好き勝手に物語を書くぞ~♪ -38ページ目

序章~プロローグ~60

1体の魔神の姿は、身体がとても大きくて、肌の色は青く、頭に1本の角をはやし、顔には1つだけ大きな目を持っていて、片手に巨大なこん棒を持っていた。
いわゆる『サイクロプス』と言われる巨人族に属する魔神である。
もう1体の魔神の姿は、背中に大きな翼を持ち、手足には鋭い爪があり、顔は山羊で2本の長い角が生えていて、蛇の様な尻尾を持ち、身体全体は鍛えぬかれた筋肉の鎧で覆われている。
そして左手には、三ツ又にわかれた矛を持っていた。
一般的に『デーモン』と呼ばれる悪魔族に属する魔神である。

序章~プロローグ~59

ルシフェル達が空間の中に入ってからしばらく歩いていると、辺りが段々と暗くなっていき、目の前が暗闇に覆われていった。
「着いたようだな。」
ルシフェルはそう言って立ち止まると、目の前の空間を徐々に開き出した。
「ルシフェル様、お待ち下さい。まずは私が、外の様子を伺います。」
そう言って、ミカエルがルシフェルの前に立ち、空間の隙間から外の様子を伺った。
「…辺りには誰も居ないようですね。では行きましょう。」
ミカエルがそう言うと、ルシフェルは空間を完全に開いた。
空間から外に出るとそこは地上らしき所だった。そして皆の前に洞窟の入り口が見える。
「あそこから魔界へと向かう。」
ルシフェルがそう言って洞窟を指差した。
どうやらそこから魔界へと行けるようだ。
ミカエルが先頭に立ち、皆が洞窟の入り口へ向かうと、魔神の気配が漂ってきた。
*「…そこまでだ、天使ども!!」
その声とともに、2体の魔神がルシフェル達の目の前に姿を現した。

序章~プロローグ~58

流石に大天使達4人それぞれが『神秘の鎧』を身に付けて、この王の間に集まると凄いオーラを醸し出している。
「ではこれより、我々の戦いを終わらせる為、魔界の王サタンが居る魔界へと向かう…いいな。」
ルシフェルが4人に向かって言うと全員がうなずき「はい。」と応えた。
「それでは全員、長剣を前に出せ。」
ルシフェルがそう言うと、4人全員が腰に下げている2本の長剣のうち1本を鞘から抜き、長剣の先端を1ヶ所に集めるように差し出した。
するとルシフェルも『聖剣エクスカリバー』を鞘から抜き、皆の長剣の先端に合わせた。
「…いいか、これから先何が起こるかわからない…しかし、必ず生きてこの天界へと帰ってくるのだ。」
ルシフェルが言うと全員がうなずいた。
「…我ら5人、戦いの終止符を打つ為に敵地へとおもむく。我らの勇気を信じよ、我らの繋がりを信じよ、我らの強さを信じよ、我らが信じ集えば、恐れる事は何も無い。」
ルシフェルは、戦いの前に行う儀式の言葉を自分を含めた全員に向かって、言い放った。
「では行くぞ!!」
「おー!!」
そう言いながら全員が合わせていた長剣を一旦下に振り下ろし、天井の方へ突き上げた。
それから皆が長剣を鞘へと戻すと、ルシフェルがその場の空間を開き始めた。
「後の事は頼んだぞ…。」
ルシフェルが王の間の入り口に居る上級天使にそう告げると
*「はい、お任せ下さいルシフェル様…。どうかご無事にお戻り下さい…。」
上級天使はそう言いながら頭を下げた。
ルシフェルは「ああ…。」と応えると、空間を完全に開いて中へと入って行き、魔界へと向かった。
5人全員が空間の中へと入り終わると、開いていた空間が完全に閉じた。