デモ参加者150~700人(大雑把)
川淵会長辞任求めてデモ ファン150人が試合後
9日夜、東京・国立競技場で行われたサッカー日本代表の試合後、日本サッカー協会の川淵三郎会長の辞任を求めるファン約150人が競技場の周囲をデモ行進した。デモ隊は試合観戦を終えたファンを吸収しながら約半周し、帰宅する多くの人が見守っていた。
ワールドカップ(W杯)惨敗の総括がないなどとして有志が結成した「川淵会長にレッドカードを!」実行委員会が主催。「川淵会長にNO」と書かれた横断幕を先頭に「川淵辞めろ」と気勢を上げた。
実行委の荒巻丈代表(28)は「ジーコ・ジャパンの総括がないまま、あいまいにしたくない」と新生日本代表の初戦に合わせた理由を説明し「このような運動は初めてだが、たくさんの人が集まって満足。次につながればいい」と話していた。
(了)
[ 共同通信社 2006年8月9日 23:22 ]
川淵C解任要求デモに500人
<日本・トリニダード・トバゴ>「川淵よ明確な強化プランを!!」の横断幕を掲げるスタンドのサポーター
トリニダード・トバゴ戦後に国立競技場周辺で日本サッカー協会川淵三郎キャプテンの解任要求デモが行われた。デモを企画したのは「川淵会長にレッドカードを!」実行委員会。荒巻丈代表(28)によると(1)機密の漏えい(オシム失言)(2)ジーコジャパンの総括がないことの責任(3)Jリーグ軽視の3点を問題視し、ネット上で参加を呼びかけた。
参加者約500人は午後9時半に日本青年館に集合。四谷警察者の警察官の誘導で「平成の無責任男」「老害」「この男、暴君につき」など52枚のプラカードを掲げ「川淵辞めろ」「キャプテン返上」などとシュプレヒコールをしながら国立競技場を半周した。荒巻代表は「Jリーグをつくった功労者だけど最近の言動は目に余る。早く退陣してほしい」と話した。
[ 2006年08月10日付 スポニチ ]
★川淵キャプテン解任デモに400人が参加
試合後、日本サッカー協会・川淵キャプテンの解任を求めるデモ活動が行われた。ドイツW杯1次リーグ敗退などを理由に、「川淵会長にNO」という横断幕を先頭に約30分間、解任を要求しながら国立競技場周辺を行進。約400人が参加し、それぞれの思いを表現した。デモ主催の代表者は「いろいろな思いがあると思うけど川淵会長にはひとまず責任を取ってもらいたい」と強く訴えた。(サンスポ)
2006-08-09 23:34:09
国立周辺で「川淵辞めろ」デモ
■トリニダード・トバゴ戦終了後
2-0で日本が勝利したトリニダード・トバゴ戦後、国立競技場周辺でデモが起こった。サッカー協会の川淵キャプテンの辞任を求めるもので、約700人ほどのサポーターが「川淵辞めろ」コールをしながら練り歩いた。ドイツW杯の惨敗を受け、責任を取る姿勢を見せない川淵キャプテンに対する日本サポーターの必死のアピールだった。しかし、同会長は試合終了後すぐに国立を後にしたため、直接耳に届いたかどうかはわからない。 (フットボール・ウィークリー)
http://www.so-net.ne.jp/FW/fw_news/tools/cgi-bin/view_text.cgi?topic_id=1155134049
だいぶ数字が違いますが主催者発表と警察発表ってヤツですかねえ?
ちゃんと試合会場の中でも批判段幕出てたんですね。いつ出したのかなあ? 試合前か?
スポニチはオシムの発言も否定的な伝え方をしてることあるし、とにかくJFAと代表チームを厳しい目で見ようって姿勢なのかな?
予想通りテロ朝の中継は協会の体制については一切触れず終い。ヤバい発言、ヤバい絵は一切なし。
いや~とにかく各方面ご苦労様でした。
オシム監督会見
トリニダード・トバゴ戦後 オシム監督会見
KIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ 2006
2006年08月09日(スポナビ)
■今日の試合の教訓は、走ることだ
就任後の初戦を勝利で飾った日本代表のオシム監督【 Photo by 大友良行 】
――3日間で作ったチームへの満足感、また不満点は?
