小学生の国語「文法」は、いちばん大切な“考える道具”

「国語の文法はむずかしい…」という声をよく聞きますが、実はいちばん重要なのは小学生で学ぶ文法です。 とくに、主語と述語を正しくつかむ力は、文章の理解力を大きく底上げします。さらに接続詞や指示語は、中学・高校の読解でもそのまま使う“基礎体力”。小学生のうちに身につければ、テストも作文も安定します。

主語・述語がわかると、文章が一気に読みやすくなる

● 基本ルール

- **主語**=「だれが/なにが」 - **述語**=「どうする/どんなだ/なんだ」 - 述語は主に**動詞**(走る・考える)、**形容詞**(あつい)、**名詞+だ**(雨<だ>)の3タイプ。

■ 練習:カッコで囲むだけ

> (わたしは)/(川で)/(魚を観察した)。 → 主語=わたしは/述語=観察した > (図書館は)/(とても静かだ)。 → 主語=図書館は/述語=静かだ 主語と述語をセットで見抜けると、一文の中心がぶれません。長い文でも「中心(述語)に向かって、どんな説明が足されているか」を整理できます。

接続詞は“文と文の関係”を教えてくれるサイン

順接:だから・そのため 逆接:しかし・けれども 並立・追加:そして・また 対比:一方・それに対して 例示:たとえば 接続詞は、筆者の考えの流れを示します。 「逆接が来たら、さっきと反対の大事な話が来る」など、読解の合図として習慣化しましょう。中学の説明的文章でも最重要スキルです。

指示語は“置き換えテスト”で意味が決まる

これ・それ・あれ/この・その・あの/ここ・そこ・あそこ → 何を指しているかを、近くの文から具体的な言葉に置き換えて読めばOK。

■ 練習

> 工夫すれば、作業時間は短くなる。**このこと**は、だれにでも当てはまる。 → 「このこと」=**工夫すれば時間が短くなること** 置き換えれば、選択肢問題も迷いにくくなります。

まずはご相談ください

文を読むのが遅い/内容が頭に残らない 接続詞・指示語でつまずく 記述で何を書けばよいかわからない お子さまの読解ステップを診断し、必要な練習だけを提案します。

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LINEで無料相談も受け付けています。学年・現在の様子・目標をお知らせください。最適な学習プランをご提案します。

冬期講習のご案内|“授業日+自習日”をセットで決めて、冬休み中に勉強習慣をつくる

今年の冬は、「できる日」にあわせた完全個別スケジュールで。
授業日だけでなく自習に来る日も一緒に決めるから、短い冬休みでも学習リズムを作れます。


個別講習だから、予定はあなた基準

  • 日程・時間は希望に合わせて調整(テスト・部活・帰省と両立OK)

  • 1コマの中で複数科目の学習も可能(例:前半=数学、後半=英語)

  • 受講科目以外も、課題と学習プランを教室側で作成します

    • 例)受講:数学/課題設定:英語の単語・理科のワーク など


ビオスタディの冬期講習が大事にすること

1)「授業日+自習日」をはじめにカレンダー化

  • 授業でやること → 自習室でやることを連動

  • 自習日は席の確保とやる内容を決めてからスタート

  • 「やる日」「やる内容」が決まるから、冬休み中に習慣が定着

2)弱点だけを狙い撃ち

  • 単元チェック → わからないところだけに絞って解説・演習

  • 計画は短いサイクル(例:その日ごとでのすることを設定)

3)総合的に仕上げる

  • 1回の授業で複数科目を回す運用に対応

  • 受講外科目も課題・やり方・枚数まで具体化

  • 「何を、どれだけ、いつやるか」が明確になるので、迷わず進む


 

当日の流れ

  1. 前回課題のチェック(○×の確認・直し)

  2. 今日のテーマの解説 → すぐ演習

  3. 定着確認(小テスト/演習)

  4. 次回までの課題を具体化(枚数・ページ・自習日)


こんな方に

  • 冬休みの勉強が3日坊主で終わりがち

  • 「何からやればいい?」で止まってしまう

  • 受講科目は決めたけど、他科目の進め方も知りたい

  • まとめて複数科目を見てほしい


お申し込みの流れ

  1. ご希望日程・科目のヒアリング

  2. 授業日+自習日のカレンダー作成

  3. 初回授業で到達点の確認 → 個別カリキュラム開始


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小学5年生の算数、いまが“土台づくり”の勝負どき

宿題がむずかしくなった…と感じるご家庭へ。
小5は算数の基礎を一気に固める学年です。ここでつまずきを解消すると、小6・中学以降の伸びが大きく変わります。


小5算数が「むずかしく感じる」理由

  • 内容の幅が一気に広がる
    小数・分数の計算の完成、割合(%/歩合/単価×数量=金額)体積(直方体・立方体)平均単位換算、**図形(平行四辺形・三角形の面積)**など、どれも“土台”になる単元が集中。

