Web系プログラマの独り言 -19ページ目

人間関係マネジメント

読者の皆様、いつも読んで頂いてありがとうございます。


最近、これがSEにとって必要な能力だなぁと痛感しています。
お客様の担当者と話しているけど、どうも要領を得ない場合などは、本当にその人とだけ話をすれば良いのか見極める必要があります。


担当者といっても、その人に権限がある場合ではなかったら、その人と1度決定を出しても後で度々ひるがえることがあります。仮に権限を持っていても、その組織の中で実際に力を持っている人間が他にいる場合もそういうことが起こります。お客様の中で誰がキーマンなのかを見つけるのはとても大事です。


あと、前の日記でも書いたのですが、お客様の中で誰と誰が仲が悪くてコミュニケーションが滞っていて、それを仲裁するためには誰にどう働きかければ良いのか?
という点であったり、とにかく人間関係を素早く見抜いて対処方法を考える力がとても大事だなーと思います。


これに気がつくことができなくて、技術スキルだけ高くてもひたすら空回りを続けるだけになってしまいます。私は技術スキルがそれほど高いわけではないのですが、このヒューマンスキルが足りてなかったために最近空回りすることが多かったような気がします…。


就職活動をしていたとき、「コミュニケーション能力って何?」という疑問をよく持っていましたが、あぁなるほどと納得する日々です。今就職活動を始めたら、結構的を得たことを言えるような気がするなぁ…あの頃は何も分かっていませんでした。

「分からない」はどこが分からない?

読者の皆様、いつも読んで頂いてありがとうございます。


誰かに何かものを説明したとき、「何を言っているか全然分からないよ」と具体的な点があまりない批判や指摘をされたことがありませんか?


私はとてもたくさんあります。そして「一体どこが分からないんですか?」といって説明してもらっても尚のこと何が分からないのかイマイチつかめない。こういう場合、2つのパターンがあるんじゃないかなぁと思います。



1.本人も何が分かっていないか分からない

あまりにもたくさん分からない点があり、聞いた直後ではそれを列挙できるほど整理する余力もない状態でス。説明をする相手が自分よりもその分野について圧倒的に知識が足りない場合はこうなるケースが多いように思います。


2.説明した内容が、聞いた人が持つ考え方のモデルにそぐわない

これは逆に、話し手よりも聞き手の方が知識がある場合によく起こります。考え方のモデルとというのは、例えば報告書であれば、「背景」-「問題」-「原因」-「解決策」-「効果」などのおさえるべきポイントがあり、それに説明された内容を落とし込もうとするのですが、この作業がうまくいかないとき、「分からない」と発言されるのです。別の例で言うならば、全ての事柄をロジックツリーのような木構造で表そうと考えている人から見た場合、説明された内容のどれとどれがツリーの上位概念で下位概念で、どれとどれが並列なのか?という具合に整理できないときに「分からない」と言われます。



1の場合は、前提となる知識を時間をかけて説明すると分かったりします。


2の場合は、まず相手の考え方のモデルがどうなっているのかを探る必要があります。それを探るためには、

「何か足りてない点があるのでしょうか?」
「どのように整理すれば分かりやすいでしょうか?」

という質問を投げかけていくと聞き手の考え方のモデルが徐々に明らかになっていきます。


自分が「分からない」と誰かに指摘するようになったときも、この点には気をつけたいものです。

きっと向こうが検討してるんじゃないかなぁ?

人間のこのような認識がプロジェクト破滅への火種を巻くことがとても多いです。
過去に私が関わったプロジェクトも、現在関わっているものも、この手のトラブルでてんやわんやになります。


「ちゃんと仕事してないだけじゃん!」


と言ってしまえば確かにそうなのですが、これが本当になくならない。
典型的な例としてはこんな感じです。



あるプロジェクトには5つのチームがあります。それぞれのチームはチーム内だけで進められるタスクもあれば、チーム間で協力しなければできないタスクも多く抱えています。しかしチームAとチームBのリーダーは仲が悪い。各チームのリーダーが集まるミーティングでも、ここのチームリーダー同士が協力しなければならない点についてはなかなか議題にあがりません。このとき、チームAとチームBのリーダー同士は、お互いの共通部分についてはきっと向こうがやってくれていると考えています。


「お互い話に出すのはなんとなく億劫だし、言い出したら自分がやらなくてはならないのでは…他の仕事で忙しいしな…」



という具合です。
他のチームのリーダー達も、それぞれのタスクに追われていてケアをする余裕がありません。その結果、その部分のリスクが蓄積し表面化する。そしてそれがプロジェクトのボトルネックとなって全体が遅延、手戻りも多く発生し一気にデスマーチへ…。

こうした事態を少しでも防ぐのがプロジェクトマネジメントなのだと思いますが、毎回どこかしらでこういうことが発生して火種になってしまいます。

難しい…。