6日間のトレーニング期間があったなら6-0で勝てたと思うか? それはやはり難しいだろう。そんなに簡単なことではない。ただし、うれしい誤算があった。日本の皆さんが本当にサッカーが好きなんだなということを、スタジアムが満員になったのを見て実感した。今日の試合は私にとって大変重要だった。しかし同時に、協会に対しても選手に対してもJリーグに対しても、非常に責任は大きいと思っている。そうした責任の大きさは感じてはいたが、今日の満員のスタンドを見て、この人たちを失望させてはいけないとあらためて感じた。
試合内容は、最初にしては全体的によいテンポで進んだが、よくない点もあった。選手たちが十分に走る力を持っている間は十分な試合ができた。トレーニング期間が限られていたにもかかわらず、3日間ではできるとは思えないようなコンビネーションもとれた。それでも私にとって気掛かりなことはあった。それは、サッカーは90分の試合だということだ。今日出場した選手の中には90分間、走ることができない選手がいた。それは代表選手だけではなく、Jリーグ全体に言えることだと感じている。ある意味、この問題の解決は簡単かも知れないが、きちんと考えなければいけない。特に日本人のサッカーというものを考えた場合、筋肉隆々ではないし長身でもない。それゆえに非常に大事だと思う。1対1の勝負では不利が出てくる。相手より、どれだけ多く走れるかで勝負しなければならない。残念ながらJリーグはそういう習慣ではない。今日の試合の教訓は、走ることだ。
――ピッチコンディションがよくなかったが、試合のプランに狂いはあったか
大変いい質問だが、最初の質問と関連していると思う。この試合には条件上の制約があった。私は魔法使いではないので、これほど短い時間でチームのコンビネーションを練り上げることはできない。そのほかにも、グラウンドのコンディションが悪いとか、選ぶ選手が限られていたこと、ほかにも大会が平行して行われていたわけだが、そういった条件があって、グラウンドコンディションもそのうちのひとつだった。コンビネーションの問題で言えば、短期間でそれを解消する最も簡単な方法ということで、同じJリーグのチームからグループで選手を選んだということだ。
■英雄とは、すでに墓の中にいる偉大な人物のことを指す
――今日2ゴールした三都主はMFに適正があると思うか?
今日は彼だけがヒーローではない。英雄とは、すでに墓の中にいる偉大な人物のことを指す。三都主はまだ生きているではないか。この英雄の定義というのは私なりのものだが、ある試合で得点を挙げてヒーローになり、ある試合で失敗をしてけなされるのは、選手にとって気持ちのいいものではないだろう。私にとって重要なのは、代表に選ばれていることを(選手に)自覚してほしいということ。その一員であることに誇りを持つことが大事だ。
――自分に与えられた日本代表のミッションに希望は持てたか。難しいと感じたか
私の未来にどれだけ時間が残されているかによる。つまり、いつまで代表監督を任せてもらえるのか、あるいは誰がそれを決めるのかが大事だということ。まあ、今日明日に代表監督でなくなることはないと思うが。
――親善試合でこれだけ多くのファンが来たということに責任を感じたといったが、あなたの責任は心地よいものか、重荷なのか。また、うれしい誤算とは具体的に何か?
