日本人の長寿の鍵は?腸内細菌とご飯=体内水素が癌予防 | 腸内フローラ健康法「ドクトルかっちゃん笑顔で元気」ラジオ大阪放送記事

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医療健康番組・毎週水曜日17時45分~ラジオ大阪放送記事

先月は、久々に香川、徳島に行きました。

久々にお会いした方、徳島自然食品店センターの経営者、種子島さん。

何と自然食品店は創業50年、95歳で現役経営者です。

耳も目も、頭もしっかりして、体もシャキッとしています。

自然食品店の前は電気屋さんで家電製品を販売していました。

40代前半で耳鳴りが酷く、大学病院で検査を受けて、脳腫瘍が見つかりました。

耳鳴りの原因は癌でした。

当時は抗癌剤が無くて、癌治療は手術か放射線でした。

但、部位によっては脳の治療は難しく、治療したら死ぬかも知れないと言われました。

その時、松下幸之助さんの言葉を思い出したそうです。

「人生で壁にぶつかって乗り越えられない時は反対の方向を探せ」だった様です。

「西洋医学が無理なら反対の方向は東洋医学だ」と思いつき、治療で有名な鍼灸院を訪ねて言われたこと「針治療で脳腫瘍は治せません」。

その後、たまたまご縁が出来て、現在の御茶ノ水クリニック「森下敬一博士」に出会いました。

当時、森下先生に言われたこと「癌になる食べ物(肉、油物、甘い物)ばかり食べて、健康に必要な食事を食べてこなかった。今日から食養生をすれば、まだ間に合いますし完治も夢では無い」

食事指導を受けて3ヶ月で耳鳴りが治まり、半年程で癌が消えました。

それから電気店を閉店し、自然食品店を開業して玄米菜食の指導を始めて、今年で50年です。

食事の内容は「腸内フローラ」に大きく影響し、個々の健康状態を左右します。

人の腸内には約1000種類の細菌が数百兆個以上いて、健康に大きな影響を与えています。

人によって住んでいる乳酸菌のタイプが違い、「あなたにはあなたの乳酸菌」がいます。

国別に見ると、日本人と欧米人では、腸内細菌のタイプが違い、日本人と中国人でも大きな違いがあります。

日本人の腸内細菌は、炭水化物から無駄なく栄養素を作る事が出来ますが、欧米や中国など外国人にはありません。

最近は腸内細菌は病気や健康との関連が指摘され、「世界一長い平均寿命などにも関係している可能性があります。」

19~60歳の健康な日本人男女計106人を対象に腸内細菌の遺伝子を解析して、欧米や中国など11カ国計755人のデータと比較すると、日本人の場合、炭水化物を分解して出る水素を使い、無駄なく栄養素を作る腸内細菌が多いのに比べ、外国人の場合、水素から体に不要なメタンを作るものが多いです。

また、日本人の約90%に海藻を消化する遺伝子を持つ腸内細菌がいるのに対し、外国人では最高で約15%の人にしかいません。

さらに、日本人の腸内細菌には、DNAが傷ついた時の修復に関わる遺伝子が少ない。

これはDNAが傷つきにくい腸内環境のため、修復の遺伝子を持つ細菌が増えなかったと思われます。

人の細胞の「がん化」につながるDNA損傷も起きにくいとみられます。

但、日本人も食生活の欧米化に伴い、DNAの損傷による癌が増えています。

炭水化物ダイエットがブームですが、ご飯は食べないといけません。

1gの糖質が腸内発酵をすると150ccの炭酸ガスと50ccの水素ガスを作ります。

呼吸から排泄される炭酸ガスの50%は腸で造られています。

腸内発酵で造られた水素ガスの80%は体内で消費され、活性酸素を分解しています。

血液循環が極端に悪化すると活性酸素が急激に発生する事も確認されています。

という事は、心筋梗塞や脳梗塞で活性酸素が発生し、組織がダメージを受けて後遺症につながる事も考えられます。

冷えや筋肉の凝りなどでも活性酸素が発生している可能性があります。

ラジオ大阪1314OBCドクトルかっちゃん「笑顔で元気」

井草克一&仲みゆき                                         

放送音声http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC180516_Dr_K_Egao.mp3