河原町鉄道 崖造り 連載No.21 | 美里山倶楽部

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Nゲージのレイアウト作成記事が中心。
大型のレイアウト美郷山鉄道の進捗、レイアウト制作に役立ちそうな話題、車両の小加工、などなどを模型歴半世紀以上、オートバイ歴45年のライダーが書いていきます。
信州・上伊那の話題も提供中。

「河原町鉄道」は美里山倶楽部のモジュールレイアウト部門の名称です。 
 
 先日は軽作業で終わって川が繋がってないから何とかするといってました。
 しかし実は川でなくって、崖を先に作ることにしました。
 
 滝が流れる両脇は、乗鞍で見た豪快に切り立った崖のイメージがあります。
 
 川幅が広くて高さがある部分は、この荒々しさがイイですね。
 
 場所は変わって天竜川の伊那狭付近、草木が大岩にクサビを打ち割っていくようなところも魅力的です。
 
 プラスターは撮影時間を見越して少し緩めに溶きました。
 コテの表面に水分が光っていまして、造りに集中するときはこれより固くしておきます。
 
 ここから行こうか・・・キョロキョロ
 滝の左側部分でえぐれているところがある地形的難所(模型的見せ場)です。
 
 コテでプラスターを置いていきます。
 
 崖の凸凹面を作っている時、美里山倶楽部は凹みから置いていきます。
 下にチラッと見えるのは天竜川で撮ってきた写真を見本に置きました。
 
 何故かというと凹みがイメージ出来ないと凸部にどれだけプラスターを盛ったらいいか分からないからです。
 
 凸部も一気にプラスターを盛りまして、凸凹が分かるようにしておきます。
 
 縦筋を入れて見たけどなだ柔らかすぎて形が整わないので、次の部分を進めましたニコニコ
 
 今度は滝の右側の凹み部分にプラスター。
 
 この繰り返しです。
 
 こちらも全体を覆いましたね口笛
 
 まだちょっとプラスターが余っていたので、難所の左側にも使ってしまいましたウインク
 
 ここは先行した滝の部分のつなぎ目部。
 上手く目立たないように岩肌を合わせていきます。
 
 コテの先端は常にプラスターを拭き取って行きます。
 この作業をいい加減にするとプラスターがお団子になってまともな整形作業が出来ませんびっくり
 
 大体完成した、難所部分おねがい
 低めのアングルから写すと干上がった川から撮っている見たいですねウインク
 ちょっと穴部分と上の大岩の作りが不自然なのであとで直しておきますてへぺろ
 
 こちらは滝の右側。
 段になっている部分はいいようですが、右側の地層断層部の幅が大きすぎたみたいびっくり
 
 棚田との繋ぎはなんとかまとまりました。
 まぁ、ここは草木が生えるのでラフでOK。
 
 全体感はこうなりました。
 やっぱり撮りながらだと集中力が落ちるのかちょっと不満箇所がありますが、その部分は緑で覆ってしまいます。
 
 一口解説しておきます。
 これは信州の南端根羽村にある亀石と呼ばれる大岩で、亀の甲羅みたいな六角形が規則正しく並んでいます。
 
 こういった形状を柱状節理と言って溶岩が固まって冷えていくときにこういった割れ目が入るのだそうで、ブラタモでも度々登場してます。
 
 自然というもの、ある程度一定則に従ってひび割れや崩れができますので、模型で崖などを作る時もあまり不規則な方向に裂け目があるよりは、規則性ランダム(同じ方向に切れ目を幅を変えて付けていくという意味の美里山倶楽部の造語てへぺろ)で筋目をいれると自然の造形っぽく見えます。
 
 こうなると崖の仕上げが先になりそう爆  笑
 
 

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