今日の試合に限らず、すべての試合は私にとって重みがある。来日したときから私は監督として責任を自覚していた。ほかの日本人監督も責任感が強い方ばかりだ。責任感がなければ日本社会ではやっていけないことを私は知っている。
うれしい誤算とは、さっきも言ったとおりスタジアムが満員だったこと。満員だったということの重要性をご理解いただけない方が、もしこの中にいらっしゃるなら(この仕事を)お辞めになった方がいいと思う。
<了>
もう読めばわかるでしょ?って感じですね(汗
こんくらいの人でないと代表監督ってのは任せちゃいけないのかもしれませんな。
ただ、常にこういう調子だといつかマスコミから叩かれるでしょうね。(既に叩きたいと思ってるヤツらはいるはず)
運悪く采配が当たらず負けた時とか「それみたことか」とばかりに集中砲火を浴びせてきますよ。きっと。
まあ、おもしろくなったきたなという感じはします。
期待もあるし、不安もあるし、不満もあるし、いろいろですね。
テストマッチ試合結果
日本 2-0 トリニダード・トバゴ
得点:三都主アレサンドロ(前半17分、同22分)
警告 ジャグデオシン(後半36分)
日本代表出場メンバー
GK: 1 川口能活(cap)
DF: 2 坪井慶介
→ 16 栗原勇蔵(後半16分)・Aマッチ初出場
4 田中マルクス闘莉王・Aマッチ初出場
MF: 3 三都主アレサンドロ
→ 17 坂田大輔(後半41分)・Aマッチ初出場
5 駒野友一
7 田中隼磨・Aマッチ初出場
13 長谷部誠
→ 18 中村直志(後半29分)・Aマッチ初出場
15 鈴木啓太・Aマッチ初出場
14 山瀬功治・Aマッチ初出場
→ 8 小林大悟(後半11分)・Aマッチ初出場
FW: 9 我那覇和樹・Aマッチ初出場
→ 11 佐藤寿人(後半21分)
10 田中達也
サブ:12 山岸範宏
19 青山直晃
9人がAマッチ初出場となった試合。
レッズ勢で固めた前半は10~25分あたりまでパスが良く回り、どんどん後ろから攻撃参加していく意識が高かったが、前半35分過ぎからはあまりエレガントとは言えない試合になった。(後半途中からは居眠りしてしまったので記憶なし。)
いずれにしても急造チームの割に流れの良い時間帯もあり、そこで一気に2点獲れたことは評価したい。
守備面ではピッチ上で話し合っている姿も見られたが、ジーコ時代と比べれば混乱はほとんどなかったように思う。
トリニダード・トバゴ戦(PBP用)
08/09 水 19:20 キックオフ キリンチャレンジ杯2006 トリニダード・トバゴ戦@国立競技場
中継はテロ朝 よる7時~9時16分放送!!
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解説:セルジオ越後 解説:松木 安太郎 ピッチ解説:堀池 巧
ナビゲーター:川平 慈英 実況:角澤 照治(テレビ朝日アナウンサー)
今日もワースト布陣で万全のウ○コ中継となること間違いなし。
ツッコミどころ満載なんです!くぅ~!
セルジオが放送中に協会批判をぶちあげるか、口止めされて触れないかも要チェック。
19人でしたっけ?
【オシム監督に聞く】
(ひな壇で冒頭に)
「(ホテルの従業員に)親切にイスを引いてもらったので転ぶところでした」
--代表が19人に
「19人でしたっけ?」
--けが人も含めれば19人です
「彼らはプレーできない。15人(フィールドプレーヤー)とGK2人ですね。(追加招集の)青山もきのう(7日)試合に出ているので使いません」
--“新しい井戸”がかなり掘られましたが
「井戸を掘ったとは思わない。ある程度試されている選手ばかり。W杯のブラジル戦と同じメンバーで戦うなら楽なこと。私は“井戸を掘らない”とはいっていない。自分自身の発言でしばられるのはイヤ」
--システムは?
「だれがプレーするかによって変わる。なぜ“先発はだれですか”と聞かないのですか? まだ私も分からない。大体のところは決まっているが…。相手をどう困らせるかは考えている」
--試合に出られない青山をなぜ招集?
「なぜ“今野は?”という質問をしないのか。今野も試合が終わるまで一緒にいますよね」
--9日の試合で何ができたら成功といえるのか
「勝つのがスポーツの目的ですが、内容の分析も重要。しばしば勝利と内容は同じように見られる。日本のみなさんに説明するのは難しい」
--勝ち負けにはこだわらない?
