三岐鉄道北勢線 | 美里山倶楽部

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Nゲージのレイアウト作成記事が中心。
大型のレイアウト美郷山鉄道の進捗、レイアウト制作に役立ちそうな話題、車両の小加工、などなどを模型歴半世紀以上、オートバイ歴45年のライダーが書いていきます。
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 5月29,30日と岐阜・愛知・三重方面に行ってきまして、善光寺のご開帳を巡ると同時にもう一度乗ってみたかった三岐鉄道に行きました。
 

 JR桑名で降りて少し西に行くと三岐鉄道北勢線の西桑名駅があります。
 
 次発の電車は、「発車ご案内」が灯る仕掛け、なので「阿下喜(あげき)」行きになります。
 
 入ってきたのはかわいい車両です。線路幅が狭く762mmしかないので車両がコンパクト。
 
 西桑名で折り返して阿下喜まで行くことになります。
 
 車内はロングシートですが、大人が座ると向かい合わせで会話が出来ます(動いているとうるさくて通じません)ので、一昔前なら向かい合わせでお酒をつぎ合うことも出来たかもしれません(実際は揺れまくるのでこぼしてしまいます)。
 
 馬道(うまみち)なんてしゃれた駅名もありました。
 思わず、横浜地下鉄の馬車道を思い出してしまいます。
 
 昨日まで線路のこと書いてましたが、三岐鉄道北勢線の軌道は立派な状態で、線路幅が狭い割りには道床も厚いし草も生えていません。
 
 途中、「東員」で謎の車両交換。京急じゃあるまいし??
 でも録音車内放送で案内があったので日常みたいです。
 
 反対の西桑名行きは派手な塗装でした。
 
 待避線(左側)に交換車両が待っていて、今まで乗っていた車両(右側)は先に行ってしまいました。
 乗り換えて進むとこの先に車両区がありましてさっきまで運転していた運転士が車両を点検してました。
 
 鉄道むすめ「楚原れんげ」の「楚原」です。この駅で最後の列車すれ違いを行いました。
 西桑名へ向かう列車はレトロな塗装で現れました。
 
 「阿下喜」に到着。
 ちょっと観光用に木造駅舎になっていました。
 
 ホームと駐車場の間のスペースには転車台とそれを周回するかわいい線路が走っています。
 
 そして奥には、昔の車両が綺麗に整備されて残っていました。
 チビ線路は、一部本線路を利用して周回しているみたいです。
 
 これは古い車両ですね。昭和初期くらいなんでしょうか?
 台車の形から戦前のもののようですが、説明書きが見つかりませんでした。
 
 横からの形もいいです。ん~、照明用の柱がちょいじゃま。
 
 そして、鉄系の人は三岐鉄道三岐線まで歩くのがお約束。
 「伊勢治田(いせはった)」まで歩くか、貨物や古い車両がある「丹生川(にゅうかわ)」まで歩くかは各自の判断ですが、この日は伊勢治田までにしておきました。
 
 これもお約束の硬券入場券を買いました。
 
 「伊勢治田」からは1067mmの線路幅の三岐線に乗りまして、「近鉄富田」まで戻りました。
 それから、近鉄で名古屋まで、名古屋からは中央西線に乗り中津川で乗り換えて上松まで戻ります。
 

 上松には1時間20円の駐車場がありそこに車を停めていまして、約1時間かけて木曽から上伊那へ戻っているわけです。
 お疲れ様でした。
 
※オマケ
 今回は今ご開帳が行われている甲信・東海の六善光寺を巡る目的が別にありました。
 5月29日は善光寺参りに特化していました。
 
 長良川鉄道に乗って関まで行きます。
 
 関善光寺(岐阜県)で4つめ。
 すでに甲信の甲斐善光寺、長野善光寺、元善光寺(飯田市)は回っています。
 
 岐阜善光寺。
 
 締めは善光寺東海別院になります。
 
 ご開帳という式典が長野県民以外にはあまり馴染みがないでしょうから、長野善光寺以外は御利益がある回向柱に触れる方もまばらでした。
 まぁ、それは個人の思いですからね。でも列車で回るのは楽しいですね。 
 

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