  • 文章題の比率が増える
    日本語の読み取り+式立て(関係図・線分図)まで求められるため、計算だけ得意でも点が伸びにくい。

  • 前学年の理解が前提
    繰り上がり・繰り下がり、小数点の位置、約分・通分などの“基本の基本”が曖昧だと、すべての単元が重たくなります。


小5で固めると“その後が軽くなる”単元

  • 小数・分数の四則計算の正確さ(位取り/約分・通分/計算のきまり)

  • 割合(全体=くらべる量÷割合、割合=くらべる量÷もとにする量 などの関係)

  • 体積(たて×横×高さ、単位の換算:㎤⇄mL⇄L)

  • 平均(合計÷個数/“ならす”イメージ)

  • 図形の面積(平行四辺形=底辺×高さ、三角形=底辺×高さ÷2)

これらは中学の比例・一次方程式・関数・確率にも直結。
小5での定着が、のちの“得意科目化”を分けます。


よくあるつまずき → 家での声かけ例

  • 小数点の位置ミス
    →「一回“見取り図”を書こう。位を言いながら指で確認しよう」

  • 通分・約分でもたつく
    →「分母をそろえる“準備”から。ゴールは分母が同じ形に」

  • 割合の式が立たない
    →「“もとにする量”はどれ?“くらべる量”はどれ?のラベルを先につけよう」

  • 体積で単位が混ざる
    →「1㎤=1mLを先に書こう。全部を同じ単位にそろえてから計算」


 

ビオスタディの小5サポート

  • ひとりひとりの“わからない”だけを狙い撃ち
    単元チェック→弱点の再診(計算/文章題/図形)→必要な演習だけを出題。

  • 図で考える練習を徹底
    線分図・面積図・立体の見取り図で、式の前に“関係”をつかむ。

  • 宿題の負担はミニマム
    基本的には塾で行っていくから、家でうるさく言わなくても大丈夫です!

苦手な子が多い学年だからこそ、小6になる前の“今”がチャンス
土台が整うと、宿題の時間もテスト勉強もぐっとラクになります。


まずはお気軽にご相談ください

  • 学校の宿題が重い/どこからやり直せばいいか分からない

  • 割合・体積・平均のどこで詰まっているかを見極めたい

  • 中学に向けて“得意”を作りたい

お子さまの理解度を丁寧に確認し、必要な対策だけをご提案します。


お問い合わせ・体験のご案内

中学生へ:理科は「変化」と「違い」に気づく教科🧪

この記事でわかること
・理科の“本質”は「観察・実験で起こる変化を見きわめること」
・「違い」に注目すると、理解もしやすいし覚えやすくなる理由
・今日からできるノート・勉強法の具体例


理科ってどんな教科?

理科は、観察や実験で起こる“変化”を見つけ、その意味を考える教科です。
そして、その変化にはたいてい**名前(用語)**が付いています。
だから——

  • 何が変わった?(色・温度・形・におい・気体・音・明るさ など)

  • どう違う?(AとBのちがい/前と後のちがい)

  • その変化の名前は?(用語)

  • 変化が起きた条件は?(何を変えた?何をそろえた?)

この4つをおさえると、理解もしやすいし、用語も覚えやすくなります。


キーワードは「変化」と「違い」

同じように見える現象でも、違いに注目するとスッと整理できます。

  • 例1:溶ける(食塩が水にまざる=溶解)と、とける(氷が水になる=融解)は別の変化

  • 例2:にごった液ができるのは沈殿、泡が出るのは気体の発生

  • 例3:化学変化は物質そのものが別の物質になる(質量保存や新しい性質)/状態変化は個体↔液体↔気体の姿が変わるだけ

「何がどう変わった?」→「その変化の名前は?」の順で考えるのがコツです。


変化には“名前”がある:よく出る例

  • 溶解(食塩水)/融解(氷→水)/凝固(水→氷)

  • 蒸発・沸騰・凝縮(気体↔液体)/昇華(ドライアイス)

  • 中和(酸とアルカリ)/発酵酸化還元

  • 発熱反応吸熱反応

  • 電流と磁界(電磁石の強さの変化)

  • 光の反射・屈折(像の位置や大きさの変化)

  • 運動の変化(速さ・向き、力のつり合い)

名前が付くほど大事な違いということ。用語は“変化のラベル”だと思うと覚えやすいです。


観察・実験の見方チェックリスト🔬

見た目の違い
□ 色/にごり/沈殿/泡(気体)/煙
温度の違い
□ 温度が上がった?下がった?(発熱・吸熱)
質量や体積の違い
□ 前後で重さはどう?(保存・増減の理由)
条件の違い
□ 何を変えた?(操作変数)何をそろえた?(制御変数)
結果の違い
□ 最後に何が起きた?(応答変数)グラフはどう変わる?