「サッカーは難しいものになった。プレーだけでなく、振る舞い、知性…。勝つということにはそういうさまざまなものが含まれている。敗北は最良の教師。ただ、あしたの会見で“学ぶために負けた”とはいえません」
(終了後に)
「若い選手が多いし相手も強い。グラウンドもいい状態ではない。エレガントな試合にはならないでしょう」
■暫定主将はGK川口かDF闘莉王
ジーコ監督時代はDF宮本(G大阪)が務めたキャプテンについて、オシム監督は「チームの中で『彼がキャプテンだ』という雰囲気が自然に出てくるのを待とうと思う。キャプテンは育てられるものではない。持って生まれたものだ」と自然発生的な流れを重視する方針を示した。一方で「スポンサー、マスコミにとって見栄えのするキャプテンがピッチでは役に立たないこともある。あくまで一般論だが」と意味シンな発言も…。トリニダードトバゴ戦の主将は、6日の練習試合でキャプテンマークを巻いたGK川口(磐田)、DF闘莉王(浦和)が有力だが、今後は流動的といえそうだ。
■この日のオシム・ジャパン
午後7時から蒸し暑い千葉・習志野市内の競技場で約2時間敢行。前日練習はセットプレーの確認とミニゲームが定番だったジーコ監督時代とは対照的にハードな内容だった。最大1度に4色のビブスで組分けしてのパス回し、フォーメーション練習など。その後半で先発候補が判明した。
練習前のミーティングでDF闘莉王が「3バックなのか4バックなのか」と聞くと、オシム監督は「相手に合わせてやれ」と回答。その通りトリニダードトバゴを想定した守備練習では、相手が1トップの場合、2トップの場合…と変化を要求した。
DF三都主がボランチ(守備的MF)に入る形も試された。「相手が3トップだったから(鈴木、長谷部と)3人並んだ」と三都主。選手が考えた4パターンの“システム”を確認した。(サンスポ)
<オシム監督に聞く>
(会見席に座り)
「親切にも椅子を引いてもらったので転ぶところでした」
――準備期間がわずか3日間でしたが
「3日しかありませんが?と聞かれれば、そうなんですとしか答えようがない。質問の中に答えが含まれていますね」
――以前の話よりも新しい井戸(新メンバー)が入り、代表は大きく変化したように見えるが?
「既にリーグ、各大会で試された選手ばかりですよ。誤解しないでほしいが、新たな井戸を掘らないとは言ってません。自身の言葉に縛られるのは嫌いだ」
――先発は?
「分かりません。今は。大事なのは向こうがどういう戦術で来るのか。それにどう対応できるか。相手にリスペクトを示すためにも発表できない。相手の攻撃は優れているので守備のメンバー、戦術の腹づもりはある。攻撃でも誰を選んで、相手をどう困らせようかを考えている。日本がものすごく強い国であれば、W杯最終戦のブラジル戦と同じメンバーで横綱相撲をすればいい。残念ながらそうではない」
――では最後に
「あすは残念ながらピッチ状態がお金を払うには値しない状況にある。エレガントな試合にはならないでしょう」
(スポニチ)
サンスポとスポニチでだいぶニュアンスが違う記事になってますね。
トリニダード・トバゴ戦前日 オシム監督会見(1/2)
KIRIN WORLD CHALLENGE キリンチャレンジカップ 2006
2006年08月08日(スポナビ)
■新しい井戸を掘ったつもりはない
トリニダード・トバゴ戦を前に記者会見するサッカー日本代表のオシム監督=8日、千葉市内のホテル【 共同 】
――質疑応答から始めますか?(日本サッカー協会広報)
今日はコメントがあるので、この場にやって来た。明日の試合のこと以外に、何を話せと言うのだろうか。サッカーが話題だと聞いて、ここに来たのだ。(広報の)彼はマスコミ関係者のようだ(笑)。では、まだ私の考えを知らないマスコミ関係者の質問を受けましょう。
――青山(直晃)の追加招集で総勢19人となりました。新しいメンバーが中心となったわけですが、試合にあたっての準備と手ごたえは?
私のイメージでは19人ではなかったと思うが、19人だっただろうか?(「けが人を入れて19人です」という記者の答えに)彼らはプレーできますか? けがをしている人はプレーできない。フィールドプレーヤーは15人、GKは2人。今野は負傷していながらもチームには帯同しているが、それは彼のチーム(FC東京)が(韓国遠征で)日本にいなかったからだ。青山については、飛行機が無事に日本に到着することを祈っている。彼を入れても18人だ。青山は昨日の試合(U-21代表の対中国戦)に出ているし、すぐに使うわけにはいかない。
トレーニング期間が3日しかないことについては、特に申し上げることはない。「3日しかないですが」という質問をされれば、「そうなんです」と答えるしかない。質問の中に、すでに答えが含まれている状況だ。
――就任会見の時、「古い井戸に水は残っている」と言っていましたが、結果的には新しい井戸を数多く掘っています。その理由は?
