牛首村 本予告: https://youtu.be/g3bJl96P3is
今年劇場での初鑑賞はこの牛首村。
![飛び出すハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/610.png)
心の底から震えたかった。
だがしかしダメだった。生ぬるい!
村シリーズ第三段のこの作品、ある意味一番不完全燃焼だったかも。
ここからは、ネタバレ含みますのでご注意ください。
結局牛首村とは双子村だったのだね。
昔、双子は忌み嫌われていたというのは知ってますよ。
7歳になると片方を村の洞窟のような穴に捨てにいくというしきたりがあった。村人の担当が夜中拐いに行くのだが、家族は目印として捨てる方に牛の頭のマスクを被せておくのだ。
あまり話すといけないのでこの辺で終わりたいが、止まらない。
あの宜保愛子氏が除霊を諦めたといわれている北陸の坪野鉱泉は実在しています。そこにある廃墟から動画を配信していた3人の女子高生の中にカノンと瓜二つのシオンという子がいた。(Koki一人二役)そしてその廃墟でシオンが行方不明となり後にいっしょにいた女の子二人が、自殺してしまいます。
そのあとの展開は何となく解るでしょうか?
カノンは彼氏とシオンの彼氏と共にシオンを助け出すという話です。
やたらめったらそこら中双子だらけ┅こんな村ありますか?
実際問題、双子のエキストラは沢山起用されてたように思います。
Kokiさん、スタイル抜群で足が長~い。
しかし、ある角度になるとキムタクにそっくりの顔が┅アップも多いからどうしても集中できなかった。
唯一、気持ち悪いと思ったシーンは自殺した女の子二人が地縛霊となってその場所にとどまっているという設定。
一人の子は廃墟の屋上から飛び降り、もう一人の子は車に飛び込み跳ねられて亡くなっていた。その現象を現場で無限ループしている。
異世界と現世界を行ったり来たりになるとちょっといつもと同じような展開になり一瞬眠気が襲ったが耐えた。
穴に捨てて死んだと思っていたカノンの祖母の姉だか妹だかがそこで生き続けていた。後にそれを知った村人に殺されてしまったわけだけどその強い怨念が引き起こした惨劇として描かれている。
Kokiさんの彼氏役の(途中死んでしまうけど)荻原利久くんの演技が、いい味だしてた。
父親役の田中直樹さんは、ホラー向きの顔だと改めて思った。
そして松尾諭さんがエレベーターに挟まれて亡くなるシーンは、不謹慎ながら静かに笑ってしまった。あのB級映画の最たるものの「○ヘッドジョーズ」シリーズを思い出してしまったからだと思う。
身長170cmのKokiさんの相手役は見栄え上、高身長を要求されるのでは?
その点ではバランスが良かったと思いました。
今でこそ、双子は可愛いなぁと思いますが、そんな時代もあったのです。口減らしの意味もあったのでしょう。
私事ですが、叔父さんが双子です。大きな声では言えませんが二人ともパンチパーマです。
そして子どもの同級生に3組双子がいて新聞記事になりました。
一組目は、女の子の一卵性。2組目は男の子の一卵性。3組目は女の子の二卵性でした。
END