以前にも二度クラスター弾(クラスター爆弾)については記事にしてきましたが、このほど日本もクラスター爆弾について、一部最新型を除き全面禁止する条約に同意しました。
クラスター爆弾について簡単に説明すると、親爆弾の中に無数の子弾が搭載され、投下しながら分裂していく集束弾です。 詳しくは過去の記事をご覧下さい。
過去のクラスター爆弾に関する記事です①
過去のクラスター爆弾に関する記事です②
このクラスター爆弾の問題点は、ニュースでも多く報道される事とtなり皆さん知っているかもしれませんが、不発弾率が非常に高い事にあります。 不発弾となるクラスター爆弾は地雷となり、その場所で生活する人々に甚大な被害を及ぼします。 特に深刻なのは、子供達が多く被害にあっている現状です。 と言うのも、クラスター弾はキラキラとした一見すると爆弾とは気が付かないような物で、子供達が不発弾に興味を抱き近付いてしまう事です。
(ちなみに日本は、クラスター爆弾禁止条約の前に「オスロ・プロセス(オタワ条約を含む)」という今回と同じ様な危険な対人地雷に禁止についても、小渕外務大臣主導で禁止に方向転換しています。)
アメリカやロシアなど大国が参加していないのが残念ですが、以前の記事で、日本が禁止に回れば流れが変わると書きました。 しかし実際のところ、日本は判断が遅れて、各国が全面禁止に賛同する中孤立化を避ける為の方向転換になったようです。 クラスター爆弾禁止条約に同意した事自体は評価できますが、こういった問題で日本がイニシアチブをとれなかった事は非常に残念です。
日本は四方を海に囲まれ守備的にクラスター弾が必要だと石破防衛大臣は話していましたが、もしクラスター弾で他国からの侵略を防いだとしてもその後の不発弾で多くの問題も残ります。 今回の条約の適用を受けない最新型のクラスター弾へ移行する案も依然残っています。
(禁止条約の適用外の最新型クラスター弾は、例えば子弾が10コ以下であるとか、自爆装置付きであるとか、GPS機能付きなどの要件が有ります。)
全然話が変わって申し訳ありませんが、マレーシアのマハティール前首相は「ルック・イースト」という政策をしていました。 「東方を見ろ」つまり日本を参考に日本を目標にという政策でした。
ところがどうも最近の日本は、様々な問題に立ち遅れ、先見性が感じられません。 その後のマハティール氏のインタビューが放映され、日本の現状に残念がっているのを見た時に、自分個人としてももっと高い意識が必要だなぁと反省しました。
今回のクラスター弾の問題についても皆さんどの様に感じられるでしょうか。