考えは変わっていないし、新しい井戸を掘ったつもりもない。今回の選手はリーグ戦やほかの大会で試された人ばかりだ。招集できないのはA3に出ている選手、ヨーロッパにいる選手。松井(大輔)はヨーロッパにいる選手の中で唯一のレギュラーだが、(今回の)ワールドカップ(W杯)には呼ばれていなかった。彼を含めてチームを考えている。質問は何でしたっけ?(笑)
――就任会見のコメントでは、メンバーが(ジーコ監督のときと)大幅に変化しないというように理解していましたが
私が就任する前に日本代表が最後に行った試合、つまりW杯のブラジル戦と同じメンバーで戦えば、大きな変化ではないということだろうか? そうであれば私も楽だ。誤解されているようだが、私は井戸を掘らないとは言っていない。古い井戸ではない選手も試してみたいと、同じ日の会見で言ったことをお忘れではないか? 自分自身の発言に縛られるのは嫌いだ。だから、このようなメンバーになっているのだ。こうした話を通して、私は記者の皆さんといい関係を築いていると思っている。スタートとしてはまずまずではないだろうか?
■インテリジェンスを築いていけるかどうかが問題
――(トリニダード・トバゴ戦の)スタメンは考えていないと昨日話されていましたが、基本のシステムはどうなるのでしょうか
どういうシステムでプレーするかは、誰が出るかで決まる。なぜ、スタメンが誰かを聞かないのですか? それでは話が堂々巡りになってしまう。(「ではスタメンを教えてください」との問いに)まだ、私も分からない。一番大事なことだが、相手がどのような作戦で来るかによる。それに、あらかじめスタメンを発表するのは、相手に失礼に当たる。大体は決まっているが、相手へのリスペクトを示すためにも、(ここで)スタメンは発表しない。彼ら(トリニダード・トバゴ)は攻撃力に優れているから、こちらの守備をどうするかをまず考えている。あとは攻撃の選手に誰を選んで、いかに相手を困らせてやろうかということ。これで答えになっていますか?
――今後も、相手によってシステムが変わることが考えられますか?
システムそのものが変わるのかどうかより、チームとしてのインテリジェンス、賢い考えを築いていけるかどうかが問題だ。これができれば、相手に脅威を抱かせることができる。そういうことができるチームのインテリジェンスを作りたい。
付け加えになるが、日本がものすごく強いチームなら、ブラジル戦と同じメンバーとシステムで、トリニダード・トバゴ相手に横綱相撲ができるはずだ。しかし、(実際は)そうではない。それができれば世界チャンピオンになれる。真の世界チャンピオンならシステムなど変更せずに、自分たちのやりたいことをやればいい。
――チームのスタートとして、選手にまず何を教えたいですか?
私から日本に何かを与えようという気持ちはない。日本の方が、私より進歩しているのだから。
■青山の招集は五輪世代へのメッセージ
追加招集されたU-21日本代表の青山直晃。オシム監督の意図とは?【 Photo:北村大樹/アフロスポーツ 】
――昨日の試合(U-21中国対U-21日本)に出ていて、即座に使うつもりのない青山を招集した意味と、彼への期待は?
「どうして今野を呼んだのか?」という質問はしないのだろうか? 今野も同じだ。けがでプレーできなくとも、(彼も)最後まで一緒にいる。青山は中国からの飛行機に乗るか、乗っている間に招集された。答えになっているかどうか分からないが、五輪世代の中から選手を呼べば、残りの選手たちに対しても「自分たちにもチャンスがある」とメッセージを伝えることになる。そういう意味も含まれている。
――明日の試合では何ができたら成功で、何ができなかったら失敗なのでしょうか。また、その価値基準は?
