「河原町鉄道」は美里山倶楽部のモジュールレイアウト部門の名称です。
文化祭を終えて一段落している「河原町鉄道」ですが、実は問題を抱えたまま文化祭に臨んでいました。
こちら側の線路エンドは何も問題ないのですが・・・。
反対側の赤丸で囲った部分の線路エンドの位置が問題でした。
端面部だけ拡大するとこんな感じになります。
本来、このモジュールのお約束ごととして路盤端面から100mm+33mm+49.5mmとなるようになっていました。
定規の40cmの赤↑(右端)のところが路盤端面から100mmになります(定規の目盛り30cmのところを路盤端面に置いたということです)。
ということは、真ん中は本来そこから33mm左側の少し引っ込んだ赤↑に線路のセンターがこなければいけませんが盛大にずれてます。
同様に左端は48.2cmのところに線路センターが来ればいいのでこちらは合っています。
真ん中の線路だけ4mmほど向かって右側にずれて固定されていました。
これが分かったのが文化祭前日の夕方6時頃だったので修正が出来なくてそのまま文化祭に出すことになり、当日はこの接続部で全ての線路が2mm程右や左にずれた状態で運転することになってしまったんです。
なんとかここに接続する相手モジュールをズレが最小限になるよう接続して脱線をするようなことはなかったんですが、明らかにここで列車がクキっと折れ曲がって走る感じでした。
ようやく修正できる週末時間が取れましたので、来年にならないうちに直しておきましょう。
修正はバラストを剥がすところからやらなければなりません。
ボンドバラストを剥がすときは、無水エタノールを用意します。
それをシリンジやスポイトに吸い取ってバラストにジャブジャブと蒔きます。
すぐに軟らかくなるので、マイナスドライバーなどで削って行きます。
これくらい削れれば、線路を取り外すことが出来るようになります。
ついでなんですが、このモジュールの線路給電コネクターが外れていて3本ともに線路に電気を供給出来なかったのでそれも直すために手前側は3本全て外しました。
ここで給電できなくても他のモジュールで給電出来るので運転には問題ないのですが、いずれ使おうとしたときに不便ですからね。
無水エタノールが路盤に染みた状態で線路を固定すると変な反り方をすることがあるので、今日はこのまま乾燥させて改めて固定しましょう。
本日はここまでです
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