食欲の秋、増加する肥満、糖尿病対策の食事 | 腸内フローラ健康法「ドクトルかっちゃん笑顔で元気」ラジオ大阪放送記事

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毎週水曜日 17時45分ラジオ大阪1314OBC
ドクトルかっちゃん笑顔で元気・医療健康情報番組

食欲の秋、魚介類は脂がのって美味しい時期ですね。

白菜や大根もだんだん甘くなっていきます。

動物も脂肪を蓄える季節ですね。人間も?

発酵食品、根菜類などの食物繊維をしっかり食べて肥満防止に努めないといけません。

特に高脂肪、高カロリーの食べ物が好きな人は、肥満以外に様々な病気のリスクが高まります。

高脂肪、高カロリー食品は麻薬的な快楽を生み出すと言われています。

お腹がいっぱいになっても、食べ続けて、体重がどんどん増えていく人がいます。

一般的に砂糖や小麦粉、ジャガイモが大量に含まれた高脂肪、高カロリーの加工食品は依存性の高い食べ物の上位に挙げられます。

チーズバーガー、ピザ、フライドチキン、ウインナー、ベーコン、フライドポテト、ハムチーズとロールパン、ポップコーン、ケーキ、アイスクリーム、クッキーなどの洋菓子、チョコレート、炭酸飲料等です。

こんな方は、病気に要注意です。

毎日肉や揚げ物が食べたい人。

結構食べているのに、食後にケーキやアイスクリームを食べる人。

スナック菓子やクッキーを一袋食べてしまう人。

糖質制限をして、ご飯を食べずに甘い物を食べてしまう人。

朝食を食べずに昼食や遅めの晩御飯を沢山食べる人。

衝動的に好きな食べ物が欲しくなる人。

こういう人は、肥満、高血圧、糖尿病、心臓病、癌など様々な病気のリスクもあります。

特に焼肉、焼鳥、揚げ物、炒め物を毎日幾つか食べる人は要注意です。

そして空腹ホルモンの、グレリンが増加すると益々大食になってしまいます。

空腹ホルモン、グレリンを減らすのは、朝食と発酵食品、植物性蛋白、食物繊維が大事です。

低カロリー高蛋白食品は「畑のお肉」大豆や小豆などです。

発酵食品の味噌汁や納豆、豆腐は高蛋白低カロリー食品の代表です。

朝は適量のご飯と梅干、漬物、海苔などで召し上がって頂くと最高の健康食品です。

寒くなれば、夕食は鍋物がお勧めです。

特に魚介類主体の鍋物が良いですね。

栄養素は煮汁に溶けているので、最後の雑炊もお勧めです。

鍋の出汁に酒粕や塩麹、味噌などを入れても美味しく頂けるだけではなくダイエット効果も期待でします。

健康であれば、たまには焼き肉やトンカツも食べて良いですが、必ず発酵食品や野菜、根菜類も食べる様にしてください。

腸内細菌は食べた物を餌に増殖します。

肉や油物は腐敗菌が増殖して腸内を汚し、腸内毒素を含んだ水を吸収すれば、血液も汚れてしまいます。

発酵食品は腐敗菌を抑制し、食物繊維は腸内毒素を吸着して排出する働きがあります。

これからは汗が出ない時期です。

発汗しない分だけ、老廃物が蓄積する季節、特に食養生には気をつけて体内毒素を溜めない様にしましょう。

秋の健康に良い食べ物の一押しはキノコ類。

ダイエット効果、免疫アップ、食物繊維や有機酸も多く、脂肪分解や基礎代謝を促進するばかりか、糖尿病やインフルエンザの予防効果もあります。

1日に2回はお料理にご使用ください。

味噌汁、粕汁、鍋物によく合います。

炒め物をするときは、油を使用しないで調味料や出汁で他の野菜も入れて蒸し焼きにして、火を止めてから油をまぶせば、油の酸化も防ぎますし胃腸にも優しい一品になります。

調理する前に数分、天日に当てるとビタミンDが増えて感染予防にも役立ちます。

毎日キノコが食べられない方には舞茸活性粒がお勧めです。

ラジオ大阪放送音声http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC221012_Dr_K_Egao.mp3