働くママのバイリンガル子育てブログ -156ページ目

日本語補習校について

海外で日本語教育をされている方は「補習校」について、よくご存知かと思いますが、これからの話題に結構出てくると思うので、ちょっとご説明を・・・・・


「補習校」というのは、いろんな国にある団体で、日本語で日本の教育を教える機関です。

教科書も、日本で使っているものを配布されます。


「日本語教える」のではなく、「日本語教える」のがモット―です。


ここが問題。


すでに日本語ができる子供でないと、基本的に入れないということなんです・・・・


補習校も、地域によって、日本人の数が大きいと、大きい補習校になりますし、少ないとアットホ―ムな補習校になります。


うちの娘が通っている補習校は、マンモス校です。毎週土曜日の9時~1時ですが、9時近くとなると、大渋滞を起こすほど大人数の生徒が通っています。


・・・人数が多いと、いろんなレベルのクラスができるか、と思いきや、日本語が出来ない生徒は、足手まといになるので、入学拒否されることもあるようです。



しかし、今思い出してみると、娘の場合はタイミングがとてもよかった。


幼稚園の2学期から転入させていただいたのですが、そのときの副校長先生がとてもポジティブな方でした。


職場の人を通じて、初めてお電話差し上げたときに、娘があまり日本語ができないことを説明しました。


すると、


「とりあえず、やってみましょう!でも、入っただけでは日本語は出来ませんよ。家族でがんばって、毎年進学できるようにしてください。それと、夏には、日本へ体験入学に入れること」


を条件に、入学をOKしてもらえました!グッド!


この副校長先生の言葉をまじめに守っているから、今の状況があるのだと思います。



担任の先生は、これまたラッキ-なことに、国際結婚をされている、バイタリティあふれる先生でしたので、うちの娘の状況を良くわかっていただけました。

(たぶん、副校長先生が、うちの娘の状況をみて、この先生のクラスに入れてくれたのだと思います)


言葉がわからないのに、それも、土曜日に、学校に入れられるというのは、子供にとっては、とても嫌なものだと思います。この気持ちをどうやって、ポジティブなものにするか?


これが、補習校に通わせるコツだと思います。


「いかに毎週補習校に通わせるか?」というのはまた次回書くとして、幼稚園の2学期、3学期を終え、無事に1組1番として、卒園証書をいただいた娘の姿を見るのは、感無量でした!

コンピュータを使う

うちは、共働きですが、私が子供を6:30までにお迎えに行きます。


その後、家に着いたら、私は夕食作り、娘は、補習校の宿題です。


主人は、7時半くらいに帰宅することが多いのですが、うちの娘は、主人が帰ってくるのが遅いと喜びます。



それは、なぜか・・・・・



・・・・いいえ、パパが嫌いなのではありません。大好きです・・・・



それは、



「パパの帰りが遅いときは、ご飯を食べながら、YouTubeで『サザエさん』を見ていい」



勝手に私が、そのルール、作りました。


「ご飯の用意が出来て食べ始めたときにパパがいなかったら、パパが帰ってくるまではサザエさんを見よう!」


と。


これは、自分が見たかったから、という理由ですが(笑)




うちは、キッチンにコンピュータが置いてあります。壁にかけてあります。


ご飯をコンピュータの前に置いて、Youtubeを見るんです。


最近のサザエさんはHDなので、画面いっぱいにして、ふたりで見ます。



これは楽しい。


アメリカで、サザエさんを見ながら、夕食。


毎日が、日曜日の夜気分!ニコニコ




YouTubeには、日本の番組が色々見れるのですが、「サザエさん」「あたしんち」みたいな「家族モノマンガ」は、日本語の勉強になります。


日本語が分からなくても、マンガなら、子供はじーっと見るものです。


以前は、「クレヨンしんちゃん」もみていました。


これも、OKにしました。


でも、私の世代からいって「サザエさん」のほうが楽しいし、日本語の勉強にもなります。

それに、「日本の家庭事情」も学べます。


あわよくば、漢字も学んじゃったりします。


(たとえば、『出来る』という字をみて、「あ、出来杉君(←ドラえもんね)とおなじ漢字!」と思う、など)



アメリカのTVを見せるより、親子で楽しめるし、勉強になるし、親も楽しいし。


1石3鳥、です。





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公の場で日本語を話させるには

先日、Plum さんから初コメントをいただきました!

