店舗部分は天井も高く3000mmで床はタイル貼りですから、冬足元は冷えまくります。
そして店舗部分の一部をリビング的に活用していまして、そのままの床では足元が冷たすぎるのでこの家をリフォームするときに余剰ででた畳をタイルの上に8畳分敷いています。
そこの中に薪ストーブを置いて生活しています。
障子の向こう側はメインストリートになるので目隠し代わりにやはりリフォームの時にでた障子を立てています。
そして薪ストーブの上には吹き抜け部を設けて暖気を二階に導いています。
ダイキン・エアコンがありますが、これは主に夏用で基本暖房には使いません。
そして吹き抜けになっている二階部分は元々7.5畳の部屋でしたが、暖気を回すためにオープンスペースへ改造。
木組みになっている部分が吹き抜け部です。
左側には、2×6材で作った手作り本棚があってマンガ喫茶でも開けるくらいマンガがあります。
「ワンピース」~「火の鳥」~「空母いぶき」なんてのもあります。
吹き抜け部から下を覗くと当然薪ストーブが見えます。
しかし全開にすると暖気がみんな二階に上がってしまうので模型にも使うスタイロを三分割して開口面積を調整しておきます。
ちなみに手すりの塗装は美里山倶楽部がコストダウンのために行いました。
そのオープンスペースに繋がっている二階廊下。
少し古い設計のため幅が4尺(今で言うと約120cm)と広いんでここも暖めるのが大変ですが、正面奥に住んでいる(2DKサイズ)長男がトイレに行くときのヒートショックを抑えるためにも二階暖房に踏みきりました。
左側のふすまは客間なんですが普段使わないので冬は締め切りしてて、座敷童子が生息しているようです。
いままで紹介した部分の床面積を合計すると大体130㎡になりまして40坪くらいです。
おそらくこういった元酒屋みたいな家を例にとって薪ストーブは大変と言っても意味は無いので、後編では数値的な分析をしてもう少し分かり易い解説にしましょう。
前編は薪を取りに行く方法と保存についてこのあと書いていきます。
薪ストーブに薪は欠かせませんが、屋外を取りに行くと信州では凍死する恐れがあるのでバックヤードが倉庫まで繋がっています。
昔酒屋だったときはここを通って品物の出し入れをしていたんでしょう。古民家で言えばタタキみたいな通りですね。
ではそのバックヤードを通ってシャッターの向こう側の倉庫へ行ってみます。
薪在庫1
今年採ってきたリンゴの木などが割った状態で置いてあります。
多分軽トラ4杯分くらいになるでしょう。これは全て1年間ここで乾燥させる必要があります。
薪在庫2
リンゴの手前にある整然と積まれた薪は去年割った薪で今年燃やしています。ここで軽トラ2杯分くらいなので、美里山倶楽部の消費量だと1ヶ月分くらいになります。
薪在庫3
薪在庫2の裏側には通路を塞ぐくらいまでつんだ薪がありまして、ここも来年用の薪になります。軽トラ4杯分。
この他にも3箇所、薪置き場兼乾燥場があって軽トラ15杯で満杯になります。
後編では、どのくらいの面積でそのくらいの消費量が必要かを美里山倶楽部視線で解説してみます。
※昨日のブログは使い慣れないスマホで変な操作をしたのか、日程的に変なUP状態になってしまいました
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