好き勝手に物語を書くぞ~♪ -22ページ目

序章~プロローグ~108

部屋の中に緊迫した空気が流れた。
直ぐにでも、お互いが斬り合ってもおかしくない状況になってきた。
そんな中、緊迫した空気を断ち切る様に、2人の魔神が扉を開き部屋に入ってきた。

*「サタン様、少しは落ち着いて下さい。」
*「そうですよ、外まで殺気が漏れてますよ。」

と、それぞれの魔神が言うと、サタンは2人の姿を見て少し冷静さを取り戻した後、

「ロキにベルゼブブ…お前達何しに来た。今日は誰も城に来るなと言っていたはずだよな。」

と言って2人を威圧した。

「そうですけど、サタン様1人では、おそらく天使達と争ってしまうのでは、と思いましたので…。」
「それに大天使なんて、なかなか見れる者じゃないですからね。」

2人がそう言うと、サタンはため息をついた。

「まぁ、来てしまったんじゃ仕方ない…。こいつらも同席させるが構わないよな?」
「あぁ…、俺達は別に構わないぞ。」
「それじゃ2人とも、こっちに来て座れ。」

サタンがルシフェルに2人の同席を承諾させると、2人は奥へ進み、サタンの両隣に座った。

序章~プロローグ~107

部屋の中には長いテーブルがあった。
サタンは奥に進んで椅子に座ると、

「まぁ、お前達も椅子に座れよ。」

と、ルシフェル達にも椅子に座るように言った。
すると、ルシフェル達はお互いの顔を見て、それぞれが椅子に座った。
ルシフェルはサタンの対角線上の位置に座り、ミカエルとガブリエルはルシフェルの右側、ウリエルとラファエルは左側に座った。
全員が座り終えると、サタンは、

「それで、俺に何の話があってここまで来たのかを聞かせてもらおうか。」

と言って、テーブルに両肘を付き、ルシフェルを睨み付ける様な感じで見つめた。

「俺達がここに来たのは、今おこっているお前達との戦いの事だ…。」

ルシフェルは、サタンに負けないくらいの感じで睨み付けながら応えた。
それを聞いたサタンは、眉を潜め、首を傾げながら

「戦いの事だと?いったいどう言う事だ?」

と聞くと、ルシフェルが続けて

「今更だと思うかも知れないが…、俺はお前達魔界の者に、停戦を申し込みに来たのだ…。」

と冷静に言った。
それを聞いたサタンは、頭に血が上った様子で

「停戦だと!!今までの戦いで、どれだけの奴らが死んでいったと思っているんだ!!」

と言うと、『ふざけるな!!』と言わんばかりに、片手の手のひらをテーブルを叩きつけて、ルシフェルを更に睨み付けた。

序章~プロローグ~106

少し考え込む感じで床の方に目を向けた後、ルシフェルはうなずき、

「あぁ…分かった、それでは本題に入ろうか。」

と、サタンを見て言った。
するとサタンは玉座から立ち上がり、

「では、場所を変えるとしよう…。俺に着いてこい。」

と言って、玉座の裏の方へ向かい、サタンが壁に手を当てると、小さな魔方陣が浮かび上がり光だした。
すると、壁が消えて扉が姿を現した。

「さぁ中に入れ…ここで話を聞こう。」

サタンはそう言うと扉を開き中へと入っていった。
それを見たルシフェル達も、後に続いて部屋の中へと足を踏み入れた。