ありがとうございます。音譜


Plumさんからのコメントの中に、


「学校に行き始めると、どちらかの言語しか話さなくなるのでは・・・」


というご心配をされていました。


確かに、よく聞く話の中に、

「子供が日本語が話せても、他人や友達の前では(恥ずかしがって)日本語を話さない」ということを聞きます。


それは、アメリカ人の子供の中ですと、別の言葉を話すと、


「何話しているかわからないよ~」むっ

とか、

「スペイン語か?」むっ

とか、

「変なの」むっ


といわれたことがあります。



「えっ、もしかして、日本語は変なのかも?」ガーン



と、娘が思った矢先に、毎回、間髪をいれず、このような話をしました。



「日本語は、アメリカ人は知っている人が少ないので、ママとのシ―クレット・コ―ドだよ。スパイみたいで楽しいでしょ。なんていったって、他の人がわからないんだから、おもしろいよね~」にひひ


「あのコは、言っていることがわからないから、ジェラスなのさ~」にひひ


「文句いうなら、その子ももうひとつ位言葉話せればいいのにね」にひひ


必ず、


「日本語が話せて、私はラッキ―ラブラブ合格


と思わせることによって、他人からのネガティブさを打ち消すようにしています。




時には、意地悪なことを私の前でいう子供も言います。


「あたたちが話しているのは日本語?中国語?まあ、どっちも同じだけど」むかっ


そんな子供には、私ははっきり言ってしまいました。


「日本語と中国語は違うわよ。私達は日本語を話しているのよ」グー


さすがに、他人の親に言われると、子供はひっこんじゃいます。


なんだか、こういう状況に会うと、「うちの子だけじゃなくて、その周りの環境も直さなきゃ!」


と思ってしまうワタクシ・・・・


それで、今後、言葉のことをネガティブに言わなくなれば、それでヨシ、ですからね。



なんてったって、娘が日本語を話すのを極力ポジティブにし、ネガティブさは、すぐに排除する、


これを徹底しました。


皆様もおためしください~



海外で「日本語」を話すのは、カッコいいのですよ、スパイみたいで(笑)





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小学生になってからの日本語取得は不可能か?

あるとき出席した「バイリンガル教育」について、その道のプロの方が言っておりました。


「4歳以上で始めたバイリンガル教育では、母語語にはなりえない」


・・・が~んガーン・・・



そのとき、うちの娘は5歳。


・・・あと1歳遅かったか・・・・・


・・・1歳ディスカウントしてもらって、5歳からでもOKですか?


・・・・・・

・・・・・

・・・

・・




しかし、プロが必ずしもあっているとは限りませんよ!みなさん!!!



6歳で始めた日本語教育、9歳でばっちり、日本語と英語どちらも話しますよ!


この間なんて、寝言が日本語だったもんね~ラブラブ!


     


  **************



もちろん、このプロの意見がまちがっているとは限りません。


ある意味、この人の話を聞いて開眼しました。


「んじゃ、二ヶ国語として、日本語をがんばらせるか!」


と。




1つのコトバが分かるようになると、説明も簡単です。


「What's Sara?」


といわれたとき、


「それはDish」


というだけで言いわけです。


簡単です。


お皿を探してきて「これこれ」と指を指せる状況にいなくても、説明できます。



たしかに、実際のお皿を見せて「これ=Sara(皿)」と教えるのが一番印象に残りますので、近くにモノがあれば、それを見せます。


印象に残るように、TVコマーシャルのようにお皿を見せたり、

ついでに、それを使って踊ってみて、ウケをとってみたりすると、ばっちり。


言語の習得に「笑い」はかかせません。にひひ


普段は結構まじめでシリアスな私の性格も、一つ単語を覚えてくれるならと、コメディアンに徹します。


このほうが、怒られて、圧力かけられて覚えるより、速いに決まっています。



みなさん、子供へコトバを教える際には・・・・・


体力勝負のコメディアンになるために、筋肉、体の柔軟性をつけましょう!


単語を使って、さっと歌を作れるソング・ライターになりましょう!


CMや主題歌などの日本の曲は、覚えやすい歌が多いものですので、それに替え歌してもOK!


それなら、その歌も覚えちゃうしね。



みなさん、ルースにいきましょう!





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「下ネタ」と「擬音語」

子供って、下ネタとかエッチなことには、すぐに反応しますね。


ウンチ

おしっこ

オッパイ


なんていう言葉はすぐに覚えます。



これは、いいコトバの勉強にいいネタ!



すぐに使っちゃいましょう!べーっだ!



お母さんが下ネタ(?)を使うと、異様に喜ぶ子供。


では、子供がトイレにいった時に、すぐさま、



母:「おしっこでた?」


娘:「What's おしっこ?」


私:「Peeのこと」


母:「おしっこ、し~し~し~」(と歌う)


娘:「笑 What's 『し~し~し~』?」


母:「し~」というのは、おしっこする音のことだよ」


で、はしたないですが、おしっこがでるマネをする。


娘、大笑い。


これで「おしっこ」と、「し~」という「おしっこが出る音」の2つを覚えた!


下ネタと共に、反応するのは、擬音ですので、これも覚えさせます。



ちなみに、うちの娘の好きな擬音は、「し~ん」=音がない、静かな状態を表す言葉。


「音がないときの音」って、おもしろいですよね~。



擬音語を覚えることによって、漫画も読みやすくなったようです。


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