)は病気で既に亡くなっていて現在は独り暮らしだということだ。

後日、ジャドを自宅に招き親しくなったルイスはこの家の敷地には後方に拡がる50エーカーの森も含まれていてペットの墓地もその一部であることを知らされた。

その日の夜、ルイスはビクターの夢を見た。

ビクターの呼ぶ声に導かれ、森の中へと入って行くと「死者が歩く場所へは行くな」「土地が腐っている」というメッセージを彼が送ってきた。しかし夢であったのにもかかわらず朝起きると足が泥まみれだった。


ハロウィンの日、これからパーティーが始まるという時にルイスはジャドに呼び出された。なんと飼い猫のチャーチがトラック(たぶんあの暴走トラック)に轢かれて死んでしまったというのだ。ジャドは今夜中に何とかするということで今はパーティーに行くことを勧めた。そしてエリーには居なくなったということにしようと口裏をあわせた。


チャーチの遺体は体が捻れていたためレイチェルは過去のトラウマを思い出し精神が不安定になっていた。

レイチェルには姉ゼルダがいたが、難病に侵され幼い頃に亡くなっていた。

背骨が捻れて痩せ細り寝たきりとなっていたある日、両親の留守中に食事を2階に持ち運ばず昇降機を使った。故障が多いと知っていて使用したため、ゼルダはそこに落ちて亡くなってしまったのだ。自分をずっと責め続けているレイチェルは自分の死後の世界には天国なんてないと思っている。

ゼルダは健康なレイチェルを憎んでいて「背骨が捻れて寝たきりになれ」と呪いをかけていたことを知っていたからだ。



ハロウィンパーティーも終わり、ジャドとルイスはチャーチを埋葬するため森の奥の墓地に行った。

更に奥へ進むと沼がありそこを過ぎると障壁が現れた。

そこも乗り越え、土を掘りチャーチを埋めた。そして石で塚を築いて帰ってきた。

次の日、エリーが「昨夜チャーチが窓の外に居た」と┅「帰って来たんだ」と喜んでいた。するといつの間にか、クローゼットの中にチャーチがいた。

しかし どことなく汚ならしく以前より凶暴になっていた。(ゾンビだよ)


何が起こっているのか?ジャドに尋ねると「エリーにチャーチが死んだと知らせたくないと君が望んだからこうなったんだ。土の下で何が起こるか誰も知らないが、今はもう君たちの猫だから」と┅

ここラドローでは、昔から遺体が紛失したり死んだはずの動物が生きていたという話はよくあるらしい。


チャーチを埋めたあの墓地には先住民の語り伝えてきた伝説があった。

森が何者かに支配され、土地が腐っているといい、先住民は去る前に倒木で障壁を築き誰も近付けないようにして居なくなった。

あの土地は死者を生き返らせる、一度解ると必ずまたその力に頼りたくなると警告を残していた。


チャーチは馴れているはずのエリーを噛んだり家の中に鳥を持ち込んで食べたりと以前とは違う行動をするようになっていた。夫婦は気持ち悪がり外に追い払うと今度は本当に居なくなってしまった。


そんな時、エリーの誕生日パーティーが開かれ、たくさんの親戚が招かれていた。

ルイスはチャーチが居なくなって元気のないエリーに猫の人形をプレゼントした。背中に羽の付いた天使のような人形でとても喜んでいた。


ルイスは、パーティーも終わりゲストを見送るため外に出たのだが、ゲイジの姿が見えなくなっていた。

どうやらゲイジは道の真ん中まで出ていたらしいが、エリーはその先にチャーチがいるのが見えた。またしてもタイミングが悪く、あの暴走トラックがこちらに向かって走ってくるではないか┅。

ルイスは間一髪でゲイジを救うことができたが、避けたトラックのタンクが外れエリーに衝突してしまい彼女は亡くなってしまった。

傷心のレイチェルはゲイジと共に実家のボストンに身を寄せることになった。

この辺でルイスはあの力に頼るのだろうなとわかってしまう。

ジャドも感づいて止めさせようとしたが、お酒に睡眠薬を入れられ眠らされてしまった。

彼が寝ている間にルイスはエリーの遺体を掘り起こし生き還らせるためにあの墓地に埋葬した。

エリーはすぐに自宅に帰ってきた。

そして汚れた体を綺麗にするため入浴させた。ルイスは彼女の髪の毛をといてやったが、後頭部にはホチキスが施されていて とく度抜けていく。

いわゆるゾンビの状態。

私はゾンビ映画はあまり好きじゃない。しつこいし良い方向に変わった試しがないからだ。ここまで観てきて嫌な予感しかなかった。


やはり今までのエリーとは違い破壊的な行動が目に余る。

ジャドはレイチェルにことの顛末を連絡したが、とても懐疑的で否定的。信じようとしない。 

エリーは父親に生き還らせる方法をおしえたジャドを恨んでいた(ふーん、ゾンビなのにそんな感情はあるんだ?)

心配になったレイチェルはゲイジを連れて戻ってきた。

しかし、ジャドは既にエリーに刺され息絶えていた。さらには彼女も腹を斬られ背中を刺されて死んでしまった。

それを見ていたルイスはゲイジを車の中に閉じ込め「エリーが来ても絶対に開けてはダメだよ」と言い残し墓地へ向かった。

きっとあの墓地にレイチェルを埋葬するつもりだと悟っていたからだ。

ルイスは止めさせようとしていたが、反対に殺されてしまった。(エリーってどんだけ強いんだ?)

そして最後は、ゾンビと化したルイス、レイチェル、エリー、チャーチがゲイジの乗っている車に向かって歩いてきていた。

ゲイジは不思議そうな顔してたけど喜んでるみたいだった。

絶望的だな。


END


ある力を使ってうまく行ったからまたその力を使いたくなる。

この場合使いたくなってまた使っちゃってるんですけど😦

甦った者(ゾンビ)が、仲間(家族)を引き込む。嫌ですねー。

エンドレスだわ。ごめんだわ。