勝つことはサッカーの目的で、それを目指すのは当然のこと。だが同時に、内容の分析も大切だ。しばしば勝つことと成功が同じように扱われるが、その結果として違った方向に進んでしまうこともある。勝つと、チームの中で直すべき点が見えなくなってしまう。逆に内容がよくて負けた場合などは、負けた方が修正点を見つけやすいこともある。日本の皆さんに説明するのは簡単ではないが、敗北から最も学んでいるのは日本だと世界の人たちは考えている。ちょっと精神論に入ってしまったが(笑)、これは日本の経済などについての話だ。サッカーはもっと難しい。今、話したのは経済や社会の復興の話であり、サッカーについて言うならば、日本はそこから学ぶべきことがたくさんある。歴史、戦争、原爆……。その上で、日本は先進国の仲間入りをした。サッカーでもなぜ、強国と肩を並べることができないのか。それを実現させることが私の願いだ。その考えが気に入らなければ、ごめんなさい(と言うしかない)。
■敗北は最良の教師である
――インテリジェンスのあるチームを作りたいと話されましたが、選手の意識付けには時間がかかりますか?
短い時間では難しい。個人の知識とは違う。基礎は個人個人のインテリジェンスだが、サッカーは11対11のスポーツだ。個人だけではなく、集団的なインテリジェンスが必要になる。もし、1人だけインテリジェンスのない選手が混じっていたら、チーム全員が被害を被ることになる。
――明日のゲームは試合内容にこだわるということですか? それとA3組(G大阪、ジェフ千葉)から明日になって追加招集する気持ちはありますか?
サッカーは哲学の授業とは違う。今はサッカーについて話しているのだ。インテリジェンスとはサッカーについてのもの。哲学の授業をこれからやろうとしているわけではない。サッカーは単純なものだが、サッカーの試合は難しいものになりつつある。選手に対してはプレーだけでなく、知性、立ち居振る舞いといったことにまで、要求レベルが高くなっている。勝つことには、さまざまなことが含まれている。ただ(結果だけで)勝ってしまえば、そういうことが見えない。敗北は最良の教師である。だが、「だから負けたい」とは私は言えない。サッカーではすべてが可能だ。明日になれば、何を学べたか、学べなかったかというひとつの結論が出る。それは私が考え出したことではなく、一般的なこと。皆さんもそう考えていると理解している。この前のW杯は終わったが、そこから何を学んだかが大事なことだ。
A3については、その質問は挑発だ(笑)。
――キャプテンは誰か、国民の関心が集まっています
どうして気になるのだろうか? 私もキャプテンは大事だと思っている。だが、スポンサーの力やマスコミによってキャプテンが選ばれるわけではない。スポンサーやマスコミに都合のいい人がキャプテンになることを希望していることは多いが、時にその見栄えのいいキャプテンは役に立たないこともある。
今は、この人がキャプテンだろう、という雰囲気が出てくることを期待している。キャプテンとは育てられるものではなく、持って生まれた特徴のある人。キャプテンとして生まれる、そういう人がキャプテンだ。指導者に関してもそうで、指導者になるための学校はない。指導者に生まれつくこと、それが指導者だ。生まれついた才能があるかどうか。もちろん、民主主義も尊重しようと思っているが。
もう十分話はしたが、私はメディアの皆さんと意見のキャッチボールのできる雰囲気を作ろうと思っている。
このチームは若いし、(今回の)対戦相手はうまい。しかもグラウンド状態は、お客さんにお金を払わせるのに値しない状態だ。明日はエレガントな試合にはならないだろう。
<了>
ん~やっぱり記者会見は全文掲載でないとニュアンスが伝わりませんな。
それにしても記者さんも質問の仕方をもう少し工夫くたほうが良いのでは?
オシムがまともに答えるはずない質問してもしょうがないし、訊ね方に配慮すればもう少し話してくれたかもしれない気がします。
気持ちが乗らないと話さない人だということを忘れずに。
それとオシムへ真っ向からしっぺ返し作戦に出ても無駄だと思いますね。
戦略家で哲学者の素養もある手練れを打ち負かすには、オシム自身がヘマをしてくれないと無理です。
ムキになってぶつかってもなかなか口では打ち負かせないですって。
いや~しかしこういう人が代表監督だとインタビュー読んだりするのが楽しいですわ。
ジーコの時は建前と理想論ばっかりでつまらなかったですから。