→ チェックできたら、その違いに合う“用語”を辞書のように当てはめる


「比べて覚える」ノートの作り方✍️

1)ビフォー/アフター2コマ

  • 左:実験前(条件・見た目・数値)

  • 右:実験後(何がどう変わった?)

  • 下に**“この変化の名前”“なぜそうなるか”**を一言で

2)AとBの見分け表(比較表)

見分けポイント A B
色・におい・沈殿    
反応の有無    
温度変化    
グラフの形    

違いだけを抜き出すと、テストでの選択肢の切り分けが速くなります。

3)グラフは「形」で覚える📊

  • 右上がり直線(比例)/右上がりカーブ(比例ではない)

  • 山 or 谷(最大・最小の条件)
    形+条件で言えるように。


テストに強くなる「3ステップ学習」

STEP1:現象→変化→用語
例:泡が出た→気体の発生→化学変化の可能性
STEP2:原因と条件
何を変えたら起きた?何をそろえた?
STEP3:数値で確かめる
単位/計算式/グラフで“違い”を数字でも説明

用語暗記は「単語カード」+「比較カード」が最強。
「似ているけど違う2語」を同じカードに並べて覚えると混同しにくい!

 


よくあるつまずき→こう直す💡

  • 用語が覚えられない
     →「写真・図・実験スケッチ」とセットで覚える(“変化の見た目”と結び付ける)

  • 計算が苦手
     → 公式の意味→単位→例題1問で数字の“違い”が何を表すかを言葉で説明

  • 実験のレポートが書けない
     → 目的→方法(変えた条件/そろえた条件)→結果(“違い”の事実)→考察(名前+理由)のテンプレでOK


今日からの勉強ミッション(10分でOK)

  1. 教科書の単元を1つ選ぶ

  2. 「似ていて混同しやすい用語」を2つピックアップ

  3. 違いだけを3項目で表に書く(見た目/条件/結果)

  4. その違いに合う**実験の絵(前→後)**を1枚スケッチ

“違いに注目する”だけで、理科の理解は一気にラクになります。
観察・実験の変化を言葉(用語)で説明できたら、もう合格ラインです!


まとめ

  • 理科は観察・実験で起こる“変化”を見つける教科

  • 変化には名前(用語)がある → 違いに注目すると覚えやすい

  • 比較ノート・2コマ図・グラフの形で「見分ける力」を育てよう


体験・学習相談のご案内

 

【小6保護者さまへ】10月後半〜中学進学の“ゆる準備”は「復習」から📚

冬が近づき、生活リズムも落ち着いてくる頃。 いまの時期から少しずつ、中学校に向けた準備を始めましょう。 ビオスタディの考えはシンプルです。 小学校で学んだ内容は、中学でも何度も使います。 だからこそ、中学準備のいちばんの近道は復習です。

なぜ「復習」なの?🧠

中学の学習は、小学校の知識を土台に“速く・深く”考えるステップへ進みます。 計算・語彙・読解の基礎が固まっていると、 新しい単元もスムーズに理解できます。

まずはここを復習(単元リスト)🗂️

算数

- 整数・小数・分数の計算(約分/通分/四則のきまり) - **割合・比**(%⇄小数⇄分数の行き来/単位量あたり) - **単位の換算**(長さ・面積・体積・速さ) - 図形の基本(角の和・面積の公式の使い分け)

国語

- 漢字・語彙の見直し(音読み・訓読み・部首の確認) - **説明文の要点取り**(はじめ→中→終/指示語の指す内容) - 音読

英語

- アルファベットと**発音**の確認、簡単な自己紹介文 - **中学教科書の先取りよりも“音とつづり”の一致**を優先 - 単語は声に出しながら書く(5〜10語でOK)

 

ビオスタディのサポート🏫

自習に来た日に、その日やってほしい復習プリントをお渡しします。 採点は塾で実施し、つまずきの原因を一緒に確認。 正答・誤答を記録→再出題で、「わかったつもり」を防ぎます。 英語は発音しながらの単語テスト、国語は短い音読→定着をチェック。

よくあるご質問💬

Q. 何から始めればいいですか? A. まずは計算のきまり・割合・単位換算の3本柱を“薄く広く”でOK。

 Q. 先取りは必要ですか? A. 無理に進めるより、基礎の復習が確実です。中学内容は小学校の延長上にあります。 

Q. 家で付き添えない日があります… A. 自習利用+塾での採点・記録をご活用ください。短時間でも効果的に回せます。

まずは今週、この3つだけ✅

計算プリント1枚(約10分) 漢字10個+意味の口頭チェック(5分) 英語の音読10行→1行要約(5分) “復習=自信の土台づくり”。 小さくはじめて、コツコツ積み重ねていきましょう。


【Instagramで教室の様子をチェック】
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【公式ホームページ】
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