妻がC55流線型をペーパークラフトで作ったのが出来上がりました。
グンバツではないですが、努力賞には十分でしょう
もう1両、1850と共に、16番ゲージの線路が丁度良いようです
10月20日に発売された、隔月刊誌「N」のTOP特集は「ホームレールプラン」、つまりお座敷レイアウトのことが書かれています。
縛りを「畳1枚」サイズ的には900×1800mm内に収めていろいろ考えて見ようということで、その主旨には大賛成。
早速本片手に、美里山倶楽部の「そこから固定レイアウトへ」意見も追加してみます。
1.自宅で「らしく」楽しもう
目がいったのは「畳1枚でできること」
巾が1800mmなので曲線半径によって稼げる直線距離が変わる。
一部を借りると
R280 1190mm 8両
R317 1120mm 8両
R352 1046mm 7両
となっていましてカーブを緩くすると有効長が少なくなるジレンマが書かれています。
国鉄(JR)と私鉄、新幹線の違いもあってどれを基準にするかでコンセプトが変わってくるのは同感です。
もう一点付け加えるとこの時点では小判型エンドレスでポイントを考慮してないこと。
美里山倶楽部のブログ「令和三年版 Nゲージ列車の長さについてリニューアル編」では、1800mm巾の畳1枚スペースに島式ホームを直線で組み込むと3両しか入らないとありますのでこれも参考にしてみてください。
逆に組みたい編成両数で必要な長さもこのブログには書いてます。
2.新幹線
「N」では新幹線も畳1枚で楽しめるとありますが、ここはちょっと無理な感じが出ていました。
「令和三年版 車両の長さとレイアウトの線路長 リニューアル編」でも触れましたが、、新幹線16両は253cm位になります。
コレを6~8両に短縮して楽しむのはアリでお座敷運転なら設置&片付けが楽ですが、畳1枚でエンドレスをグルグル回すだけではすぐ飽きます。これは何と言っても総延長が短すぎるためです。
この表は、美里山倶楽部の調査研究チームがいろいろな方のレイアウトを参考に編成と望ましい線路長、レイアウトの大きさをまとめたもの。
新幹線6両⇒在来7両
新幹線8両⇒在来10両
に相当するので畳1枚の1800mm巾ではどうしても狭すぎると思います。
新幹線は「ホームレールプラン」では少々キツいので、やっぱりレンタルで伸び伸び走らせたいし、そうでなければ6畳くらいのスペースが欲しいところです。
3.JR幹線
ここの記述は美里山倶楽部とほぼ一致してます。
トップに記述してある「JR駅の配線」はよく使う中央線を始めとした全国JRの幹線駅としては標準フォーマットで、駅は複線の内側に両方向に対応した待避線が組まれている駅構内が描かれています。
美里山鉄道にもこの考えに近い駅を作っていました。近年は、折り返し運転をするために引上げ線を設けたので大分変わってしまったのが「光前寺早太郎温泉」駅になります。
4.ローカル線&蒸気機関車
ちょうど美里山鉄道の「聖智台カール」駅があてはまりますので一緒に述べてしまいます。
美里山鉄道の「聖智台カール」駅はほぼ畳1枚で機関区中心のパートです。
蒸気機関車を主に扱うならば、機関区中心で周囲をエンドレスが回るのが基本的な考えでして「N」も同様。
そこに行き止まりがあるホームを設けて入れ替えを楽しむ考え方もいいですね。
美里山鉄道の「聖智台カール」部分は、甲総越鉄道からの完全引き継ぎ部分なので、機関庫、風景もある程度残っていまして、固定レイアウトならここまでいけますという例です。
リバース付レイアウトの配線で書いたレイアウトプランはリバースを含む少々難易度が上がるレイアウトプランですが、これも蒸気機関車や地方ローカル線を再現するにはよいプランだと思います。
5.私鉄&地方・都市型私鉄
急カーブレールを使って、2,3両編成の車両を走らせるならば結構混み入ったプランができると述べていて参考になりました。
都市型なら完全複線で追い越し可能な待避線を設けた駅のプラン、地方ならスイッチバックを入れてポイントtoポイントを楽しむプランなどが掲載されています。
路面電車もしっかり取り上げられていて、プラン例などを見ると、美里山倶楽部が鶴見線レイアウトプラン改訂版で作ったプランと同じ目線であることを感じました。
美里山倶楽部の鶴見線プランは2つのエンドレスを駆使して鶴見線全終端駅を再現してるんですが、これ路面電車にも使えるんですね。
このプランは畳1枚にはちょっと収まらないけど、路面電車ならワンサイズカーブを小さくすればいけそうです。
隔月刊誌「N」の特集は結構面白いので立ち読みでも本屋さんでご覧ください。
今回は、レイアウトプラン総集編みたいになってしまいました。
気に入りましたら「ポチ」っとクリックください。
↓