薪ストーブの話 中編 | 美里山倶楽部

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Nゲージのレイアウト作成記事が中心。
大型のレイアウト美郷山鉄道の進捗、レイアウト制作に役立ちそうな話題、車両の小加工、などなどを模型歴半世紀以上、オートバイ歴45年のライダーが書いていきます。
信州・上伊那の話題も提供中。

 昨日の前半戦、薪ストーブの話 前編(鉄分は薪ストーブのみ)多くの方に見てもらいありがとうございます。
 
 引き続き中盤戦に入りますがその前に・・・。
 知り人ぞ知る、美里山倶楽部ではヒメという「カーペットパイソン」を飼っています。
 そのヒメが1年で「なんでっびっくり?」っていうくらい成長したら今までの住まいがとても手狭になりましたので、新居を発注、昨日届きました。
 
 内側緑色の防水加工しているW120cmサイズの木製の立派なケージがそれで、その奥の台の上にある衣装ケースが現在の住まい。耐寒仕様の準備が整い次第引っ越しさせます。三方が木であることと自作並みの値段だったことが決め手です。
 
 一般のケージは四方がガラスやアクリルだったり、高級なのは正面以外の三方がアルミ金属だったりしていましてこの寒い信州では放熱ばかりしていて使えません。
 
 無骨ですが木のケースがこの地域では一番優れてて、更にその木の周りと上面をスタイロで断熱してあげれば耐寒仕様が出来上がります。
 
 昨日は中央アルプスが見える河原近くで倒木をチェーンソーで切っていました。
 これは直径が35cmくらいの太めの木です。重いので35cmくらいの長さに切って軽トラまで転がして、適量積んで運んでました。
 
 美里山倶楽部の薪ストーブ
 
・トラビス インダストリーズのケープコッド(大型)
 W821×D552×H889mm
 
 一階はビングとレイアウト。
 
 それと、昨日掲載を忘れてしまった、リビングから段あがりで続き間のダイニングとキッチン。
 一階部分は約100㎡
 

 二階部分は7.5畳のオープンスペース。

 

 オープンスペースに繋がっている二階廊下と合わせて30㎡。

 

 一階、二階合わせて130㎡を薪ストーブで賄っているという訳です。

 首都圏・関西圏に比べ信州は寒い期間も長く最低気温も低いですので、130㎡を20℃近くまで保つために軽トラ12杯、余裕を持つなら軽トラ15杯が必要なんですね。

 

 首都圏・関西圏で薪ストーブをするならどのくらいに必要になるかを考えてみます。

 

 まずイニシャルコストから考えてみましょう。

1.薪ストーブ本体

2.煙突等その他部品代

3.取付費(煙突工事)

 

1.薪ストーブ本体

・大型:トラビス インダストリーズのケープコッド

 W821×D552×H889mm

 630,000円

 

・中型:ダッチウエスト エンライトFA248

 W695×D641×H757mm

 514,800円

 

・小型:ダッチウエスト エンライトスモールFA247

 W625×D621×H750mm

 440,000円

 

 昨日書いたダッチウエストの製品は古いカタログでした。

 この上記二種がここ数年の定番のようです。

 もちろんこのメーカー以外にも100種類以上いろんな薪ストーブがあるので、欲しい方はカタログやショールームでじっくり見てから決めることです。

 

2.煙突その他部品代 

 ザッと見るとうえのイラストのようになります。

 煙突本体をシングルにするかダブルにするか、真っ直ぐにあげるか、曲げる必要があるのか、平屋か二階か吹き抜けかなどで値段は大きく変わります。

 美里山倶楽部は煙突の可動取り外し部を除いて全てをダブル煙突にしています。

 この方が、熱効率が良いのでドラフト(薪ストーブの場合上昇気流みたいな意味)が得やすいです。蒸気機関車のドラフトも力強い方が牽引力・スピードが出ますからおんなじような意味かな?

 

 美里山倶楽部は、一階から二階を抜けて屋根まで一直線にあげていますが、距離が長いので少々部品代が高くなっています。

 大体見積額では500,000円になりました。 

 室内の煙突をシングルにしたり、煙突の長さが短ければグンと安くなります。

 おそらくですが、首都圏標準では40万円前後で上がるでしょう。

 

3.取付費(煙突工事)

 これ様々なんですね。

 上の見積もりでは60,000円ということになっていますが、多分多くの施工業者がココで多くの金額を必要とするはずです。

 少なくとも10万円、首都圏はこの部分が人件費のためにとても高くなって25~40万円くらいになると思われます。

 

 総費用では、美里山倶楽部の見積もりで1,256,950円となっていまして、それに消費税が加わります。

 

 実際はこの次のページに「お値引き額」が記載されていますが、業者との関係上明らかには出来ません。

 

4.イニシャルコスト

 ココまでで首都圏で一般的な費用とすると

1.薪ストーブ本体、2.煙突その他部品代、3.取付費(煙突工事)を計算すると

 440,000+400,000+330,000=1,170,000円

となりました。

 これ様々なんですけど、本体は小ぶりのストーブ、煙突は一部シングルとして吹き抜け部屋に設置、設置費用は真ん中の値段。

 

 これを削るには、本体を安くする、取付費用の安い業者を探すということになるんですが、この薪ストーブという商品は、基本的に1~3を同時に同じ業者(メーカー・ストーブ屋)に依頼するのが一般的なので、どれだけ親身に対応してくれるかがキモです。

 

 また、この他に薪置き場、必要なら薪置き用のラック、灰置きグッズ、斧、ハンマーなどが要りますし、薪は自分で作る方は5坪以上の薪置き場、チェーンソー、薪割り機、軽トラ?がイニシャルコストとして入ってきます。

 

 ランニングコストまでたどり着けなかったので後編を書きます。

 

 
これからヒメの
家づくり
 
今週前半は
特に寒いので
早めにやります
 

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