筒井真理子さん主演の映画をCSでやっていました。
「よこがお」と聞いて思い出すのは、個人的に広瀬すずさんのこと。
何年か前のロッテガーナのCM発表会の時、好きなタイプの男性を聞かれ「横顔の綺麗な人」って答えたんです。
やっぱり顎があるかないかで随分と印象が変わりますよね(意味深)
台詞まわしが自然でお芝居してないんじゃないかって何度か思いました。
皆さん、素なんじゃないかって┄
看護ヘルパーの仕事をしている市子=リサ(筒井真理子)は、大石家に出入りしている。その家の祖母塔子(大方斐紗子)の介護に通っている。彼女は画家でいわゆるハイカラさん。今でも煙草をふかしている。
娘の洋子(川隅奈保子)と孫の基子(市川実日子)、サキ(小川未祐)との4人家族。
孫二人は介護士を目指していて市子に喫茶店で勉強を見てもらっていた。そこへ甥の辰男(須藤蓮)が市子に頼まれていた参考書を届けに来た。その時、サキは塾に行くため外に出ていて窓ガラス越しに手を振ったのだった。
サキを認識した辰男は、これから北海道に行くので急いでいると言い残し外に出た。
しかしその後彼はサキを誘拐し1週間後に逮捕されるのでした。
サキの消息不明中も市子は大石家に通っていたが、辰男が逮捕されてからそのことを隠したまま仕事を続けることが苦痛になっていた。
市子の苦痛とは、二人の接点を作ったのは自分であり、誘拐犯が甥であることだった。
さらにサキは高校で相手に乱暴されたのではないかと噂になり、居場所を失おうとしていた。そのことも市子をさらに苦しめていた。
基子に本当のことを打ち明けるが、「市子さんは、何も悪くない。サキは辰男くんのことも知らない人だと言っているし ましてや市子さんの甥だなんて知らない。市子さんが家に来れなくなるのは、嫌だし勉強も見てもらえなくなるからこのまま黙っていて欲しい」と懇願された。
しかし、週刊誌に市子と辰男の関係が、載ってしまう。母洋子の知るところとなり、契約を切らざるおえなくなる。
しばらくして基子は、市子を誘い動物園に行く。
そこでサイが、勃起していたことをきっかけにお互いのプライベートな懐かしい話になる。
基子は、小学生の頃押し入れの中で男の子と二人なぜか裸になっていたことを告白した。
市子は小学生の辰男が寝ている時、生理的現象を垣間見てしまい興味本位でズボンを下ろしてみたと告白する。
基子は、市子にとってよき理解者であり一緒にいると安らげる存在であった。
しかし動物園を後にし二人で歩いていると市子の婚約者戸塚(吹越満)が連子の健斗を乗せた車で通りかかる。
そこで基子は、彼女の婚約者の存在を初めて知り、ショックを受ける。自分と一緒に住んで欲しいと頼んだのに断られた理由が分かり、やり場のない怒りと嫉妬に襲われる。
職場でも噂は広まっていて、週刊誌に乗ったことでインタビューに応えている基子の映像が、テレビで流れてしまう。
そこで彼女は、いたずら目的でズボンを下ろしたと発言していた。
嫉妬からの発言だったかも知れないが、そのことによって市子は全てを失ってしまう。
すでに職場にまでパパラッチが押し寄せてきていて、出てきた彼女を取り囲んでいた。「今、ここを辞めてきたので私とは一切関係ありません。もう取材に来ないでください」と言い、姿を消す。勿論、婚約も解消した。
以前より自宅アパートから向かいのマンションに住んでいる美容師の和道(池松壮亮)を覗き見ていた市子は、彼の勤める美容院を訪れた。
そこでは、リサと名乗り和道を指名していた。
リサは彼の部屋を訪れる基子を何度か目撃していて押し入れの話の相手は和道ではないかと思っていた。
リサは復讐のつもりで和道に近付き、関係をもってしまう。
ベッド写真を基子に送信するが、和道に彼女とはとっくに別れていると言われ、笑うしかなかった。ささやかな復讐のつもりが自己嫌悪に陥り、自分が情けなくなってしまった。
その後、ボランティアの仕事に就いた市子の前に基子の幻想が現れ平手打ちをされる。
そして過呼吸になり倒れてしまう。
辰男が出所してくると身元引き受け人として市子が迎えに行った。
帰りの車中、横断歩道で停まると介護施設の集団が渡り始めた。その中に基子がいて何やら道にばらまいていた。まだ仕事に慣れていない様子だった。
むろん、市子に気付く様子もない。
自分の存在に気付いて欲しいのか、怒りなのかわからない複雑な心境の中、彼女はクラクションを鳴らし続けていた。
しかしその集団は首を傾げながら通りすぎて行ってしまったのだった。
何だか考えさせる終わり方だった。スッキリしないまま もやっと終わってしまった。
筒井さんっていつも微笑んでいるような顔されてるからこんなディープな話でも暗くならないし嫌みがない。
「よこがお」っていうタイトルの意味は、何なんだろう?
今見えてる側だけが真実ではないということかもしれない、光が当たっている側の反対は影であり見えないのだ。
人生を失ってしまった彼女は狂っているのか?それとも世間が、狂っているのか?
私は浅はかな考えだから、基子と同じで「そんなこと黙っていれば、わからない。甥っ子とは関係ない。知らなくていい。」と何度も思ってしまった。
でも時間が経てば経つほど自責の念にかられるんだろうな。苦しむんだろうな。
とは思う。
どこの世界にも墓場までもって行かなくてはならないことがあると思っている。
実は私のような一般人にもある。二つある。
これが発覚すると確実に人間関係が壊れてしまう。(我慢してるよ)
さて、7回目の天外者を見に行ってきました。事実上のラストです。
これから2月までは、映画館に行くことはないでしょう。
だって観たいと思う邦画が、まるでない。洋画もイマイチ。
この先映画館もどうなるかわかりませんよね。
今回観て思ったのは、人柄と演技は別にできないということ。
品格は、演技にも顔にも出るんだな。隠せないんだなと。
ラスト3分のメイキング映像、皆さん知っておられるのか、立ち上がることなく、最後まで観て拍手していらっしゃいました。
7日までとラスト表示がありましたが、いつの間にか消えていました。
だけど結局スケジュールにもう上がってません。
また再放映するかもしれない?
グッズは、マスキングテープだけが買えなかった。通販があったらいいな😃
こちらは大寒波襲来で積雪はそうでもないですが、低温注意です。
暑がりの私でも流石にキツい年末年始のマイナス気温。
寒い時ほど脂肪が燃える、どんどん燃えろ❗