本日は、予定通り9月11日に撮った気動車ウェザリングの下まわり編です。
「ベル・モンターニュ・エ・メール(べるもんた)2号」は前回ご紹介したけど、下回りは「きれいすぎ」でした
普通のキハ47のスカートはこのくらいイイお仕事色です
こんなところをこれから見ていきます。
南口のほうへ回ると柵越しにキハ47とキハ40が2両停まっていました。
近い方のキハ47 36を中心に見ていきましょう。
スカートのアップです。
その下のスノープロウまで上手く撮れていまして、この車両はこの後見た車両でも平均的なお仕事ぶりでした。
ステップ周りから台車の速度検出?までよく見えました。
台車は基本的に茶系、鉄サビ系ですね。
横面よりも上面、下面の茶色が濃いので、コイルバネには茶が焦げ茶の墨入れをして、茶色を上から吹き付けた後は軽く横面を拭き取ると良さそうです。
機器周りです。こちらは前面後面の茶色汚れが目立ちますが、横面はさび色が垂れるほどではありません。
最近良く見かける機器の垂れウェザリングは過剰演出みたいです。
機器の後ろ側も同様ですから、網目はキッチリ墨入れすると良いコントラストが得られそうです。
さて横顔を見てみます。
こちらは排気口がある側ですので、ヘッドライト周りから煤煙がすこし流れているのがわかります。
上側はキハ40の方が分かり易かったです。
ヘッドライト付近まで煤煙が迫っています。
横から見ると全体的に薄黒くなっています。
ただ、黒くなるのは縦方向に流れ落ちるように見えます。
下の方にも直線的に流れ落ちていました。
雨で流れ落ちたときに出来るのかな??
1車両でもじっくり観察するといろんなことが分かってきました。これならレイアウト作りの応用でいけそうな気がしますが、薄黒の縦方向汚れはどうやったら出来るかが技法として分かりません
・塗装時に出来る方法があるのか
・塗装後に色抜き加工出来る技法があるのか
キハ40もキハ47も2両編成でしたので反対側にまわってみましたらこの様子で、作業中の旗が下がっていましたので遠目からの撮影になります。
キハ40の反対側は排気口はないハズですが、右側ヘッドライト周りが汚れていました
コレもしかして連結時に連結された車両からの煤煙をもらったのかもしれません。こんなことは間近で停まっていなければ気が付きません。
キハ40 2092にとっては災難だな
キハ40 2092のスカート部はキハ47よりも汚れがキツそうでヘッドライト周りとともにお仕事振りがうかがえます。
キハ47 1092のスカート部と比較。
スカート部分はキハ47 1092の方が汚れが薄い?
明るさの差もあるので引き分けでかね
キハ47 1092のサイド面に変わります。
全体的に細かい縦の煤煙汚れがあります。黒一色で茶系ではないですね。
もう少しひいて撮ると薄汚れが目立ち洗車してあげたくなります。個人的にはここまで汚したくはない感じ。
下の機器は一転茶系の汚れが目立っています。
台車も先のキハ47 36よりも全体的に茶色で覆われています。
連結されている同じ型式の車両でもこれだけ違うんですね。
機器の汚れはキハ47 36とほぼ一緒くらいで機器の方には垂れ汚れはありませんでした。
場所を変えて、ホームから撮ったキハ40 2083。
給油所でしょうか。
こうやって1両で停まっていてもキハ40なら絵になります。
高岡駅では安全と空調のため、橋上の窓は開きませんので、屋根上を撮ろうとするとどうしてもこんな色になってしまいました。
ホームへ降りる階段からこんな画像を撮っていました。
無理矢理クーラーのサイド面を撮ってました
床下部はイイ画像が手に入り自由自在でウェザリングが楽しめそうです(技量は除く)
また、越中中川で写した絵と合わせれば全体像が分かりますので、屋根上たっぷりキハ40、47で振り返って見てください
キハ40とキハ47の編成では同じ2両編成での連結面で煤煙の付き方が違うなんてことは知っている方あまりいないでしょう。
それだけでも価値があります。
屋根上のベンチレータ部分の件については、小湊鐵道に行けば東北のキハ40も来たそうですので、五井の機関区付近から撮れそうです。
これは小湊鐵道のHPからお借りしました。
また、多分お仲間がこのアングルから撮影しているのを見せてもらえばいい画像があるかもしれません。
気動車好きのみなさんに満足いただけましたか?
キハ40,47床下熱撮
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